- [著]Walter Crane
- カテゴリ:
- ペーパーバック (48頁)
- ISBN:
- 0486418588
- 発売元:
- Dover Pubns (2002/02/19)
- 定価:
¥ 902 (税込)- 価格:
- ¥ 1,184 (税込)
- 在庫状況:
- 間もなく入荷します。ご注文はお早めに。商品はご注文いただいた順番にお届けします。
ユーズド商品:¥ 800 より
花の妖精?
花冠(carolla)を被り、花を様式化した衣装をつけた女性の姿…と思いきや、男性像(中にはオジサンも)もある。
流れる衣装と、しなやかなポーズは、アール・ヌーヴォー風で、ミュシャにも似る。
スミレはしとやか、マリゴールドやタネツケバナは可憐、すずらんは清楚で、勿忘草や百合は優雅、菊は華やか…など、花々が様々な顔を見せる。
しかし、よく見ると、これは何?!というものもある。
たとえば、スノードロップは、なぜこんなたくましい幼児の姿をしているのか?
キバナノキリンザクラの図版に描かれる、植物の茎から生えている牛の頭や、オダマキの花と共に描かれる謎の鳥、フランス菊の、ぎょろ目の牛は、戯画的どころか、グロテスクですらある。
植物をこのように擬人化して描くのは、スウェーデンの画家、エルサ・ベスコフにも通じる。
絵がこんなに美しいのだから、紙質と印刷がもう少し上等ならなぁ。
花から生まれた想像力
「フローラ(花の女神)の饗宴」。クリーム色の紙が美しい挿絵を更にひき立てているように思います。スノードロップ、スミレ、チューリップ、鈴蘭、勿忘草、向日葵、菊、クリスマスローズ・・・というように擬人化された花が四季の移り変わりにそって描かれ、花の紹介が記されています。花からこんなに素晴らしいインスピレーションを得られるのか!。と目を見張る美しさです。大人でも充分に楽しめる、目のための絵本と言えるでしょう。
ウォルター・クレインは十九世紀末英国で活躍した高名な挿絵画家(油絵も残しています)です。ケイト・グリーナウェイ、「不思議の国のアリス」の挿絵を描いたジョン・テニエルがお好きな方なら、たぶん魅かれるのではないでしょうか。
ナサニエル・ホーソン編集のギリシャ神話「A Wonder Book for Girls & Boys 」も、クレインが素晴らしい挿絵を沢山寄せています。勿論すべてカラーですので、大いに楽しめる一冊です。
美しい花の精たちにうっとり
ウォルタークレイン画の美しい花の精たちが、40ページにぎっしりと詰まっています。サイズは25.5×21㎝。
印刷の紙は光沢がある紙ですが、地の色が真っ白ではなく薄クリーム色なので安っぽい感じはなく、気に入った絵を1枚切り取って額に入れて飾ったら素敵かなと思っています。(下にページが入っていますが…)
