Because of Winn-dixie

  • [著]Kate DiCamillo

カテゴリ:
ペーパーバック (192頁)
ISBN:
0763616052
発売元:
Candlewick Pr (2001/09)
定価:
¥ 676 (税込)
価格:
¥ 730 (税込)
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241 位
評価: 5.0
2008
09/11
Thu

文句なしに5つ星!

[No.6] posted by はるちゃん

英文がとても読みやすくどんどん読めます。誰にでも当てはまるような問題をかかえた主人公が、迷い犬のWinn-Dixieと一緒に暮らし始めたことで、周りの世界がどんどん良い方向に変化していく様は読んでいて引き込まれます。この本以来、犬を見かけると、本当に犬が「にっ」っと笑ったりするのかどうか気になります。「こころ」の動きがとてもよく描けていてとても好きです。

2008
04/27
Sun

犬って素晴らしい

[No.5] posted by umemomosakura

かわいくて心温まるお話です。
牧師の父に連れられてフロリダのナオミという小さな町に越してきたIndia Opal。買い物に行った店で出会った野良犬を連れ帰り、店の名をとってWinn-Dixieと名づけます。
物語はこの、ちょっとおバカで人懐こいWinn-Dixieをきっかけに、少女が町の人々と一人また一人と親しくなっていく過程をつづっています。

話に大きな山場はなく、淡々とした印象ですが、登場人物が皆優しく、そして哀しく、読んでいるこちらまで穏やかな気持ちにさせてくれます。
特に牧師の父との心の溝が埋まっていく過程は、泣かせてくれます。
犬っていいものですね。

英文はとても簡単。一文も短い上、1ページの文字数も少ないです。
比較的難しそうな単語を拾ってみても、fit(ひきつけ)程度でしょうか?後は推して知るべし、です。
それでも決して幼稚な文章ではないです。
洋書の入門には非常によい作品だと思います。

2006
07/26
Wed

人生は甘くて哀しい

100.0% (5 / 5)
[No.4] posted by ヤマボー

映画「きいてほしいの、あたしのこと」を先に観て、原作を読んでみようと思い立った。ほかの方のレビューにあるようにたいへん読みやすく、また映画のシーンとだぶらせることもできて、とてもよかった。孤独な少女が犬と出会い、共に過ごしたひと夏の出来事・・そう書けばありがちなストーリーなんだけれど、読んでみるとちょっと違う。

主人公オパールは牧師の父とナオミの町に引っ越してきた。彼女の母は彼女が幼いころに家族を捨てて家を出てしまい音信普通。母の思い出すらないオパールは、ウィン・ディクシーと経験したさまざまなことをママに話せたらどんなにいいだろうと思い描く。

ウィン・ディクシーを介して、年齢も性別もまちまちな友達がたくさんできていく過程は面白い。そしてそんな大人の友達から教えてもらう「生きる」ということの意味。この物語に登場するキャンディーのように、人生は楽しく甘くもあるけれど、哀しい味もするのだということをオパールは悟る。

辞書なしで読めるし、とにかく面白いのでお勧めします。

2004
12/02
Thu

原書に挑戦するときに

90.9% (10 / 11)
[No.3] posted by 児童文学の友

大人になってから、英語の原書に挑戦しようとする場合、問題の一つは自分がおもしろいと思う本とその英語のレベルのバランスがなかなかうまく取れないということではないだろうか。つまり、自分が楽に読める本はあまりおもしろくないし、おもしろそうな本の英語のレベルは高すぎて挫折するということが多い。
その点において、この本は大人が英語の原書に挑戦するには、ぴったりの一冊だと思う。
これ以前のレビューにも書かれているように、行間がゆったりとしているし、平易で簡潔な文章で、各章のまとまりよく淡々と物語が綴られていく。次々と大事件が起こるわけでもないし、冒険に突き進んでいくわけでもないのに、なぜかどんどん続きを読みたくなるのだ。
主人公の女の子の気持ちも率直に描かれているのだが、不思議と単純すぎるという気がしない。
犬が好きならば、もっと楽しめると思うし、大人の登場人物も魅力的である。
そして、最後にはちょっとした事件が起こるだが、その結末にもホッとさせられるのである。

2004
05/23
Sun

幸せな気持ちになれました

87.5% (7 / 8)
[No.2] posted by badcom

この作品は徒らに主人公の心情を綴ることなく、割合淡々とした筆致で描かれる小さな奇蹟(というには、あまりにも些細で日常的なことなんだけれども)の数々がとても魅力でした。

かなり余裕をもって大きな活字で印字されていることと、1つ1つのパートの焦点がはっきりしていて、しかもきっちり進んでいくので、英語がそれほど得意な人じゃなくても、とても読み進めやすい本だと思います。

かなりのスピードで読み進めましたが、読み終わるのがとても残念でした。1章ごとにだんだんじわっと幸せな、それでいて切ない気持ちになれる不思議な本です。犬が好きな方にもお勧め。

2003
08/31
Sun

心にしみる珠玉の作品

92.3% (12 / 13)
[No.1] posted by honey-you-are-all-right

 子供向けに書かれた本で、シンプルで誇張がなく人の暖かさや哀しさが心にしみる本です。フロリダの小さな町に越して来た牧師の娘インディアは捨て犬だったWinn-Dixieの不思議な能力に助けられて、ひとりまたひとりと新しい友だちをつくっていきます。違う町の教会に赴任する父やトレーラーハウスに住む設定がアメリカを感じさせます。やさしく自然な英語はとても読みやすく、それでいて内容は深く、登場人物も魅力的です。はじめてペーパーバックに挑戦する人にもお勧めします。


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