- [著]Henry George Liddell
- カテゴリ:
- ハードカバー (914頁)
- ISBN:
- 0199102066
- 発売元:
- Oxford Univ Pr (Txt) (1945/12/31)
- 定価:
¥ 4,939 (税込)- 価格:
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すごく便利な辞書だけど、くさい
ぼくの買った版だけなのかもしれませんが、紙質が問題ある辞書です。
洋書にときどきある、あのうんこくさいタイプの本です。
鼻を近づけてかぐと別にくさくないのですが、ふつうに辞書として使うときぷ〜んとにおいます。
尻をよく拭かないタイプの人の尻のにおいのような、或いは、秋にイチョウの木から落ちたぎんなんのような、ぷ〜んとうんこくさい紙です。
この辞書を引いていて吐き気がすることがよくあります。
紙がくさいのかインクがくさいのかはよくわかりませんが、
初めてこういう本を買ったときは、ぼくは「誰か悪意ある人がこの本にうんこを塗りたくったのではないか」と妄想し、
穢れた本として物置によせたものです。
その後、何度かこういう本に出会い、外国にはこういうタイプの本が存在するのだと認識するようになり、
今では物置によせたりすることはありません。
でもにおいがほかの本にうつらないように、離れたところに置くことにしています。
くっつけて置いてると実際においがうつりますよ。
また、辞書本体もくさいですが、表紙カバーの紙はもっとくさいので、外して捨てることをおすすめします。
絶対必要
初等文法を修了された方には必携の学生辞書。ゼミへ行けば大抵の人は持ち込んでいて、汚れ具合でその人の学習進度まで一目で分かってしまうという、大変怖い本でもあります。もちろん希英辞典ですから英語に不慣れな人には少々荷厄介です。そこで大学書林の『ギリシャ語辞典』などを参照する人も出てくるのですが、文例は豊富なものの個人的に持つには少々お高い代物ですし、註釈付原典が特定のイディオムを説明するのにLiddell & Scottの項目を頻繁に指定することを考えると、やはり積極的にお奨めはできません。このIntermediateは語彙に多少偏りがあると言われていますが、三大悲劇詩人の作品やプラトンを読む程度ならまず困りません。文例も豊富で、今調べている原典の文章そのものが直接引用解説されている、などということもしょっちゅうです。これから長らくギリシア古典に親しもうという方は、ぜひお求めになって使い潰して下さい。
ただし、欠点というほどではないのですが、List of Abbreviationが不完全で、項目説明に使われる略号の意味が時々分からないことがあります。また、どういう訳か長音記号が記載されていたりされていなかったり、またisk現在形を持つ動詞の中でエータの後にiskが続くものでは必ず「下書きのイオータiota subscriptum」が省略されているので(ex. thneisko→thnesko)、とまどうこともあります。一方で、多くの項目にはラテン語の対応が示されているなど、細かい工夫も目立ちます。最初は何気なく読み飛ばしていましたが、あとでラテン語を学習する時になって、語彙増強に役に立ちました。
中トトロ
となりのトトロで言うところの中トトロにあたるのがこの辞書です。
手頃な大きさで持ち運びにも便利、しかもよほど特殊な名詞や動詞が使われているものを読まない限り、この辞書で十分間に合います。
仮に、大、中、小、三つの希英辞典を持っていたとしても、メインで使うのはこの辞書になるでしょう。
文法書、概説書に慣れたらどうぞ。
つまり、初めて原書を辞書を引きながら読み進もうという方なら、この辞書からはいるのがいいと思う。プラトンを読むのにわたくしははじめは先輩にいただいたAbridgedを使っていた。しかし、どういうわけか使いにくかったので、半年後にこの辞書にしたら、はかどるようになった。いきなり語学力が上がったとは思えないので、辞書のおかげだと思う。当然新約聖書や、セプタギンチュアはこれで楽勝。
ただし、英語よりも、フランス語やドイツ語のほうが得意、という方にはもちろんお薦めいたしません。ギー仏、ギー独、の辞書のがいいのではないでしょうか。
第一級の古典ギリシア語学習用辞典
この辞典は、かなり良くできた辞書で、バランスがうまく取れています。また価格も、確か三十年前には、7千円程度したはずですが、諸物価の上昇とは反対に、安くなっています。名辞書が、この価格で手に入ることは、たいへん喜ばしいことです。ただ、この辞書は、古典ギリシア語アッティカ方言と、新約聖書コイネーギリシア語の単語を中心としています。元々、プラトンなどアッティカ系哲学の著作や『新約聖書』を読むための基礎辞典として編集されたものだと思います。また、そうであってもあくまで学生用で、この辞書ですべての単語や語義がカバーされている訳ではありません。ホメーロスの叙事詩や、イオニア方言での文学や著作を読むには、この辞書では、無理があります。そのためには、ホメーロスのギリシア語の参考書などが別個にありますが、アッティカ以外の方言形も、この辞典はカバーしているとは言え、見出し単語の数で限界があります。サッポーの詩などは、この辞典では、出てこない単語がかなりあります。理想的には、この辞典の元の本である、本来の大辞典、つまり『 A Greek-English Lexicon (Liddell and Scott) 』が必要になります。無論、古典ギリシア語を「学ぶ」という目的だけであるなら、この「Intermediate」で十分ですが、しかし、更に、様々な書物を読もうとすると、やはり大辞典が不可欠になります。しかし、大辞典は、たいへんな大きさ・分量で、重くて、しかもページの紙が薄く、非常に引きづらいという問題があります。実際には、古典ギリシアの著作を読もうとすると大辞典が必要になるということは自明前提として、しかし、学習用辞書として使う場合、確かに優れた辞典です。何よりも、ほどほどの大きさで、引きやすく、読みやすいです。古典ギリシア語学習用辞書としては、第一級の辞典です。
古典ギリシャ語を習うなら必須
古典ギリシャ語→英語辞書。この中級版は値段もお手頃で、内容も充実しているので、古典ギリシャ語学者でない限り、この辞書さえもっていれば、怖いものなし!
