- [著]Alex Shearer
- カテゴリ:
- ペーパーバック (192頁)
- ISBN:
- 0330397001
- 発売元:
- Macmillan Children's Books (2002/04/12)
- 定価:
¥ 771 (税込)- 価格:
- ¥ 823 (税込)
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ハリー
アレックス・シアラーの本のなかでは,あまり面白くない。
しかし,ハリーの性格や死後の世界をうまく表現しているところは良かった。
死について考えさせる本であることは,間違いない。
心がすさみ始めたときに読む本
せめて有意な歯車であることを確かめたくて、自分が死んだら世の中どうなるか夢想するとき、想像力の欠如ゆえ、弔問客の顔を並べて頭数えて、「あいつはケチだから香典少ないにちがいない」と、それこそケチなことを考えてしまい、死んだほうがましかもしれないとしみじみ思ったときに読む本。
絶対泣くね!
どうしても取り返せないものを、取り返すために
僕の好きな金原さんの翻訳。
イギリスの青少年向け。
いきなり幽霊的な主人公で、
ちょっと苦手かな、
と思ったりもしましたが、
読後感は満足です。
ある日突然交通事故で死んでしまった主人公。
何か、思い残したことがあるものは、
「彼方の青い世界」に行くことができないでいる。
彼もまた、そうだった。
死ぬ直前、
いつもと変わらぬ、なんでもない日常だった。
いつもの姉との口げんか、
でも、その何気ない一言が、
お互いに癒すことのできない傷になってしまった。
そのことを、
一言謝りたい。
たった一言、
本当は、大好きだったこと、
愛しているということを伝えたい。
後悔の念に駆られる彼は、
“あの世”から“この世”へとやってくる。
“この世”の人たちには、
もちろん彼の姿を見ることも、
彼の声を聞くこともできない。
残された人々の、
続いている日常に嫉妬心を持ち、
しかし、
彼らの思いを知ることで、
さらなる悔恨の念を募らせる。
そして、
家族の元へと向かう。
やり残したことを、伝えるために。
印象的なのは、
学校に行った時、
ずっと仲の悪かった
ライバル(?)の彼への思いを知る場面。
あの辺は、
展開がミエミエにもかかわらず、
心にぐーっと迫ってくる。
切ない。
全体的に、
悲しく、切ない物語であるにもかかわらず、
明るく、ドライな雰囲気が漂っているのは、
主人公の描かれ方が、
非常にさわやかだからだろう。
ユーモアをもって常に描かれており、
それがよけいに悲しさを浮き立たせたりもする。
序盤、
それが彼の軽さにも見えるところが、
なるほど、上手だな、と思った。
ゆっくりしたいときにおすすめです
感動のヒューマンドラマといったところでしょうか。子供向けらしく文字も大きく文章も易しく、数時間で読めちゃいます。
感想に多い「号泣した」「今年一番の感動」とまではいきませんが、仕事や人間関係に疲れたとき何気なく読むにはいいかも。
自分が死んだ場面を想像するシーンはちょっと共感しましたが。
幼くて、悲しい世界。
この作品、本当に泣けます!!私は泣きました。主人公は、交通事故で死んだ少年。この少年が、ひょんな事から天国に行く前にもう一度地上に行く(もちろん幽霊で)。少年の一人称で語られていく幼くて、悲しい世界。死んだ者の思いと、残された者の思いが交差し、とても感動的な作品です。
青空のむこう
ある男の子が事故で死ぬの。
でもその子は事故の前にお姉ちゃんとケンカしたのが心残りで、
ほんとはいけないのに生きている人々の世界にもどった。
そこで自分がいなくなった後のみんなを見るのねえ。
学校では自分の場所がなくなってて悲しかったケド、
家族は悲しみにくれてるの。
いつも通りに作られた4人分の夕飯や
自分の部屋…
家族の温かみや、男の子のピュアなはあとでめた癒されます!!(ノД`。)
青空のむこう
重いテーマについて子供視点で分かりやすく書いているのは分かるが
それ故にあまり心に響くことがなく軽く読み終わってしまった。
生きているうちに何が出来るか
物語としては大人から子供まで幅広く読めますが、
なによりも生きることについて考えさせられる本です。
ある男の子が交通事故で死を迎え、<あの世>にいってからの彼の
様子や自分の死と向き合う様子が描かれています。
明日で人生が終わるとしたら誰に何を伝えたいと思うか。
そして今生きているのであれば生きているうちに、
すべきことがあるのではないかと考えさせられる物語でした。
あくまで物語ですが、ここまでリアルにあの世の様子を描いている本は珍しいと思います。
心の不安をを軽くしてくれた本
先日テレビで女優の上野樹里さんが思い入れたっぷりに語っていた本。
彼女の内面をちょっとだけ見せてもらった気がして、暖かい気持ちになりました。
この本を読もうと思ったきっかけは、
そのとき彼女が朗読して(つぶやいて?)いた文中の一節。
不安定な子供の心を救い上げてくれるような心のこもった文章でした。
寝るのが怖くって、死というものを妙に身近に感じてしまっていた子供の頃、
この本を読んでいたら安心できたかな?と思います。
主人公のハリーは子供にしてはあっさりしすぎている?執着しなさすぎ?
と思うのは、きっと大人になってしまった私の見方。
小学校高学年から中学校の子供たちに読んで欲しい一冊です。
青空のむこう
青空のむこうは死後の世界。
その青空のむこうに行く前に現世にやり残したことがあった少年の物語。
読み進むうちに少年の思いを伝えてあげてという気持ちにさせられる上質の一冊です。
是非ご一読を。
