- [著]Michael Connelly
- カテゴリ:
- マスマーケット (496頁)
- ISBN:
- 0446612731
- 発売元:
- Warner Books (2002/12/02)
- 定価:
¥ 921 (税込)- 価格:
- ¥ 1,193 (税込)
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まだまだここから、もっともっと
Mコナリー作品を読むのはこれで7作目(8かも)。7作目にして第一作目を読んだ。
ボッシュシリーズは読めば読むほど面白くなり、ハリー・ボッシュという主人公そのものの奥深さが堪らなくなって行く。
また明らかにコナリー自身が書くごとに作品が良くなって行っているので、処女作として、
これはこれでなるほどと納得出来る。
そう考えると、ここからだいぶ成長したのだなーと思う。
コナリー作品はとても不思議で、読んだ後には必ず続けてコナリー(ボッシュ)を読みたくなる。
そのくらいボッシュは読者の中で生きていると思う。
検討
‾‾おもしろかった。描写が緻密ですべての情景に意味があり伏線となっています。ゆっくり読んでたっぷり一ヶ月楽しめました。あと数十ページというところで話が見えたような気がしましたが見事にハズレ、最後の最後まで裏切ってくれて嬉しかったです。「ちゃんとした小説」を読みたいミステリファンにはおすすめ。‾‾他の推薦されたタイトル: The Fates by Tino Georgiou. 極度のよい.
Good
I'm not really a fan of this type of book, but it was a good read. I got it based on a recommendation. Still, I don't like autopsies, smoker/drinkers for main characters, or typos--and this book has all three. Despite these, it has a nifty twist (I figured out "who did it," but not exactly why/how) and reads well. If you like police drama with excellent descriptions then this may be a good starter for the series. I, however, will end my reading here.
ハリーボッシュ登場
ロサンゼルス市警殺人課のアウトロー刑事、Harry Bosch シリーズの第一弾です。
ハリウッド郊外のパイプの中で発見された死体は、ベトナムで一緒にトンネルにもぐった仲間でした。
麻薬の過剰摂取ではなく殺人だと気づいたHarryは、おおがかりな銀行強盗事件にたどりつき、
FBIと共同で捜査をすすめるのですが…。
それぞれ単独でも読めるシリーズではありますが、
ハリーのバックグラウンドや、重要な登場人物との関係を理解しておくことが
シリーズを楽しむためには、やはり欠かせません。
そのためには、ぜひここから読みむはじめておきたい一冊です。
ハードボイルドで一匹狼の印象が強いハリーですが、
実は鑑識や検視の結果を尊重し、書類や記録を丁寧に集めて読み返す、
地味で緻密な捜査をする刑事であることがわかります。
いきあたりばったりで展開するのではなく、手がかりを追ううちに事実が明らかになっていく、
警察小説の小気味よさを味わえます。
衝撃の結末!!をむかえるストーリーテリングの面白さも抜群です。
恋の行方は>>>
マイクルコナリーのボッシュシリーズは、まさに最高のハードボイルド小説である。
そして本作の良さは、多分35歳を過ぎたよい大人が読むと尚一層考え深いものがあると思う。
本作は、その第一作であり、ラスト50ページに意外な犯人が登場するどんでん返しのミステリーでもある。そして何より、ボッシュとある登場人物の恋の行方がとても切ない。物語の中盤からラストのエンディングまで、二人の恋の(迷)行く末が堪らない、最高の恋愛小説である。本作を読んで、コナリーも又ベトナム戦争にかなり影響を受けた作家である。私が好きなコナリーと同年代の作家であろうSハンターやNデミルなどの巨匠達も又、ベトナム戦争に大きな影響を受けている。米国の国民作家と、ベトナム戦争は、やはり切っても切れない出来事であることがを再認識させられた。
