- [著]Candace Bushnell
- カテゴリ:
- マスマーケット (304頁)
- ISBN:
- 0446617687
- 発売元:
- Warner Books (2006/08)
- 定価:
¥ 921 (税込)- 価格:
- ¥ 1,193 (税込)
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これが読めれば立派なNew Yorker? でも幻滅!
なんとか映画の先行ロードショーまでには間に合いましたが、内容はというと、映画とは全く違った雰囲気のようです。ニューヨークで生き抜く独身女性の頼もしくてファッショナブルな人生を描いた(らしい)映画に対して、本作は、雑誌のコラムの総集編なので、インタビューのような談話集も多く、登場人物の過激な世間話の中からイマドキのニューヨーカーの(性)生活の事実を発見する、といった感じです。
そのテーマはというと、セックスクラブ、3P、レズビアン、性病、ドラッグ、整形・・・後は恥ずかしくて書けません。後半になると、ニューヨークには結婚したい男性がいない!子供を育てるのはどんな意味があるのか?などといったディープな話題も出てきます。
それなりに洋書を読んでいた私でもページが進まなかったのは、NYの地名やお店の名前、テレビ番組など、何の説明もなしに現れるので、NYの生活に馴染みのある人でないとスラスラっとは行かないからで、洋書を初めてトライしようという方は、数十ページでギブアップする事間違いなしです。
ただ、最後の数十ページは、ラブストーリらしくキャリーとミスタービッグのやり取りが出てきます。結局は、冷静に考えるとキャリーも愛情に飢えていて、ミスタービッグに冷たくされれば、マリワナ(!)や酒に酔いまくって便器に吐きまくるほど孤独が怖くて、結局は、結婚して子供を育てたいのが滲み出ているのですが、強がって、日々を送っている光景が悲しいです・・・でも、これがベストセラーなんだから、やっぱり、本当の面白さがわかってないのかも知れませんね。このおやじは。
ドライなキャリー
テレビドラマ版を見てからこの本を読んだのですが、ずいぶんと感じが違います。
どちらも好きですが。
ドラマのキャリーは、感情に走りすぎて「ウザ・・・かわいい」感じですが、
こちらの本では、キャリーも文体も中身もとてもドライで都会的。
きらびやかな人々の哀れな内情や、社会的には成功していてもどこか変な登場人物。
普段見えない「都会人」の腹の内を見てしまった感じ。
個人的には冒頭の「イギリス人女性の嘆き」にも似た感想を覚えました。
(ちょっとついていけません。)
読んで涙するタイプの本ではないと思いますが、NYカルチャーの勉強になりました。
読み物としては良いけど…
ただ楽しむために読むには良い作品だとは思ったけど、日本の女性が共感して読めるとはあまり思えない。
もしこれがリアルな現実になったら、恋愛なんて信じられなくなっちゃいそうです…
でも読みやすいし、コラムみたいな感じなので気軽に読んで楽しめるかな♪
怖かったですが、これがNY女性の本音のようで。
DVDがとても面白かったので本にも興味が出てきて読んでみたのだけれど、全く違う作品に見えた。映像化されたもので描かれていたユーモアや友情の面は出てこない感じ。
私の英語の読解力が不足していてニュアンスをとらえきれていないことが多分にあるとは思うが、読後感はあまりよくなかった。
お金持ちでしゃれた職業の人が集まるレストランやバー、リゾート地の描写、不細工な彼女を「やり捨て」したエリート男の会話などなど、ありきたりな表現になるが物質主義一辺倒な感じ。読んでいて寒々とした気分になる。
知り合いの20代アメリカ女性に感想を聞いてみたら「ドラマもリアルだったけど、本はもっとリアルに現代のNYに住む女性の姿を描いていると思う」とのこと。彼女は男友達にすすめられて読んだそうだ。「この本に出てくる女はみんな怖すぎる。女って本当にこんななの? 読んでみて教えて」と言われたらしい。
何がどうリアルなのか彼女に尋ねてみると「競争が激しい街で30代まで生き残ってきた女性は、すごく強い。仕事にはすでに自信がある。だから外見を磨いたり完璧な恋愛相手を求めている」という。
東京の女性もいずれこんな感じになるのだろうか、ちょっと怖いなあと思った。
洋書に挑戦したい方にも最適です。
この本は実際の新聞に掲載されていたエッセイ集のようなものなのでひとつひとつが短くどこから読んでもいいという気楽さがある。また口語的なカジュアルな表現がおおく、活きた英語にふれらるのでとてもおもしろかった。内容はもちろんのこと文章の語り口もいきいきとしていておもしろい。
ニューヨーク女性のSEX事情
ニューヨークの女性達の全てがわかる最高の一冊でした。
読み始めは驚く様なことがたくさんありましたが、女性なら誰でも
<同感>出来るようなこともありました。
大人の女性になるための一冊です!
