- [著]Sidney Sheldon
- カテゴリ:
- マスマーケット (448頁)
- ISBN:
- 0446356832
- 発売元:
- Warner Books (1989/12)
- 定価:
¥ 921 (税込)- 価格:
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4人の修道女の人生物語
バスク解放のために戦うテロリストの脱出劇に四人の修道女が巻き込まれ、テロリストたちとスペイン警察や軍から逃げ回ることになる。修道院で暮らす間は、沈黙の教えを守り、お互いの顔さえまともに見たことのない修道女たちだったが、それぞれには、修道院に入るまでの波乱万丈の人生があり、長年の修道院暮らしから抜け出した女性は、過去の人生経験に基づき、逃亡劇に対応して行く。
過去の人生の部分は読み応えがあるが、一つのストーリーへの収束はなく、オムニバスで終わってしまったような感じがします。
読みやすさや面白さは、さすがにシンディー・シェルダンです。
修道女たちの生き方が面白い。
今まで読んだシェルダンの作品はきらびやかな大都会が舞台で登場人物は金と権力を奪い合うようなストーリーでしたがこの本は少し毛色が違っていました。スペインからの独立と言う理想を掲げて戦う武装闘争集団メンバーと4人の修道女のスペイン縦断旅行の物語です。
家族を殺され復讐に燃えるETAリーダーのJaime Miroの個性的なキャラクターが生き生きと描かれていて引き付けられました。イベント会場で自分の指名手配ポスターを発見しても少しも慌てる事なく記念に持って帰るところや軍資金の為に銀行強盗をいとも簡単にやってのけ犯罪とは無縁の神に仕える修道女が惚れ込んでしまうところなど痛快でした。
特に興味深く感じられたのは4人の修道女の生い立ちや修道院に入るまでの光と陰、危険な冒険旅行を共にする事になったETAメンバ−である男性を警戒しながらも徐々に打ち解け恋愛に発展するまでの心の動きでした、さすがシェルダン心理描写が上手いなと思いました。
シドニー・シェルダンを堪能するならコレ!!
私が初めて読んだシェルダン作品にして今でも、一押しの作品です。
詳細な人物描写に加えて読者を飽きさせない早い展開、それでいて
英語は簡単だからページをめくる手が止まりません。
この一冊に、
本に出来ることの全てが詰まっているのでは無いでしょうか?
Sheldon の語り口最高潮
複数の人の話を順に展開していきながら、飽きさせず、ストーリを紡いでいける作家と言えば、Sheldonが最高のストーリテラーでしょう。過去を秘めた尼僧と旅をするという設定からの期待感と、これからどうなるのか?という心配感で、まさしくunputdownableな物語です。
ちょっと凝った設定。
民族紛争に揺れるスペインが舞台、とシェルダン作品ではちょっと変わった設定。トリック・どんでん返し度は他作品に比べてそれ程でもないのですが、それでもバスク・テロリストと修道女たち、それからスペイン警察の追跡劇はなかなかのハラハラ度で、最後まで読者を引っ張る力量はさすが。面白い部類に入るでしょう。
地下組織+修道女の逃亡生活
時は1970年代。スペイン国内では、反政府組織のバスク人と政府が激しい抗争を繰り返していた。己の信条のために闘うバスク独立運動の地下組織ETAの英雄、ハイメ・ミロ。教会に激しい憎悪を抱く政府側の特殊工作隊GOEのラモン・アコーカ大佐。2人は共に抗争で愛する家族を失い、その悲しみを振りきるために闘いに身を投じていた。アコーカ大佐は逃亡中のハイメの一味が隠れていると睨んでアビラのシステシアン派尼僧院を襲う。
システシアン派尼僧院の院長は、尼僧院に伝わる金の十字架を持って脱出するように、4人の修道女に言いつける。名家の令嬢で素晴らしい歌声を持ち、妹と恋人に裏切られた過去を持つテレサ。美貌と忌まわしい過去を持ち、両親からの愛を知らずに育ったグラシエラ。親に捨てられ、想像力と行動力をフルに活かして生きてきた孤児院出身のメーガン。マフィアの親分の娘で、父親の仇を討つために殺人を犯したルチア。4人はそれぞれの過去を胸に秘め、やがてハイメとその一行と出会い、共に逃亡生活を送ることになる。…
スペイン国内での抗争を題材にした作品ですが、英語自体はそれほど難しくありません。自分の信条に誇りを持つ男たち、生きるために見知らぬ世界へ飛び出していく女性、作品全体に彼らの熱い想いが感じられる情熱的な物語です。
地下組織+修道女の逃亡生活
時は1970年代。スペイン国内では、反政府組織のバスク人と政府が激しい抗争を繰り返していた。バスク独立運動の地下組織ETAの英雄、ハイメ・ミロは己の信条のために闘っていた。政府側の特殊工作隊GOEのラモン・アコーカ大佐は、教会に対して激しい憎悪感を抱いていた。そのため、アコーカ大佐はハイメが隠れていると睨んでアビラのシステシアン派尼僧院を襲う。
システシアン派尼僧院の院長は、尼僧院に伝わる金の十字架を持って脱出するように、4人の修道女に言いつける。名家の令嬢で妹と恋人に裏切られた過去を持つテレサ。美貌と忌まわしい過去を持ち、両親からの愛を知らずに育ったグラシエラ。親に捨てられ、孤児院出身のメーガン。マフィアの親分の娘で、父親の仇を討つために殺人を犯したルチア。4人はそれぞれの過去を胸に秘め、やがてハイメとその一行と出会い、共に逃亡生活を送ることになる。…
スペイン国内での抗争を題材にした作品ですが、英語自体はそれほど難しくありません。自分の信条に誇りを持つ男たち、生きるために見知らぬ世界へ飛び出していく女性、作品全体に彼らの熱い想いが感じられる情熱的な物語です。
ジェットコースター小説
スリリングでダイナミックな展開はシドニーシェルダンならではです。簡単な英語で読めるので、ぜひ原書での一読をおすすめします。アクション好きな方にもおすすめです。
