From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler

  • [著]E. L. Konigsburg

カテゴリ:
ペーパーバック (168頁)
ISBN:
0689711816
発売元:
Aladdin Paperbacks (1998/04/01)
定価:
¥ 805 (税込)
価格:
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評価: 4.5

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クローディアは退屈だった。何か変わったことがしてみたい。でもダサいのはいや。家出することにしたクローディアは、一定の目標を持って計画を立てる。それは、快適で、今までとまったく違っていて、家のように気楽でいられるところへ行くこと。クローディアは慎重にパートナー(弟)を指名し、行き先(メトロポリタン美術館)を選んだ。でも、冒険に不測の事態はつきもの。すぐに、クローディアと弟のジェイミーは、専門家でも解けないような美術品にまつわるミステリーに巻きこまれることに。しかし、この謎を解くことができれば、クローディア自身が求める答えが見つかるかもしれない。

ユニークなストーリー、読者の心をつかんで離さない文体、独特な線画で定評のあるカニングズバーグの作品。ニューベリー賞受賞作の本書も、読者に本を置かせるすきを与えない。一角の人間になりたいというクローディアの願いと、その願いをかなえるために自分探しに出る物語は、特に思春期の入口にいて本当の自分を探し求めようとする子どもたちにとって、共感するところが多いはず。(9~12才向け)

2008
04/09
Wed

独特のまったり感

[No.7] posted by umemomosakura

両親による自分の扱いに不満を持った長女Claudiaが、家出をしてメトロポリタン美術館に隠れ住むお話。
しっかり者の彼女が、使えそうだという理由で一緒に家出に誘った弟Jamieと交わす会話がかわいいです。
この部分だけでも何度も読み返してしまいました。

お話は美術館にあったミケランジェロ作の像にからんだちょっとした冒険話ですが、ハラハラドキドキという感じではなく、全体になんともいえないまったりした雰囲気が漂っています。
おそらくは作者による不思議な雰囲気のイラストのせいでもあると思います。

題名にあるMrs. Frankweilerが語り手です。彼女が弁護士のSaxonbergに語りかける形で進みます。
全くの予備知識なしで読んだので、この二人が登場している理由がわからなかったのですが、最後にオチがあります。

Newbery賞の本はどれもそうですが、この本も読みやすく、子供の気持ちに沿った気持ちのいいお話です。
英語にそれほど自信のない人でも読むのに難はないと思います。

2008
03/05
Wed

ドキドキまでいかず

0.0% (0 / 1)
[No.6] posted by 青い翼

 小学生の姉と弟が家出する話。総資金約24ドル持って、ニューヨークの美術館内に1週間隠れ住む。ちょうどその頃、美術館のある彫刻がミケランジェロのものではないかという話が持ち上がった、2人はこっそり独自に調査を始めるのだが...。
 小学生3、4年生向けの本。160ページぐらいで、字も大きい。子供ながらのアドベンチャー感覚が楽しめるかと思ったが、大人にドキドキ感をもたらすには、いかんせん字数が少なすぎる:1日で読みきれる程度。また、英語が簡単であるだけに、内容の「児童文学らしさ」を感じた。しかし、受験英語には決して出てこないような日常単語はたくさん登場するので勉強にはなる。
 24ドルあまりでいったい1週間子供2人がどうやって暮らしたのか不明だったが、初版が1967年であることを知り納得した。本の内容よりも、初版から35年経ってからの筆者による後書きの方が面白かった。事実は小説よりも奇なり、といったところ。

2005
12/04
Sun

大人も楽しめる児童書

100.0% (1 / 1)
[No.5] posted by 原田耕二

 日常生活に不満を持ち、マイルドな冒険を求めて家出する少女と誘われて付いていく現実的で締まり屋の弟のおもしろおかしいメトロポリタン博物館での生活が始まります。
 ストーリーは楽しく、英語も分かりやすいので、原書を読み始めの人にお勧めです。探偵小説ばかり読んでいる人にも気分転換にお勧めします。

2004
10/16
Sat

35周年記念の後書き付きです

80.0% (4 / 5)
[No.4] posted by 頭脳風暴

~翻訳で読んで面白かったので、原語でも読もうと思って買いました。お話は、女の子の家での話ですが、お金儲けの上手な弟を連れ出して、メトロポリタン美術館に忍び込んで寝泊まりするという発想が面白い。都会の子供が家出して耐えられる場所は、やはり都会だ。
本書(と同時に発表された「Jennifer, Hecate, Macbeth, William McKinley and Me, Elizabeth」や、少し後の「About the~ B'Nai~ Bagels」)で著者は有名になりました。デビューからの3作は、単純に楽しめます。夢中で読んでしまって、電車を乗り越しました。
本書は原著刊行から35周年記念として、著者のあとがきがあります。ずいぶん時が流れたたので、舞台となったメトロポリタン美術館の様子も様変わり。入場料が必要になったことや、小説の小道具に使ったものがなくなったりかわっ~~たり。また9/11のテロのために街の雰囲気も変わったことなど。~

2003
10/28
Tue

大人も楽しく読める

100.0% (7 / 7)
[No.3]

子供の頃訳書を読み、おもしろかったのを覚えていて最近原書を読みました。1970年代ぐらいの小学生のお話ですが、クローディアは背伸びしていてかわいらしく、背伸びしていないジェイミーの方が大人なときもあり、兄弟っていいなあと思えます。英語も簡単で十分読めます。

2002
11/05
Tue

読んだ後、メトロポリタン博物館に行きたくなる

94.1% (16 / 17)
[No.2] posted by かなぶん

児童文学ですが、大人が読んでも面白いです。私は英語の勉強の一環として読み始めました。クラウディアとジェイミーの姉弟の家出の話です。
しかし、家出先がメトロポリタン博物館!どうやって警備員に見つからないですむかなど2人がいろいろ計画し、実行します。

また、メトロポリタン博物館の内部の様子が詳細に描写されており、とても行きたい気分になります。そして、2人は一つの美術品の謎の解明に興味を持ち、自分で調べたりします。
子供が読んだら、きっとこの本のなかから興味のあることを調べたりするでしょう。英語勉強中の人は、やさしい単語ばかりなのですらすら読めると思います。

2002
05/20
Mon

大人も楽しめます。

82.4% (14 / 17)
[No.1] posted by ele

童話(と言っていいのか不明)ですが、とてもリアル。NY好き、メトロポリタン美術館好きには是非読んでほしい。私は、小学生のころ、訳書を読んで、とても影響を受け、最近原書で読みました。とてもとても素敵です。子どもって大人が思っているよりもずっと大人なんだよね、と思います。童話ですが、まったく馬鹿馬鹿しくありません。


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