- [著]Richard Cook
- [著]Brian Morton
- カテゴリ:
- ペーパーバック (1728頁)
- ISBN:
- 0141014164
- 発売元:
- Penguin USA (P) (2004/10)
- 定価:
¥ 3,748 (税込)- 価格:
- ¥ 4,498 (税込)
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Jazz本のバイブルです。
私は1st editionから改訂毎に楽しみにしている本です。 他の方も書いているとおり、改訂毎に購入する必要はないと思いますが、日本にはコレに匹敵するJazzガイドは見つかりません。 注意する点は、これは'Jazz'のガイドブックなので、'fusion'のアルバムは載っていないか評価があまり良くありません。 fusionを中心にコレクションをしている方には合わないですが、Jazz、特にBebop以降のストレート・アヘッド、Blue Noteあたりを中心にコレクションしている方、これから集めようとしている方には最適のレビューが載っています。 参考までにMiles Davis、John Coltrane等のアルバムは総じて高い評価で書かれています。 が、ページ数がハンパでないのでマイナーなJazzアルバム、ミュージシャンまで多岐に渡ってカバーされています。 Strongly recommendedです。
5th edを持っている人は星2つ
二人の著者のスタンスがハッキリしていて首尾一貫しているので、その意味で非常に信用できるガイドです。ジャズ入門には向きませんが、10枚くらい自分でJazzのCDを持っていて、これからもっといろんなJazzを聴いてみたいと考えている人には、日本語・英語を問わず一番お勧めできるガイドです。
しかし若干の問題はあります。まずイギリスの著者達が、現在彼の地で手に入るCDだけを対象としていますので、日本やアメリカでは発売されているのに掲載されていないケースが時々あります。同じ理由から、CD化されていない作品もまったく扱われていません。そういう意味でもっと網羅的なガイドが欲しい方には、All Music Guide to Jazz: The Definitive Guide to Jazz Musicを推薦しておきます。ただし一長一短で、こちらは複数の著者がバラバラに書いているので、同じミュージシャンについてでも作品によって評価の基準が違っているケースがしばしばあります。
Penguin Guideのもう一つの問題点は、最新の改訂(2003年発売の第6版)がこれまでの改訂に比べて時間がかかっただけでなく、どういう事情かは知りませんが、第5版以降に発売されたメジャーな作品がかなりたくさん抜け落ちていることです。この本を持っていない方にはぜひ購入を勧めますが、第5版を持っている方が最新の第6版をあえて購入するメリットは非常に限られていると思いますので注意してください。
信頼できるガイドブック
良くできているガイドブックです。 アーティスト毎に、現在入手可能なCD(のほとんど)が年代順にあげられていて、丁寧な説明がついています。ページ数が非常に多く、CDのジャケット写真はないので、文字の情報量は日本語のガイドブックとは比較になりません。1枚1枚をきちんと聴いていないと書けないようなコメントが多く、たった2人の著者で、古典から前衛まで広い範囲をカバーしているのには驚かされます。 日本では50年代の限られた範囲のジャズに興味が集中しているので、作品を見る視点がおのずと狭くなっているのでしょう。日本語のガイドブックでは見ないような的確なコメントをみると、視野が広がる思いがします。このガイドブックを使うようになって、聴くべき音楽がもっともっとあることを実感しました。 ペンギンの本ですので、アメリカのジャズはもちろん、ヨーロッパのジャズも多く取り上げられています。もちろん、イギリスですから、北欧や東欧、イタリアなどのアーティストはそれほど詳しくありません。また、フリージャズに対する評価は他のジャンルに対する評価よりも若干甘いように(個人的には)思います。(ここら辺は、ヨーロッパでのジャズの評価がわかって興味深い。) これからジャズを聴き始める人には向きませんが、少しジャズを聴いている人あるいはそれ以上の人が、辞書のように使って、さらに聴く範囲を広げていくには非常に信頼できる本だと思います。
