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『Holidays on Ice』は、既刊の本の中に収録されている3作品に、未発表の3作品を加えた物語集で、どの作品も、もちろんクリスマスがテーマ。そして全編を織り成すもう一本の糸は、密かに込められた遊び心である。デイヴィッド・セダリス流のユーモアが、明るくはちゃめちゃなクリスマスレター「Seasons Greetings to Our Friends and Family!!!」や、意地悪でおおげさな子どものクリスマス劇評「Front Row Center with Thaddeus Bristol」を通して、じわりじわりと進行する。
セダリスのほかの作品集と同様に、特に優れているのは、現実を鋭く見据えたノンフィクションだ。その顕著な例である「Dinah, the Christmas Whore」では、若き日のセダリスが新たな視点で家族を見つめるきっかけとなった思い出のクリスマスがつづられている。
爆笑物の「SantaLand Diaries」は、この一作だけで本の値段分の価値がある。これはセダリスが百貨店メイシーズでクリスマスの妖精役を務めていた時代を描く物語。「妖精役はダンサーとは違う。本物のダンサーであれば、ここにいるはずがない。妖精は妖精らしいパンツをはくこと」といった最初の職務説明から、妖精同士の危険な恋愛遊戯までが洗いざらい語られている。
途中には、「サンタランド」を通り過ぎる数え切れない親たちのようすを、冗談と憂いを込めて描写した一節も。親は子どもに「体験」を与えるのに夢中で、肝心の子ども自身をしっかり見つめてあげていないという。休日の過ごし方についての密かなメッセージだ。子どもが寝たあとで、声を出して大人に読んであげるといい。(Ali Davis, Amazon.com)
Gripping
[No.2] posted by edwin605
This is a hilarious book. It made me laugh and laugh. That is the uniqueness of the "Holidays on Ice" book by David Sedaris. You may want to pity the characters, yet they are amusing in the way they deal with situations in the stories. It is easy for us to relate to the characters, because we have types like them everywhere around. I can understand why many people love this book too.
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シニカルなユーモア
100.0% (3 / 3)
[No.1] posted by schazzie
これはクリスマスに関するエッセイと短編が6つ入った本なのだが、最初の「Santa Land Diaries」で、はまった!ていうか、おかしい!
この作品は作者の実体験をもとにしたエッセイで、クリスマスシーズンに、百貨店のメイシーズで「エルフ」のアルバイトをしたという話。作者自身のことも含めて、さまざまな人の描写に、思わずニヤニヤしながら読んでいる。その他の作品も、どれもセダリスのシニカルなユーモア満載で、秀逸。