- [著]Jean Webster
- カテゴリ:
- ペーパーバック (185頁)
- ISBN:
- 0140374558
- 発売元:
- Puffin (1995/06)
- 定価:
¥ 604 (税込)- 価格:
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テレビアニメでも見ましたが!
小学校低学年のときに日曜夜テレビアニメで見ていたので、すでにストーリーは把握したつもりでした。しかし、高校生のときに初めて小説を読み…。読んでいて最後まで足長おじさんが誰か分からず、「いったい誰なんだろう…」と主人公と同じペースで思いを巡らせていました。最後の最後でその正体明かされたときに「!!!」とびっくりしました。とてもわくわくしながら読み終えました。母に、「あんたは幸せね。」と言われました。
足長お父さん
孤児が幸運をつかみながら、それだけではなく、努力によって得ていく人間性。
最後はハッピーエンド。
学園で起こすどたばた喜劇。
挿絵のかわいさも作品の一部だと思う。
ps.
原作のDady Long Legは、足長お父さんという意味ではないだろうか。
あしながおじさん(dady long leg)が好きなら、
続(dear enemy:拝啓 敵さん)も気に入ると思う。
作者は、マークトウェインの姪の娘とのことである。
作者が自分の子供を産んで、すぐに亡くなったのは、あまりにも悲しい物語。
作者の自伝があれば読みたい。
日本語の訳本と比べると、
日本語の方が面白かった!!というのが正直な感想です。
自分でもその印象にびっくりしました。
日本語だと、語尾など、感情がさらに付き易いからかもしれません。
私が小さい頃から持っているのは坪井郁美氏訳のものですが、娯楽としてちょっと読み返すには、そちらのほうが『ジュディ』に会える気がします。
名作を実感☆
名も知らぬお金持ち「あしながおじさん」の援助により、孤児院から大学に行くことができたジュディ。援助の条件に、作家になることと手紙で日々の様子を知らせることが義務づけられた。
あしながおじさんに向けた手紙のみで語られる、ジュディの生活は、生き生きと描かれていて、とても面白かったです。
アニメの名作劇場でのあしながおじさんは見たことがあったけど、少しイメージが違いました。
原作の方が大人っぽくて、やっぱりアニメは子供向けに変えられていたんですね。
手紙ではジュディの快活な性格からのユーモアと、孤児という立場からの苦悩もちらついています。結構見どころなのは、締めの言葉。名前の前にある一言は、結構面白いです♪
あまり友人やその他の人については細かく出てこなかったけど、子供の頃見た名作劇場が地盤にあり、イメージしやすかったので、そこら辺も楽しく読めました。
大人になっても全然楽しく読めましたが、子供の頃に読んでいたら、もっと楽しかっただろうな、と思いました。
名作って凄いなぁと改めて感じさせられたほど、面白く読めました!!
短足おばさんの話
この本を英語で読むとなると、子供向けの本ではないことにすぐに気がつくはずです。
時代が日本で言えば明治の終り頃の話で、使われている言葉と同様に社会環境も現代とは大きく違います。
ラテン語やフランス語が平気で出てきますから、この本をすべて理解するには私には不可能です。
そればかりか、話に比喩や婉曲話法が多く、本の内容が字数の倍くらいあるような気がします。
どう考えても日本語には翻訳不可能な部分も当然出てきます。
そんな部分に出くわすと、訳本ではどう訳しているのだろうと、そちらを読んでみたいような、見たくないような変な気持におそわれます。
ただ書いてあるとおりに日本語にしたのでは、意味が判りません。
だから読んでみてください、そこが判れば本当に面白いです。
私事ですが亡くなった私の母もこの話と似た体験をしています。
家が貧乏で行けないはずの高等女学校に特待生で入学できました。
周りは金持のお嬢さんたちばかりでずいぶん苦労したらしいです。
ある時母に「あんたから聞いた社会主義の話は少しおかしい、いったいどこから仕入れた話だ」と聞くと「足長おじさん、あの本は良い本だ、機会があったら是非読んでみて」と言われたのがこの本を読むきっかけです。
母の時代は戦時下でしたので、東北大学などにはとても行けそうになく、そのせいか最晩年まで女学校を出た話さえ封印していました。
この本を読んでいると、話の一つ一つが母の経験と符合して何度も先が読めなくなりました。
知っているよ、じゃ、なくて
この本の話をすると、大概のひとが、知っているよ、と、答える。
ほんとうに読んだことがあるのか確認すると、その答えは、ないよ、なのに。あまりにも有名すぎて、あらすじだけ知っていたり、読んだ気になっていただけだったり。
知っているよ、じゃ、なくて。
きちんと最初から、読んでください。
ジュディを正面から、見つめてください。
きっと、大好きになるから。
いまから百年近く前に書かれたとは、信じられないほど生き生きとしたこの少女と、あなたもきっと友達になれるから。
改めて感動!
