- [著]Joseph S. Nye
- カテゴリ:
- ペーパーバック (288頁)
- ISBN:
- 0321209451
- 発売元:
- Longman Pub Group (2004/07)
- 定価:
¥ 5,423 (税込)- 在庫状況:
- 在庫なし
ユーズド商品:¥ 3,395 より
高校生から大学生、社会人まで
~本書は著者が大学で初学者を教える際に用いる教科書である。したがって、国際関係に興味を持っていれば、高校生でも得るところは大であろう(多少わからないところはあるかもしれないが)。かといって、本格的に学ぼうとする人にとってもの足りないかといえばそうではない。訳出の巧緻さもあり、文章はきわめて平易であるが、そうした言葉ほどいかに正確に事~~象をとらえ、それを簡潔明瞭に表現しているか。その点で、本書は極めて優れている。
おそらく、多くの大学の関連学部で推薦図書として挙げられているのではないだろうか。当該分野を選考する学生はもちろん、理工系の学生にもぜひ読んでおいてほしい一冊である。
具体的事例を挙げつつ理論的な部分や本質的な部分を語る本書の難点をあえてあげるとすれば、~~日本人には比較的馴染みの薄いペロポネソス戦争を事例の一つとして用いている点であろうか。
とはいえ、内容の面白さ、平易さ、そして奥の深さから、一度目はあっという間に、それ以降は何度でも熟読できる、稀に見る良書であることは間違いない。
原著も入手可能なので、余裕があれば併読を薦めたい。
日本語が多少すっきりしない部分や、日本語では知っ~~ていても正しい英語表現を知らない言葉の確認に有意義である。~
読みやすい!!
とても読みやすいです。理論を説明しながら現代史を振り返っているところが国際関係を学ぶ初心者にとって分かりやすいと思います。飽きない書き方です。各章ごとの問題もいかにも教科書っぽくていいです。
国際政治を学ぶ人には必携!
本書は、国際政治を学ぼうとする全ての人に、国際政治の学問的魅力、面白さを教えてくれるものである。事例検討を通して国際政治理論を分かりやすく解説しており、よくある小難しい理論書とはちがって読んでいて疲れることがない。巻末の、訳者による参考文献紹介もありがたい。
国際関係論テキストの定番
欧米の学部・大学院で国際関係論を勉強する際には、ほぼ100%この本が入門書として指定されます。入門といっても内容はしっかりしており、読み返すたびに再発見することも多い本です。
理論と歴史を結びつけながら説明しているのも特徴。著者ジョセフ・ナイは前国務次官補、現在はハーバードの学長です。
最適の国際関係論入門書
これまで読んできた国際関係の入門書の中で最も価値の高い本。著者は現代史について事実を追うだけでなく、背景に存在する様々な立場の見識を交えて、視点を広げながら歴史を概観する。ギリシャ時代の戦争を例に挙げながら現代の紛争を説明するところなどは、日本の著者にはない新しい感覚であり、強く興味が持てる。
国際関係論を専攻として志望する大学1、2年生には最適の入門書!
巷にあふれる本とは一線を画します!
さすがはジョセフ・S.,Jr ナイ 氏というところでしょうか。豊富な歴史検討と「歴史にifは無い」という言葉を覆す、「反実仮想」による歴史の再検証というスタイルは斬新です。この手法により実に様々な問題が提起され、読者が考えるきっかけを与えてくれます。判りやすい例えが多用されているのも、日本の本ではあまり見ません。また各章末に「学習上の論点」ということでその章の内容を振り返ることができるのも、自学自習に大いに役立ちます。
どんな国際政治の教科書よりも素晴らしいと思いました。これは必読本!
入門に最適?
このような本は、難しい本ばかりで困るのですが、この本は大学一年生向けに書いているので実に読みやすい。(自分は高校三年ですが読めました)
けっこう難しい言葉も出てきますが辞書で調べつつ楽しく読めました。
日本の政治についても考えさせられる事が多く、経済力というパワーの使い方を考えていかないといけないなと思う。
そして日本外交もアメリカに付いて行くだけではなく、この本に書いて有るような厳しい外交社会を生きぬける外務省になってほしいと思う
というわけで、理論と歴史がわかりやすく、そして詳しく書いてあります。
新聞の国際欄、政治欄が面白い、国際政治に興味が有るけど・・・。って人にお勧めです。
安全保障問題の必読書
何故戦争が起こるのか、平和は如何にして維持されるのかあるいは維持しようと努力されるのか、紀元前のペロポネソス戦争から現代のアラブ・イスラエル紛争まで、縦横に比較分析したものを分かりやすく読者に示してくれる。リアリズムとリベラリズムさらにはバランスオブパワーそれぞれの視点を、的確な条件の下で正しく評価した上で、著者はコンストラクティヴィズム(構成主義)を重視しているように見える。第一次世界大戦の分析などは目を見張るものがある。さらに、安全保障面での、相互依存、グロ-バリゼーション、情報の要素を鋭く分析し、新世界秩序について議論を展開している。
本書は、著者ジョセフ・ナイ(ハーバード大学ケネディースクール学長)が大学で教える安全保障論の教科書であるが!、読み出したら面白くて私は2日ほどで一気に読破した。およそ日本の教科書とは異なり、興味をそそる内容がずっと続いている。安全保障に関する難しい理論が、具体的歴史の中で見事に語られている。一つ残念なのは、日本の太平洋戦争開始のプロセスを、ここで示された著者の分析力でもっともっと具体的かつ多角的に示して欲しかった。別の機会に著者に聞いてみたい。
なお翻訳に関しては、我が国の一流の政治学者が自らの手で丁寧に翻訳されたことがよく分かる、実に分かりやすい日本語になっていると思った。
国際関係論の優れた教科書
アメリカ合衆国の大学において,入門レベルの国際関係論教育に使われる教科書としては代表的なものである.ハーヴァード大学ジョンFケネディー行政大学院の長を務める著者のNye教授はまた,クリントン政権において国防次官補としても活躍した.
彼は1977年にKeohane教授と共に著した論文「力と相互依存」などで名を馳せたことからネオリベラル的な傾向を持つと考えられがちであるが,それは間違いだ.特にこの本においてはそのような偏りは無く,リアリスト,リベラル,コンストラクティヴィストの3つの主要なアプローチを代替的に用いながら,理論と歴史の両面から国際関係を説明して見せる.
序文においても触れられているように,理論と歴史のバランスが取れていることがこの本の大きな長所であると言える!.
