- [著]Torey L. Hayden
- カテゴリ:
- マスマーケット (288頁)
- ISBN:
- 0380725444
- 発売元:
- Avon Books (Mm) (1996/05)
- 定価:
¥ 805 (税込)- 価格:
- ¥ 884 (税込)
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闇に向かっていく物語。
「シーラという子」の続編。
その続きが気にはなっていましたが、この本を読んでいてもいったい何が言いたいのか見えてきませんでした。
しかし、最終に近づくにつれ、その答えがはっきりしてきます。虐待された子どもの心の傷はどこまで深いのか。読んでいてとても辛いです。
でも、シーラはそれを乗り越えようと頑張ります。トリイが彼女に言ったひと言、「手放す」……ここに達するまでにどのくらいの苦悩があるか、とても想像できません。
「シーラという子」は光に向かう物語、そしてこの本は闇に向かっていく物語だと思います。是非とも併せて読んでください。
逆境に生きる人のために
「シーラという子」を読んでからこの本を読んでください。2冊で物語が完結し、読み終えたあとには、深い感動に包まれます。もちろん作品はノンフィクションです。ときにシーラのような波乱の人生がうらやましく思えることもあります。この本は、一生私の心の支えになってくれると思います。
現実は思い通りに行かない
シーラの方はハッピーエンドで終わっているのに対して続編のタイガの子の方は現実はそう簡単にはいかないんだよと教えてくれます。そして同時に何度も裏切られようともそれでも受け入れ信じてあげる。その苦しみを乗り越えやっと段段と良くなっていくっというのが身をもって教えてくれます。シーラの方もその苦境を乗り越えやっとお互いを信頼し合え変わっていく姿がすごく良かったです。物語としてはタイガの子の方が本当の意味でハッピーエンドと言えると思います。
大好き
この本が大好きだ。
シーラとトリイの素晴らしい絆が感動的。
本当に涙した。でもシーラは最初トリイをあんまり覚えていなかった!!
シーラの言葉の中で、忘れられないフレーズがたくさんある。
シーラの境遇でないとわからない発言だ。読んで確かめて欲しい。思い出すたび胸が詰る。シーラに幸せになってほしい。この一言に尽きる。
「シーラという子」より、更に子供の心が、人間というものが感じられて、溢れ出る愛しさ、なにかうまく言えないけれど強い感情が溢れてとまらなくなった。最高の傑作。トリイの実話は全部読んでしまったくらいトリイの大ファンです。
余談だが、トリイの豊富な恋愛におどろいた・・でもこんな仕事は、心の支えが居てくれないと勤まらないのかも?
前作よりおすすめ!
前作「シーラという子」がおとぎ話のようであったのに対し、
「タイガーと呼ばれた子」は現実がそのまま描かれています。
6歳の頃の自分を投影されるのは誰だって迷惑であって、
それが期待に満ちたものであればぶち壊したくなるはず。
でもパンクな表面に隠れているのは幼い頃のままのシーラ。
トリイとシーラのすれ違いがもどかしくも、
シーラを抱きしめてあげたくなります。
シーラが何とか自立しようとして、
トリイの期待を裏切ってハンバーガーチェーンの店員になったのは
トリイ-シーラの擬似母子関係からの脱却であるように思われます。
ラストの「最近はあんまりお母さんのことを思い出さないんだ」という手紙は
とても心に響きました。
日常の忙しさや友人の存在、普通の女の子にとって何でも無いことが
シーラにとっては何よりも大切な宝物なのではないでしょうか。
シーラがこのまま平凡な日常を過ごせますように願ってやみません。
シーラは今もどこかで生きてる
前作のハッピーエンドから、またまた厳しい現実を
つきつけられる展開。ベストを尽くし、天才少女シーラが
幸せになれる未来へのレールを用意出来ていたと
信じていたいたトリイは、ローティーンのシーラに再会し、
驚愕する。子供の彼女からは語られなかった当時のもっと
凄絶な虐待の真実を淡々と語るパンク少女シーラ、
トリイとの幸せだった思い出の忘却、そして母への
思慕に押し流されるシーラ。大ドンデン返しです。
ところで、これ前作も★5つじゃないのは、
高過ぎるから?純文学じゃないから?
本作では「障害児」から「障害児をサポートする」
側へと変わるシーラ。
ここでもまたトリイは可能な限り、シーラをサポート
します。これは童話の様なハッピーエンドじゃない。
けれどシーラが成長する現実の素晴しさはそれにまさると
思います。
前作とも、これ程胸を打つ本を私は知らない。
涙が止まりませんでした!!
本や映画でも滅多に泣かない私が泣きました。
そこら辺によくある『~万人が泣きました。』と書いてある帯がかかっている物語より断然感動します。
ノンフィクションなので、読んでいて苦しくなるところもありますが、読み終わるととってもスッキリしました。
『シーラという子』の続編です。読んでいない人はそちらからどうぞ。
必読です!!
「シーラという子」を読み、すぐに続編である本書を買ってしまいました。 前作を読んだ方、必読です! 7年ぶりに会ったシーラから出た言葉は、「あんたのおかげで、あたしの人生はよけい悪くなったんだよ。」。 トリイとシーラが、対等な立場で、お互いの思いをぶつけ合います。そして、真の信頼関係を築いていくまでの葛藤が、飾らず、ありのまま書かれていて、もう感動です! そして、その中で、シーラの母への純粋な気持ちにも心打たれました。ぜひ読んでください!
シーラのその後にやっぱり、感動!!
シーラという子」の続編です。前編が大好きになっただけに、期待しすぎるといけないと思いながら、読みましたが、やっぱり、・・・・トリイ大好き。後悔はありませんでした。
トリイは、長い歳月を経て、14歳になったシーラに再会します。トリイの心の中には、利発な8歳のシーラの輝く姿が焼きついており、一方、シーラの思い出の中には、暖かく包みこんでくれた優しいトリイがいて、お互いの気持ちが、大きくすれ違いながらも徐々に信頼を取り戻して行きます。
トリイの暖かいまなざしを忘れない誠実さ、そして、自身の実体験を素直に書いていながら、決しておごらない語りには、本当に敬服します。また、他の作品も読んで見たいと思います。
物語は、トリイの転職を契機に、シーラとの再会からさま!ざまな出来事をとおして、再び、トリイとシーラの心が通じ合うまでを描いています。その中で、シーラの当時からその後の、トリイも知らなかった本当の生活も明らかになっていきます。
一作目を読んだ方は、必読の一冊です。 心がやっぱり暖かくなる、読んでよかったと思える続編です。