小学校の頃、読んだ覚えがあったのですが、引っ越しでどこかに
無くしてしまって、そのままになっていましたが、この文庫を読んで、
改めて感動してしまいました。
初めて読んだときはジュディは「おおきなおねえさん」だったのに、
いつの間にか抜かしてしまって、初めて読んだときとは違った感動を
味わうことができました。
(いつの間にかジャーヴィス・ペンデルトンのような年になっていたので…)
一人の少女が成長していく様を、作者の文学感を交えて瑞々しく描いています。
ジュディが語るように「自分の知っていることを書くことが最も感動を与える」
というのは本当にその通りです。ジュディとは全く境遇の違う作者ですが、
「真実を創作する」事の大切さを自分に言い聞かせているようですね。
ウェブスターがこの作品を仕上げて数年後に亡くなってしまったのは本当に残念なことです。
(続・あしながおじさんも残してくれましたが)
現在を生きる
主人公のジュディが、生きることについて言及している箇所がある。
一秒一秒を楽しみ、しかも自分が楽しんでいることを自覚すること、今のこの瞬間から最大限度の喜びを探し出すこと。
疲れていたり、哀しい気分のときはなかなか、そこまで心がけられないけれど、時々このフレーズを思い出す。
手紙の内容や、挿絵も可愛い。誰かに手紙を書きたくなる。
いつでも何度でも、ふと読みたくなる温かさと優しさ
小学生の頃、同じ作品を読みました。最初は児童向けのものを。
次に「名作劇場」でアニメ化された時の装丁で、『あしながおじさん』と続編を文庫版で読みました。
中学生頃までは熱心に読み返していたのですが、その後はふっつりと読むきっかけを失くしてしまい、何年も経ってしまいました。
昨今の海外児童文学ブームの中で、ブームと関係なく何世代も前から世界中で愛されてきた児童文学作品たちに、大人になってしまったけれどもう一度出逢いたいと思い、改めて購入しました。
名作といわれる作品が持つ凄さ……時代や流行、言語の違いに関係なく伝わってくる、作者の温かい優しい心が、私の子供時代そのままに、そこに存在している事に感動しました。
主人公のジュディ、あしながおじさん、学校の友人たち。全ての人物に作者の愛情が惜しみなく注がれ、変わらない温もりの世界がこの本の中にはずっと息づいています。
作者直筆のイラストから直接伝わってくるのも、この作品世界が持つ優しいユーモアと愛情で、現代社会に疲れた精神を癒してくれます。
いつでもどこでも何度でも、変わらないこの「場所」。続編も読んでみてはいかがでしょうか?
子どもが読む本とはいうけれど・・・
daddy long legs はいわずと知れたあの「あしながおじさん」の原作です。な~んだ、小学生のころで読んだよと思ったあなた!!もう一回読んでみましょう!!ふとしたことから、孤児院をでて大学に進学させてもらえることになった主人公ジュディの成長ぶりを綴ったただのシンデレラストーリーと思いきや、そんなものじゃないのだ!!この作品は!!この本を読んでいると主人公ジュディの人生観みたいなものがひしひしと伝わってきて、生きる元気が沸いてくるのです。するどい批評のなかに含まれるおもわずぷぷっと笑ってしまうようなユーモアも必見。英語もさほど難しくないので、ぜひ原文で読むことをお勧めします。さいきんなんだか刺激がなくてつまらね~という人、自分って世界で一番不幸な人間なんちゃうか~とか思っている人、受験勉強やってらんね~と思っている人、ぜひ読んでみるべし。
ちょっとばかし余談ですが、daddy long legs ってあしながおじさんって訳されていますが、実はあの昆虫のガガンボのことだって知ってました?まあでもdaddyはお父さんという意味でも使うから、ガガンポのように足が長いお父さん(おじさん)という意図を込めて著者ウェブスターはネーミングをしたと思うんです。かなり高度な掛詞ですよね。
