Opinion
[No.11] posted by Sakura
I've been a big fan of Michael's since the early 90s and that admiration continues. The Lincoln Lawyer, recently nominated for an Edgar for Best Novel was simply superb. I like the new scrappy street lawyer Mickey Haller and Connelly's portrait of him rivals the early Grisham novel when Grisham wrote for writing sake and not necessarily for marketability. Of course the novel had many twist and turns, comparable to Connelly's earlier book THE POET, another of my all time favorites. In a recent interview, I read that Connelly plans to revisit Haller in future writing endeavors, so hopefully we will spend some time riding around the streets of LA in his Lincoln in the near future. I would also recommend 試み Tino Georgiou 極度 小説 The Fates. This guy is the real deal!
久々に面白い法廷もの
100.0% (5 / 5)
[No.10] posted by TGR
簡単なはずだった金持ちぼんぼんな被告の弁護から一転
自分の信念が根底からゆらぐような事に発展していき、
それをどう被告の弁護士としての立場を保持しつつ
主人公がそれを法を犯さずにうまく解決できるのか。
今まで読んだ弁護士もののお話の中で一番
アクションやスタンドプレーは全くないのにドキドキできます。
日本でも某殺人事件で被告弁護人についての話が取り沙汰されていましたので
日米の法廷弁護における意識の違いや日本の法廷や法曹の意識の
未熟さのようなものを考えさせられました。
ハリーシリーズとはまた違った魅力です。
文句なしに楽しめるスリラー
100.0% (6 / 6)
[No.9] posted by 原田耕二
依頼人が無実か真犯人かなど全く気にせず、弁護技術を使って検察から有利な取引を引き出すことに専念する弁護士が、正義を求めて悪戦苦闘する文句の付けようのない小説です。
専門家の目から見ればいろいろ問題もあるのでしょうが、ほとんど違和感なく物語は展開します。最初のうちは、その後の展開を予想して、少しかったるい思いを持って読んだりしましたが、なかなかどうして予想を裏切る展開が続き、最後の最後まで予断を許さない展開が続きます。
ハリー・ボッシュ・シリーズの一番面白い小説と同じ程度に楽しめると思います。500ページのうち、後半の300ページは一気に読める面白さです。
新境地!
100.0% (3 / 3)
[No.8] posted by ハラペコ本の虫
マイケル・コネリーといえば、ハリー・ボッシュのシリーズがあまりにも有名ですが、この本ではハリーに継ぐシリーズを担えるのではないかと期待させる、魅力的な主人公が登場します。マイケル・コネリーの筆力は言うまでも無くすばらしいのですが、ここでもまたしてもご都合主義に陥らない、丁寧で奥深いストーリー展開が楽しめます。人間、完璧ではありませんが、時と場合によっては結構良い行いをするものです、ということが実感できるリアルな話です。他の同氏の作品と同様、オススメです!
気軽に楽しめる法廷もの
100.0% (12 / 12)
[No.7] posted by raika777
法廷ものが好きなためグラシャムもよく読んだが、彼の作品は意外に法廷での場面が少なく、おまけに最近ではネタが尽きたのか気力が尽きたのか、いまひとつぱっとせず、もう彼の作品は暫く読む気にならない。他になにか面白いものは・・・と探していた所、見つけたのがこれ。なるほど、アマゾンでの評判が良いのも頷ける。The Lincoln Lawyer は法廷でのやり取りや裏の駆け引きが良く描かれていて、とても興味深い。また主人公のミッキーが魅力的で、世の中を斜に眺めているくせに、ボランティアで娼婦の弁護士を引き受けるなど、今ひとつビジネスライクになりきれない腕利きの弁護士としてうまく描かれている。アメリカのペーパーバックには、いかにもハリウッドでの映画化を意識したまた不自然なチェイスが描かれている事が多く、ひどく興ざめすることが多いのだが、The Lincoln Lawyer にはそれがない。純粋にストーリーで楽しませようとする姿勢に好感が持てた。
英文は凝った言い回しはない。一文が短めで簡潔、口語もふんだんに出てくるので読んでいてもリズムがあり楽しい。この辺りはグリャシャムと共通しているようだ。
リンカーンが法廷弁護士の象徴というのが印象に
75.0% (3 / 4)
[No.6] posted by 在星猫
Michael Connelyのドジャース球場での弁護士との会話からこの小説は生まれました。彼は弁護士の仕事の様、最高裁判所の内部を取材しています。このことが法廷での詳細な描写につながっています。検察側の証拠を無効にする数々の術は読むものにある種の快感さえ与えます。
