- [著]Jeffrey Archer
- カテゴリ:
- マスマーケット (800頁)
- ISBN:
- 0312997116
- 発売元:
- St Martins Mass Market Paper (2004/05/16)
- 定価:
¥ 805 (税込)- 価格:
- ¥ 899 (税込)
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再読に耐える面白さ
新刊に面白そうなものが見つからなかったため、久し振りにジェフリー・アーチャーの作品を読もうと思い、どれにしようか迷った結果、立身出世物語である本書を手に取った。前回読んだのが随分前なので結構細かい部分は忘れていたこともあり、凡その展開はわかっていても十分楽しめた。
本書では主人公のチャールズ・トランパーはロンドンの貧民街の路上の野菜売りから、妻のベッキーと協力して、宿敵からの様々な妨害を乗り越えて、世界で最大の百貨店を経営するまでのサクセス・ストーリーが描かれる。
チャールズが経営する小さな野菜売り店が、次から次へと遭遇する危機を紙一重で乗り越えて大きくなっていく様子は痛快で、特にオークションでトレンサム夫人と不動産を争う場面は最高だ。但し、改めて読み返してみると、銀行との取引開始、企業買収、取締役会でのやり取りなど、英国のビジネス現場が結構細かく描かれていて興味深いし、成功の影に犠牲になった人々の存在も描かれており、単なる能天気なサクセス・ストーリーではないリアルな深みを出していると思った。
英語はチャールズのHが抜けるロンドン訛りなど、少し読み難い部分があるが、それ以外は全般的に平易で読みやすいと思う。
this is really compulsive epic!!!
とってもおもしろかったです。これくらいのボリュームのある本をたった2週間で読みきったのは初めてでした。私はもともと小説は嫌いなほうなのですが続きが気になってついつい夜更かししてしまいました。それぞれの人物の書き分けが完璧でその場に自分がいるような気になってしまいました。英語を学習している人にもお勧めです。やはり、どんどん読み進んでしまうようなものをたくさん呼んでいくのが一番英語上達の近道だと思うのでこの本はもってこいですよ!!!
立身出世物語だが
野菜や果物を乗せた手押し車時代の心を失わずに、商売人として出世していく物語である。物語の最初の貧しさを克明に書き上げ、それをしっかり脳裏に焼き付けさせて、あっという間に一流の商売人へとたたき上げていくストーリーテリングに脱帽である。本の厚さなど感じさせない流れの良さにただただ感嘆するばかり。原書を読む醍醐味を味わえる一瞬です。
果物と野菜の売り方・英国世間の歩き方
”-as the crow flies”。和訳なら辞書を引けばわかる。でも著者アーチャーはこの一語を書くために790項を費やした。790項読まなければこの一語は味わえない。
トランパーら7人の主人公格の登場人物が、それぞれ各編において一人称でその胸中を語りながら、英国20世紀史を背景に、Tが手押し車行商から身を立て、数々の苦難と闘いながら高級大型百貨店を作り上げていく様を描いた、喜怒哀楽たっぷりの物語である。
ロンドンを志す学生諸君・ビジネスマン諸氏、何とかテストで860点とる勉強などはやめにして、この”アーチャー寄席”においでなさい。客を惹きつける果物のセールス・トークから釣銭の渡し方、賢い社員の雇い方、軍隊でのサバイバル、厄介な姉妹や貴族らの扱い方、絵画の魅力、愛する家族・同僚達との絆の深め方、ビジネスを巡る人生の悲劇喜劇交々。正直商人トランパーが洒洒落落と語ってくれます。
時に襟を正して辞書にとっつき、時に寝っ転がって軽妙洒脱を読み流す。魅力満点のイギリス英語を是非お楽しみください。
一気に読んでしまいました
チャーリー・トランパー側とトレンサム家の間のビジネス、血縁等をめぐる過酷な争いは、息をつく暇を与えられない程、虜にさせられました。ジェフリー・アーチャーの能力の高さを存分に伺わせる作品です。また、ロンドンが舞台であり、名所、絵画、フットボール等がさりげなく出てくるのも楽しいです。なお、一つの時代の流れを複数の登場人物の立場からそれぞれ記述するようなスタイルをとっているため、「三歩進んで二歩下がる」ような気もしますが、各登場人物の心情の描写を大事にしているともいえ、味があるといっても過言ではないと思います。とはいえ、後半は一転して展開が早いのでご心配なく。とにかくお勧めの一冊です。
面白くて読み出したら止まらなくなった
主人公のCharlie Trumperは一介の貧しい野菜行商人であった。
彼は自分の才気だけを頼りに、次第に商売を拡大し、イギリスを
代表するの食品販売業者にまで登りつめる・・・。
典型的な「立身出世物語」ですが、アーチャーの語り口が
絶妙。自分は仕事の関係でアーチャー氏にお会いする機会が
ありましたが、大変気が短く、女好きな人という印象を受けました。
やはりこんなすごい作品を書く作家は、実生活でも
大人物?
