- [著]Barbara Cooney
- カテゴリ:
- ペーパーバック (32頁)
- ISBN:
- 0140505393
- 発売元:
- Puffin (1985/11)
- 定価:
¥ 902 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 732 より
永遠なるものの象徴
皆さんは、無人島にひとつだけ何か持っていけるとしたら?
という質問にどう答えますか?
ナイフ、食料、ライター、本…??
この本を読んでずばり答えが見つかりました。
それは、特にルピナスでなくともよいけれど、’植物のタネ’。
生物のように簡単に滅びない気がするのです。
誰か私に質問してくれないかなぁ…
クーニーさん画「おもいでのクリスマスツリー」もおすすめ。
静かな力強さを感じる本
子供の頃は名前で、大人になってからは苗字で、
そして晩年は「ルピナスさん」という呼び名で皆に
親しまれる存在となった1人の女性をめぐる物語。
大切なことを次の世代に受け継いでいくことの
すばらしさを、静かに力強く伝えてくれます。
透明感溢れる水彩画が美しいです。
おとなからこどもへ伝えたいもの
この絵本は独身時代、瞬間的に魅了されて買いました。透明感があって、主人公のイメージそのものを思わせる絵だと思います。今、結婚して二歳の娘がこの本を気に入っています。二歳にとっては長めの文章なのに。でも、静かに聞いています。世界を美しくするって、私たちにとってどんなことだろうなと考え、同時に娘にもこの絵本を通して人生の価値基準がよりよいものとなってくれたらなと思います。限りなく優しいクーニ─のイラストと深みのある内容で、読者の心も優しくなれるお勧めの絵本です。
歩く姿勢の気持ち良さ
勿論、日本語版でも良いのですが、画像の付いたこちらで書かせて貰います。表紙の画像を拡大してみて下さい。小高い丘の上を歩いている初老の女性、彼女こそ、この絵本の主人公、Miss Rumphius です。そして、颯爽と、あるいは飄々とひとりで歩いている、この姿勢。これこそ、この作品のメッセージそのもののような気がします。この表紙画に本源的な気持ち良さが感じられるのは、この画に穏やかな海の風が描き込まれている、ただそれだけのせいでは決して無いように思います。Miss Rumphius の、生き方、歩き方、その姿勢、それが殊更この作品を清々しく感じさせてくれているようです。一度手に取って、この作品のこの気持ち良さをぜひ感じていただきたいと願います。
子供でも大人にも
伝記なんかを読むよりも、おすすめです
私が好きで買った、クーニーですが、なぜだか子供が大変気に入り、何度となく、読んでと持ってきます。
なんとなく、一回読んでおしまいの本が多い中、何度読んでも味わい深い本。大人の女性にもお勧め。流れるようなときの流れをうまく閉じ込めています
絵がとにかくきれい!
クーニーの絵は大好きです。
昔買った本ですが、今でも大切に取っておいてあります。
原画も見に行ってさらに感動!
ストーリーも素敵です。
最後の方に、花でいっぱいになるシーンがあるんですが、一番お気に入りの絵です。
気になったので
こちらはバージニア・リー・バートン作です。バートンも優れた作品をいくつも残しています。
クーニーのなかで「miss Rumphinus」は一番のお気に入りです。私はどんな人生を送りたいのだろうか、と考えさせられます。
自分の人生を生きる
本の表紙がアップされていないのがとても残念です。この表紙を見てもらえば、この本のよさが伝わるのに…。絵本にも、色々な種類の絵がありますよね。漫画チックなもの、シンプルなもの、写実的なもの、等等。この絵本の絵は、やわらかくて優しい絵です。
本のタイトルにもなっている、ルピナスってご存知ですか?ルピナスは「昇り藤」とも言うそうですが、この名前のとおり、藤の花が逆さまになったような花です。この本の主人公のルピナスさんの本名はアリス・ランフィアスですが、ルピナスが好きなために、「ルピナスさん」と呼ばれるようになります。
ルピナスさんは、子供のころにおじいさんと「大きくなったら遠くに行く。おばあさんになったら海のそばの町に住む。世の中をもっと美しくするために何かする。」という三つの約束をしました。この本には、その約束を実行したルピナスさんの人生の軌跡が描かれています。ルピナスの花の色には赤・青・白などがあり、ルピナスさんの人生のそれぞれのステージも、これらの色によって描き分けられています。おじいさんの愛に包まれた暖かな「赤い」少女時期、世界を駆け巡る快活な「青い」壮年期、病に着く孤独な「白い」中年期。子供たちに囲まれる穏やかな(再び巡ってきた)「赤い」老年期。ルピナスさんのそれぞれの時代がルピナスの花の色に寄せて、きれいに描かれています。
絵本というぐらいですから、一般的な本に比べて、絵の比重がその良さを語るのにとても大きな位置を占めていますよね。この本は、絵も、本(内容)もそれぞれ素晴らしいです。これから、自分の人生を開拓していく女の子達に是非読んで欲しいなあと思います。
こころにとめてほしいうつくしさ
はじめてよんだときには、地味な本だし、子供受けしないのでは?と、あまりほしいと思いませんでした。でも、なにか心に残っている。そのまま数ヶ月がすぎて、友人から「この本がすきなのよ。よんでみて」とすすめられたのが2度目の出会い。子育てをしていて、子供が大きくなるにつれ、また社会情勢がなんだか厳しくなってきているように感じるにつれて、よけいに、この本の美しさが、心に響いてきました。これから、子供が本音と建前をおぼえ、世の中にまじわっていくうちに、何らかの葛藤をおぼえることもあるでしょう。が、「この本がおはなししてくれた美しさ」を、彼等の心にもとめておいてほしいと思います。
バーバラ・クーニー―最高の絵本作家
バーバラ・クーニーは、その絵と文の洗練さで、読む人を感動させる、本当にすばらしい絵本作家です。その優しい、繊細な人柄がよく絵に表れている気がします。日本では「ちいさなおうち」が知られているようですね。私は小さい頃に読んで、今でも大事にしています。
彼女は絵本の中に、季節の移り変わりや人が大事にしてきたもの、人の希望や生きるということを、読んだ人を優しくさせる何かをちりばめている、読むたびにそう感じます。小さい子供達、そして人生を美しいもので振り返りたい、そんな女の方に特にお勧めします。他の本もぜひ読んでくださいね。