一方で彼の”顧客”とのやりとりは文章の重さもあって若干スマートさに欠ける帰来があります。暗黒の世界を描くためとも思えるのですが前半はスピード感に欠けるように思われました。Mickeyと前々妻とのやりとりも今ひとつ浅いところを漂っている感じです。
そうは言っても、法廷小説という新しい領域をここまで描けているのは流石という他ありません。最後に法廷弁護士の象徴がアメリカではリンカーンというのが非常に印象に残りました。続編を期待します。
灰色の世界と真実のない世界
100.0% (2 / 2)
[No.5] posted by ferrari
主人公のミッキーはいいます。彼が弁護する依頼人は全てが何らかの犯罪に関与している、だから実は欺瞞にあふれている司法が提示するあらゆる材料を限りなくグレーに見せることが彼の仕事、だから、どのような手段であれ白も黒も灰色にし、自分の仕事に見合ったペイチェックを得ることが肝要だと。彼はこうもいいます。依頼人が無実であることは皆無。依頼人の言動はうそにそまり、無実の依頼人など皆無。しかし、自身も高名な弁護士であった彼の父親は顔も知らない息子に言い残します。「真に無実の依頼人と向き合う時が恐れるべきとき」と。これまで司直の代表である警官を描いてきた著者がある意味「はしっこく」「ずるがしこく」頭の回転は人一倍の弁護士をハリ・ボッシュものとはびっくりするほど異なる「かるーく」ヒューモリスティックな離婚経験豊富で悪党どもともツーカーの「イケイケ」弁護士として前半描いています。後半、実は彼が思い描いたいた絵図と全く異なる展開が特大ビーチパラソルのように彼の頭上を覆い、彼の弁護士としての生き方を根底から覆す事態になります。小説としての内容の濃さはさすがですし、また軽妙なジョークを織り交ぜたミッキーの数々の言葉は「ハリー」や「テリー」に見られなかったLAのキャラクターを如実に語りつくしています。犯罪者としてミランダ憲章を耳にしたものはすべからく法廷でその有無罪が問われるアメリカ、判事も検事も刑事も陪審も常に大忙し、だから手抜きはボロボロ、そんな世界の裏道の達人弁護士はとうとう人間としての挑戦をしいられます。これは恐らく一作で終わるこれまでの著作にない小説だと思います。どうぞ、司直のバーのこちらと向こうにある今昔のキャラクターを比べて楽しんでください。
法廷ものの醍醐味
100.0% (4 / 4)
[No.4] posted by tabopapa
リーガルスリラーと分類される小説も最近はよくみかける様になったが、検事と被告弁護士間の法廷内での戦い、心理戦、そして裁判官の心証の変化に至るストリーがよく練られており、法廷弁護士を主人公にした小説の醍醐味を十分味わえる作品。法廷内でのシーンをこれだけ緊張溢れる形で小説にしているのはまれではないかと思う。Connelly の小説は初めて読んだがそのストリーテラーぶりはすごいものがあり、一気に読ませてしまうお奨めの本です。
Opinion
72.7% (8 / 11)
[No.3] posted by Sandi
腕は一流だが、どうも経済的にうだつの上がらない弁護士Mickey Hallerは、これこそ決定的とも言える「カネになりそうなおいしい」容疑者からの弁護依頼を受けることに。上機嫌で裁判に臨む直前あたりから、真相が浮かび上がり、Mickeyと彼の大切な人らが次第に危険にさらされることに... ビシッと締まった無駄のない筋書きとやりとりは、最後まで一気に読ませてしまいます。グレシャムファンも唸りそう。
最近、著者マイケル・コネリーは捜査段階のサスペンスものを中心に出していたような気がしますが、ここで領域をぐっと広げたと言えます。なお、英語は英検なら余裕の準1級合格以上でTOEICなら800あたりあれば楽しめそうです。こういう作家が日本でほとんど知られていないのは不思議かつ勿体ないです。読んで楽しみつつ英語力が伸びそうな超お勧めの一冊です。 Try-Quest by Giorgio Kostantinos-Its a must
Grisham作品の単なる代替物ではない
100.0% (2 / 2)
[No.2] posted by Terry, Kobe
「罪を犯した」と分かっていても、検察側の証拠を一つ一つ崩し被告人を黒から灰色の容疑の領域に持ち込み無罪を勝ち取ろうとする刑事事件の被告人弁護士。そんな主人公Hallerが思い出すのは、「無実の者ほど恐ろしい依頼人はいない」という同じ職業だった父親の言葉だ。無罪を勝ち取れて当たり前。しかし、不利な証拠がそろえられ弁護士としても有罪やむなしと思える被告に対しては、減刑のための検察との取引として被告自身に罪を認めることを強要してしまう恐れがあるからだ。
よく練った筋書き、はらはらさせるアクションシーンはBoschシリーズでもお馴染みのようにさすがConnellyと思わせるところだが、この小説が読者を引き付けるのは、また別のところにもある。警察や検察当局には、金のためなら黒を白と言いくるめる輩としか映らぬ弁護士稼業だが、Hallerの心底には「悪は裁かれ無実の者は処罰されるべきではない」という正義感と、人が罪を犯すのもその環境に左右されてしまった結果なのだという犯罪者に対する同情心が見て取れる。無事問題が解決されて一件落着となるのか、悲惨な結末が待っているのかは読んでのお楽しみというところだが、読後のさわやかな清涼感はそんなHallerの人柄に共感を覚えるからでもあろう。読み始めると、途中で止められなくなるのは間違いなし。J.Grishamが初期の法廷物のような作品を出してくれることを願っていた読者の一人としては、Connellyがこの新しい主人公を世に出してくれたことに感謝したい。Grisham作品の単なる代替物になっていないことが実に嬉しい。