- [著]A. J. Thomson
- [著]Av Martinet
- カテゴリ:
- ペーパーバック (384頁)
- ISBN:
- 0194313425
- 発売元:
- Oxford Univ Pr (Sd) (1986/07/31)
- 定価:
¥ 2,299 (税込)- 価格:
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文法を学ぶならまずはこれ
英語の根幹を成す文法や語法を簡潔な例文を挙げて説明している。冠詞、名詞、形容詞、時制、関係代名詞、不定詞、仮定法、受動態などの項目に分けられているので、知りたい文法事項がどこにあるかが容易に分かる。説明は平易なので英英辞典を読める人ならば十分に理解できる。内容は幼稚すぎず、かといって専門的過ぎずにちょうどいい。文法の入門書として適当である。ただ、欲を言えばもう少し図を使って視覚的に説明してもらいたかった。例えば、anotherとotherの違いなどは説明を読むだけでは理解しづらい。また、随所に出てくる文法用語の解説を付けて欲しかった。
日本の文法書との違いを実感
いいと思います。日本の文法書、例えば「ロイヤル英文法」らと比べると、そこまで細かいことを書いていません。
文法の捉え方がちょっと違うのか、この本が「Practical」と銘打っているからなのかよくわかりませんが、英語圏の視点から見た文法が見えてきます。
塾で高校生に教えたりするときは、やっぱり日本の参考書のほうが使いやすいのかもしれませんが、この本のほうが納得して捉えられます。「この本に書いてないなら別にいいんじゃん?」とも思ってしまいます。Oxford University Pressの文法書だから、信じて参考に出来ます。
巻末のPhrasal verbs特集も役に立ちます。
文法はこれでばっちり
ある程度の語彙がある人には最強の文法書ではないでしょうか。
はっきりいって、私は日本語で書かれた英文法書が苦手。出来れば使いたくないし、実際ほとんど使わない。それもあって、この本とEnglish Grammar Usageは手放せません。
詳しいが理解しやすくはない、つまりあまり実用的でない?
留学以前に、日本語で書かれた文法・語法本(受験用ではない)を何冊も読み、さらに洋書のものもいろいろ読んた(この本は参照以外に3回は“精読”した)。 アメリカへは、この本とPractical English Usageの2冊のみを持ち込み、当時自分の英文法はネイティブ並と思っていた。 が、提出したペーパーで「if」の使い方(=if+現在、if+過去の使い分け)がおかしいと教授に指摘され、早速「if」の項を2冊で調べたが、なんとなくわかったつもりで結局「あいまい」なままだった。 文法通と思っていた私でこの状態なので、初・中級者がこの本で文法の細かいニュアンスを学ぶのはかなり難しいのでは? ちなみに、その時の問題は帰国後に書店の英会話コーナーで見つけた「仮定法」のみを扱った「軽そうな」本(もちろん日本語)を1冊読んで難なく解決した。 それ以来、微妙なニュアンス等は日本語でじっくり解説したほうがわかりやすいのではと思っている。
高校英語の呪縛からあなたを解放する
この本で、文法はあなたのお気に入りの分野になるでしょう。日本の一般的な参考書では全く説明されていない、if節の簡単な理解の仕方、時制の一致のシステムと、副詞節の時制との違いなど簡単に理解できます。(誰ですか、名詞節では必ずwillを使うと丸暗記している人は?)
大学生や社会人で、高校の文法参考書で必至に学習している人を見かけるたびに、この本の存在を教えてあげたくなります。
日本の英語文法書は、あくまでも受験の為に作られています。そこでは、肝心な所は統べてまとめられ、ただ暗記する為のものになっています。日本の英文法書では、英文を書く、英文を読む、英文を聞く、話す、といった自然な言語としての英語を学ぶ事が出来ません。(英語教師でも日本の参考書しか読んでいない人がいるので、ビックリします。)
ロングマンの英英辞書をつかっても、ストレスがたまらない語彙(2000語)がある、と言う人にはこのような文法書のほうがずっと役に立つと思います。 日本の英語は明らかに、受験に支配された感がありますし、TOEIC/TOEFLの為の文法書と言っても高校レベルの文法では全く分からないような、難解な説明ばかりある本で溢れています。
付け加えると、この本は高校レベル/中学レベルの文法を、イギリスの英語文法/英語教授法のプロが外国人(私達)の為に書いてくれた本なのです。 その本が日本でこの程度の知名度と言うのは全く不思議としか言い様がありません。 「本当の情報」が日本の書店には欠乏しているのでは無いでしょうか? 最後に、新しもの好きに忠告(私もそうでしたが)。
この本は1985出版とありますが、初版は1960年からあります。そして、それが意味するのは40年近く経ったいまもその内容は新鮮さ、内容の親しみやすさと深さで他の文法書を未だに圧倒していると言う事です。 姉妹本にPractical English Usage(使い方のみに集中した文法書)があります。
唯一この文法書と比較できる日本の参考書は私の知る限りでは「英文法解説」金子書房くらいですが、それでもやはり「受験」の呪縛からは解放されてはいません。(著者の江川氏はA Practical English Grammarの作成に力を貸されている人です。) 英語はもっと楽しい事を、受験を通り抜けた学生ト社会人達が新たに発見することを祈ります。
