Book Description
生理学テキストの古典の最新版。従来どおり、基礎生理学および関連する臨床医学を包括的にカバーしている。全面改訂で概念をより明確にするとともに、必要に応じて生理学の新原則も紹介している。
ユーズド商品:¥ 9,500 より
生理学テキストの古典の最新版。従来どおり、基礎生理学および関連する臨床医学を包括的にカバーしている。全面改訂で概念をより明確にするとともに、必要に応じて生理学の新原則も紹介している。
生理学は、言うまでもなく解剖学や組織学と並んで医学教育の柱となる分野です。人体への理解を深める上で、勉学に励んでも励みすぎることのない領域だと私は認識しています。しかし、多忙さに負けた少なくない医学生達が100〜200ページ程度の簡易本(入門書)を愛読し、試験を乗り切ることだけを目標としている現実は些か悲しいことではあります。
それはさておき、この教科書(通称、ガイトンの生理学)について私なりのコメントをしたいと思います。ガイトンの生理学は、特定の事象について調べるためというよりはむしろ、通読して根本からの理解を積み上げていくといったタイプの教科書です。多くの場合、まずは一般的な物理現象の説明から入り、その原理を人体に適応しながら議論を進めていくスタイルです。内容はそれぞれが独立しているのではなく、0から1、1から2、2から3といった具合に互いにリンクしながら知識が積み重なっていきます。また、結果に至るまでの思考プロセスが跳躍なく説明されてあるので、生理現象に対してイメージを作りやすく、自分の言葉で説明ができるようにもなります。
このように、ガイトンの生理学は知識を「得る」ためではなく「身につける」ための本だと私は位置づけています。それぞれの方にそれぞれのスタイルがあるとは思いますが、着手してみる価値は十分にあると思います。
以前の版ではGuyton博士1人で執筆していましたが、本書第9版ではHall博士に執筆者として加わってもらったという点が大きな特徴です。
医学書院発行の『ガイトン臨床生理学』の原著(第9版)ですので、訳本のこなれていない部分を原文で確認するという使い方でも良いですし、訳本と原著を交互に読むという勉強の仕方でも使えるでしょう。留学を考えている方にもオススメです。
私の場合は最新の原著11版を買ってみたもののとっかかりにくかったので、訳本と原著を交互に読むという方法で勉強しています。時間の有効活用になって良いです。ただ、最新の情報ではないという点には注意しています。
原著はそんなに難しい表現は使っていないので専門用語がわかって慣れてくれば割と読めてしまいます。
読み込んでいくと、「さすが、ガイトン!」と言いたくなりますよ。
教科書の分厚さを目の前にしてアンチョコ本に逃げたくなるかもしれません。
が、一冊はこういう本をもっておくのをオススメします。
アンチョコ本で「暗記」するよりも、こういうのをじっくり読んで
メカニズムを「理解」するほうが、一見遠回りですが
実際は大きなアドバンテージになります。
また、生理学の授業だけでなく、神経の授業だったり臨床の授業だったり
のちのちの調べ物で役に立ちます。
英語自体も難しくないので、慣れてきたら辞書ナシでもいけるのでは。
リーダーズレベルの辞書を持ってたら十分に対抗できると思いますよ。
「下手な日本語」とはこの本の訳本の批判ではありません。
自分はこの本で大学の生理学をいちから勉強しました。
自分は大学指定の日本語で書かれた難しい日本語の生理学が全く理解できず、
たまたま手に取ったこの本の該当箇所を読んで、ちょっと大げさですが「目からうろこ」のように理解する事ができました。
少しの専門単語さえわかれば、Text Bookとあるように難しい英語は殆ど使ってません。
英語らしく、とても順序良く書かれていると思います。
ハードカバーなので本の重量は重いですが、すらすら読め、元の取れる本だと思います。
(物理系の計算については弱いかもしれません)
苦手意識を持っている人には、Pocket Companionがありますのでそれでも十分勉強できると思います。
ぜひTryしてみてください!
自分は薬学の大学院生です。この本はアメリカの先生から薦められて購入したものですが、本当に臨床現場で助かっています!
英語も分かりやすくある程度の専門用語さえ覚えてしまえば、あとはもう発見の連続で楽しく勉強することができると感じました。
生理学と疾病が線で結ばれていくのが実感できると思いますよ。
ある日のこと、週刊医学界新聞を読んでいたらこの本の書評が出てた。「医学生がグループで通読してる・・・云々」。看護学生時代は生理学は好きだったけどまともに勉強せず。仕事を始めてからようやく系統だった勉強が必要だと感じ始めた。「医学生が読めるんだったらオレにも読めるべ。英語の勉強を兼ねて、読んでみるべ」。それなりの大部なこの本を常に持ち歩いて、看護大学編入生の2年間をかけて、初めて洋書を読破しました。看護師として、仕事を続ければ続けるほど無知を感じる今日このごろ。あのころのささやかな情熱を思い出して、改めて読んでみたいと思う一冊です。
心臓、循環、腎臓、呼吸の章は、特にすばらしい。
膜電位などの話で、分子レベルの話が少ないと感じるが、
そこでやめず、是非、上の章を読み進んでみよう。
分子レベルの話は、図書館で「標準生理学」を使うのどして、適宜、補えば十分。
よくわからないところに目をつぶって、試験だけパスして
モヤモヤしたものが残ってる人は、そのモヤモヤが晴れるに違いない。
英語で読む価値ありの、わかりやすい本です。
読むためのポイントは、各節のはじめにある要約を大事にすることだと思いました。
ちなみに、この日本語訳は、あまり良くないと思います。日本語で読むなら、標準生理学でいいと思います。
薬剤師です。
学生時代は生理学の講義についていけなかったので、
就職してから独学で勉強するために、購入しました。
無味乾燥な、事柄の羅列ではなく、その事柄のもつ意味について
関連事項も説明しなおしながら、書かれてあるので非常によくわかります。
循環器や腎は3回くらい読みなおしました。
ようやく連関がつかめてきた感じです。
しかし、読めば読むほど新しい発見があります。
学生時代にあまり勉強しなかった薬剤師の方々にもおすすめします。
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初めてこの本を手にしたのは20年近く前だ。医学部の3年生の時にこの本を買い読み始めた。当時は青い本だった。開いて読み始めて驚いた。なぜか読みやすい。わかりやすい。頭に入ってくる。英語の医学教科書で初めて読み切った本になった。
その後、5年生の時にGuytonに会った。医学部の特別講義だった。彼は両手につえをつき、教室に入ってきた。教室を見渡すとにっこり笑顔を作った。90分の講義中、彼は座ることなくつえをついて立ったまま講義を終えた。彼は小児麻痺の後遺症で、つえなくして立つことはできないのだ。その彼が「書いた」教科書である。彼は、研究者であり、教育者であり、たまたま障害を持っていた。そんな彼が、あんなに理解しやすい教科書を作り出したのだ。
まず、彼の講義をす㡊??姿に出会えた自分の幸運に感謝した。そして、彼が家族一人一人に対して感謝を示す謝辞を教科書の冒頭に掲げているその気持ちを深く理解したような気になれた。