フツーの感覚。
TVドラマの方は見たことはなくあまり興味はなかったが、原作の方は元々新聞のコラムとして掲載されていたということを聞いて興味を持った。
前半部分は、ニューヨークのいまどきの男女を描いているが、20代以上の読者であれば、登場人物は自分の恋人あるいはかつての恋人、あるいはその他の友人、知人に、いるいるこういう人、と感じること然りであろう。
そして後半は主にキャリー(モデルは原作者?)とその恋人の日常描写が中心となるが、ニューヨーク以外のどこにでもいそうな、普通の恋人同士である、というのが私の感想。
読み終わって、そういえば元々は新聞のコラムだった、とミョーに納得してしまった。
なるほど
図書館で偶然見かけた本書ですが、あらもしかして
タイトルは違うけどあのドラマの原作かな?と思い
読後、あのドラマのファンと話したところ「絶対そうだよ!」との声。
まぁドラマを見てない私ですが、感想はひとことでいえば
「ニューヨークって超都会。良くも悪くも」。
おしゃれな仕事の男女や、金持ちしか出てこない
第一次産業も家族も排除された街(アメリカでは多分THE CITY=NYってくらい通じるってことなんだろうな)での現実感のない生活。
だが、大都会でしかおこりえない、かっとんだ生活をする人々の
不思議なようすは、正直タイトルほどの引きはないものの
「SPUR」あたりを読んでる人なら、出てくる人の服装描写とか細かいとこで
そこそこ面白く感じる筈。
モデルたちを追い掛け回す男たちや、田舎に帰った女たちと都会に残留する女の対決。個人的には叶姉妹もきっとこんなんだろうなと思われる
ジェットセッターで高級愛人なアマリータの章と、
もてたくてしょうがないのに、もてないさえない30男のスキッパーの章と
モデルのボーンの章がおもしろかった。
あ、でも一番身につまされたのは「不細工な女の子は頭がいいし
性格もいいけど、一緒にいるところは友達には見せれない」と
いいはる男たちの章が・・どこも一緒ですか(涙)。
なるほど
図書館で偶然見かけた本書ですが、あらもしかして
タイトルは違うけどあのドラマの原作かな?と思い
読後、あのドラマのファンと話したところ「絶対そうだよ!」との声。
まぁドラマを見てない私ですが、感想はひとことでいえば
「ニューヨークって超都会。良くも悪くも」。
おしゃれな仕事の男女や、金持ちしか出てこない
第一次産業も家族も排除された街(アメリカでは多分THE CITY=NYってくらい通じるってことなんだろうな)での現実感のない生活。
だが、大都会でしかおこりえない、かっとんだ生活をする人々の
不思議なようすは、正直タイトルほどの引きはないものの
「SPUR」あたりを読んでる人なら、出てくる人の服装描写とか細かいとこで
そこそこ面白く感じる筈。
モデルたちを追い掛け回す男たちや、田舎に帰った女たちと都会に残留する女の対決。個人的には叶姉妹もきっとこんなんだろうなと思われる
ジェットセッターで高級愛人なアマリータの章と、
もてたくてしょうがないのに、もてないさえない30男のスキッパーの章と
モデルのボーンの章がおもしろかった。
あ、でも一番身につまされたのは「不細工な女の子は頭がいいし
性格もいいけど、一緒にいるところは友達には見せれない」と
いいはる男たちの章が・・どこも一緒ですか(涙)。
はたして進んでいるんだか、遅れているんだか
あまりにもあっけらかんとした性は、我々(いや私だけかも)の変わったとはいえ、日本人の感性とかけ離れたものを感じます。パートナーを変えるのがほんの些細な理由であったり、場合によってはその理由さえなかったり。これを進んでいると考えるなら、そのあげくの果てAIDSや家庭の崩壊を引き起こす原因であれば、真っ平ごめんと言いたくなる。宗教の背景もまた我々と違い父性的なものがあり、それから逃れるてっとりばやい方法が現代ニューヨーカーの性生活なのかもしれません。そしてその乾いた文体は、乾いた性を表現しています。本当のハイソはこんなんではなく、中途半端なミドルクラスと思えますが、あっけかんとしたソドムの世界へようこそ、てな感じ。厳格な宗教の束縛とそれへの反発、振り子のようにいったり来たりしている絶対価値なきアメリカ社会を垣間見る思いです。
