ずいぶん昔に読みました。
[No.11] posted by Book Lover
ずいぶん昔に読んだので詳しいことまで覚えていませんが、タイトルをみてすぐ購入したことは覚えています。主人公は2つの性を持って生まれてきました。彼を取り上げた医者の判断で女の子として育てられることになりました。子供の頃は美少女だったのですが、年齢を重ねるうちに自分は男だと強く感じるようになります。それに家族の歴史が絡められ進んでいきます。寝る間を惜しむというほどではないかも知れませんが、読んで損をしたとは思わない本です。
ギリシャ移民がアメリカに根付く過程
100.0% (2 / 2)
[No.10] posted by Heelo
両性具有者の成長記というよりも、ギリシャ系兄妹のアメリカへの駆け落ちと、この移民家族がどう異国で根を生やし生き延びていくかに本書の魅力があった。特に50−70年代の戦後経済ブーム、人種差別、カルトの興り等を、等身大の移民家族の目から描写しているのが興味深い。加えて、随所がコミカルで読み易い。個人的に祖父母カップル(レフティとデスデモナ)に想い入れが強いので、終盤のカリーの成(性)長期は(主役のはずなんだけど)印象薄くサラッと過ぎてしまった。両性具有に関わらずも、面白味のある一冊です。なぜかデスデモナが『百年の孤独』のアースラを思い出させた。やっぱりばーちゃんは強い!
リアルなフィクション
100.0% (2 / 2)
[No.9] posted by いっちーご
ギリシャ系アメリカ移民の数十年にもおよぶ長い物語です。祖父母の時代が丁寧に描かれていますが、主人公が主春期に両性具有という事がわかる衝撃的な出来事にはかかせない長い序章だと思います。戦火を逃れての移民、秘密を抱いたままの結婚、禁酒法、自動車産業、暴動、麻薬、揺れるアメリカを背景に主人公が語るストーリーは529ページという長さにも関わらず楽しむことができ、エンディングもひねりが効いていたと思います。
Amazing
50.0% (1 / 2)
[No.8] posted by sancho_m1112
Middlesex is an extremely well written novel based on gender confusion and the fascinating recount of the history of a family. This book kept me reading during my every free moment, even when I had the opportunity to read one or just a few pages. This is a great book which any reader will have difficulties putting down for a moment.
Also recommended: THE USURPER AND OTHER STORIES, VIRGIN SUICIDES
物語の魅力を存分に味わって下さい
100.0% (8 / 8)
[No.7] posted by ベック
豊穣な物語世界を堪能した。これぞ小説を読む醍醐味というものだ。アメリカに渡ってきたギリシャ系一家の三代にわたる長い歴史。ユージェニデスは、そこに近親婚と両性具有という稀有な、それでいてかなり魅力的な題材を盛り込んで、今までにない壮大なサーガを描き上げた。
本書は物語を楽しむ物語だ。ギリシャという古風な因習を引きずって、新世界に溶け込み切れない愛すべき人たち。どこかアジアの民族とだぶるギリシャの人たち。登場人物はみな魅力的だ。物語の魅力を存分に味わって下さい。
冗漫さがアメリカ文学らしい
22.2% (2 / 9)
[No.6] posted by ひろくん!
驚くほど遠まわしな表現がえんえんと続くのは、やや閉口する。いくら文学的で美しい描写でも、語彙の多い表現能力の高い日本語への翻訳はなかなかなじまない。
それでも3世代に渡る赤裸々な一家の物語は、オマージュのように構成された文学芸術の新たな可能性を、衰退した日本文学の世界に生きる現在の我々に、新鮮な驚きとともに気づかせてくれる。
これが日本で発表されていたとしても、ファンタジーノベル大賞はきっと受賞していただろう。
ピュリッツァー賞受賞作。
40.9% (9 / 22)
[No.5] posted by ヤヤー
これがフィクションとは俄には信じられないほどに、
登場人物の心情や家族の歴史が、カリオペ/カルの口を借りてこと細かに語られる。
その数奇な運命に、必ずや心を奪われるだろう。
これはもう一大叙事詩だ。
ぐだぐだしたレビューは不要だ。
とにかく、読んでいただこう。
Middllesex
[No.4] posted by h-maru4
アメリカはいろいろな人種が集まってひとつの国家となっている。それぞれの祖先の歴史はどれも面白い。でも人の死や葬式に付いてはどの国民も同じなんだなと思う。人間であるという事に,男であろうと女であろうと生きていく上でそんなに重要な事じゃない。性転換の必要性を持った人に対する理解を深める事が出来た。「カル」が菊地さんと恋に落ちてうまく行くと好いなと思う。蛇足ながら筆者は少なからず日本に対して友好的だなと感じた。文章も面白かった。
One of the best.
100.0% (1 / 1)
[No.3] posted by tattie
This book absolutely caught my imagination. The story was interesting and moved along at a cracking pace never faltering for a moment. Eugenides has employed a similar style in both his books (the "Virgin Suicides" and "Middlesex") that being he tells you the ending then explains the journey the characters took to get there. I found that this peaked my curiosity and I couldn't stop reading as I wanted to find the "why" of the story. The characters are engaging and sympathetic, the main character of Cal/Calliope has a strong and engaging voice throughout the book.
In short I cannot reccomend this book highly enough!
アメリカで移民が生きること、そして...
[No.2] posted by インプットランナー
移民がアメリカで生きていくということや、女性に生まれても本当は男性として生きていく主人公の心情が赤裸々に出ています。文学になるのではと思います。格調高いものを感じました。