- [著]Lois Lowry
- カテゴリ:
- ペーパーバック (144頁)
- ISBN:
- 0440408520
- 発売元:
- Yearling Books (1984/12/01)
- 定価:
¥ 671 (税込)- 価格:
- ¥ 684 (税込)
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2004
09/11
Sat
多感な少女の頃を思い出す
100.0% (16 / 16)
主人公のアナスタシアは、作家の父と画家の母と共にボストンで暮す10歳の女の子。両親がクリエイティブな職業だからか、彼女もかなり個性的に育っています。多感な少女にとって世の中は納得がいかなかったり、疑問に思うことだらけ。たとえば、彼女が学校で書いた渾身の詩が、韻を踏んでいないからと先生に却下されたり(私はすごく面白いと思いましたが)、今更子供を作った両親にあきれはてたり、ボケたおばあちゃんをどのように扱ったらいいかわからないし、でもそれを見守る家族のせつなさに触れたりと、少しずつ、人生の幸せと哀しみを学んで行きます。でも発言がいちいち生意気なので可笑しいです。何より、家族間の会話が楽しいです。突拍子もないことを言い出す娘に、正面から向き合う両親がステキ。母親の妊娠に動揺し、名前を決める権利を得た彼女は、ひそかに最悪な名前を用意しますが、ある出来事を経て、最終的に決めた名前とは・・・。感動的です。シリーズ物で、先が長いのでとても楽しみです。ボストンという町の雰囲気と、両親の職業のせいだと思いますが、全体にアカデミックな雰囲気が漂っています。