刑事ボッシュ登場
刑事ボッシュシリーズの第1作である。ボッシュはかつてヴェトナム戦争に従軍し、本書では被害者が当時の元同僚で、ストーリーにはヴェトナム戦争がさまざまに絡んでくる。鋭い推理とねばり強い捜査が信条の腕のいい刑事ボッシュ。不正を憎み、たださずにはいられない、妥協を好まない男。上司でも同僚でも間違っていれば「間違いだ」と、人前でも平気で言う男。だから出世をするはずがないが、そもそもそれを望んではいない。現場一筋なのである。このキャラクターが読者には魅力である。
<ハリー・ボッシュ・サーガ>シリーズの原点
本書は、マイクル・コナリーのデビュー作であると共に、のちに“当代最高のハードボイルド”、“現代ハードボイルドの到達点”といわれる<ハリー・ボッシュ・サーガ>シリーズの記念すべき第1作でもある。
また本書でコナリーは、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」・通称エドガー賞の’93年度ベスト・ファースト・ノヴェル(最優秀新人賞)を受賞している。
メインのストーリーは、ボッシュのべトナム戦争時の戦友メドーズが死体で発見されたことに端を発する銀行強盗事件を、ボッシュとFBIの特別捜査官エレノアがペアを組んで捜査する警察小説である。本書の中でボッシュは、タフで腕はいいが、どこか孤独で、常に所轄署の上司やロス市警内務鑑査から目をつけられる「はみ出し」刑事として描かれている。
また、コナリー流ハードボイルドの特長である、二転三転する巧緻なプロットや、哀しく意外な真相は第1作から健在だ。
しかしそこはさすがにシリーズ1作目、「ハリー・ボッシュとは」という人物造形やこれまでの生い立ち、事件が現在進行形の事件に溶け込んで、それを損なうことなく、また冗長になることなく、うまく書き混まれている。
それらのエピソードは、具体的にはこれからこの<シリーズ>が進むにつれて、初期の数作品の中で時間をさかのぼって明らかにされてゆくようである。そういう意味でも本書は<ハリー・ボッシュ・サーガ>の原点である。
ハードボイルド版「Yの悲劇」
本書のベストセリフ
ハリー・ボッシュ「偶然なんてない」
なんだ、このレベルの高さは!
第一作から、シリーズものの最終巻のような凄いネタが展開します。
ハードボイルドの枠を超えた本格推理小説として楽しめます。
というか、ハードボイルドの欠点を逆手にとった本格ミステリである。
世界一の推理小説、クイーンの「Yの悲劇」には惜しくもかなわないが、
ラスト50Pのドンデン返しは、
「Yの悲劇」をハードボイルドでやる気かと、凄い興奮しました。
まだ、一作目である。
「Yの悲劇」も超え、
推理小説のジャンルも超え、
新たなジャンルを創設してしまいそうな力量がコナリーからは読み取れます。
コナリー読まずに死んだらいけないというが、
死刑が確定した死刑囚にも読ませるべき傑作である。
死刑囚は、
「コナリーの作品読みたいので、死刑にしないで下さい。悔い改めます」
と叫ぶであろうw。
ネタばらしになるので、どう紹介するか、書き方に悩む作品だが、
思いっきり深読みして曲解して、
美術オタクの刑事が、美術品を集める物語。
という紹介はどうよ?
原題はブラックエコーだが、ナイトホークスという訳題にした
古沢嘉通さんのセンスも素晴しいですな。
ブラックエコーテーマのベトナム帰還兵の物語なんて量産されすぎている。
本書はナイトホークスの物語である。
最後にこの名セリフは書いておきたい。
『不正は正されなければいけない』
定番の面白さ
アメリカの刑事物のお決まりの登場人物や設定が次々出てくる。
しかし、それでも面白い。
ダーティ・ハリーが好きな人ならば必ず満足する。
コナリーの世界へようこそ。
私はコナリーがハリーボッシュシリーズの7作目を書いた時彼の名前をはじめて知りました。シリーズものは最初から読みたい派なのでとりあえずこの1作目を買いそれから一気に読破しました。シリーズ物を手がけている作者は沢山いますが、彼ほど自分の作り上げた登場人物にこだわり作品を書いている作者はいないのでは、と思えるほど全ての本の登場人物がリンクしててできます。ハリーボッシュシリーズ以外の登場人物もどんどん出てくるので是非全ての本を手に入れて一気にコナリーワールドを堪能してください。絶対後悔しない事を保障しちゃいます。
