- [著]Debbie Macomber
- カテゴリ:
- マスマーケット (416頁)
- ISBN:
- 0778321606
- 発売元:
- Mira Books (2005/05)
- 価格:
- ¥ 846 (税込)
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ユーズド商品:¥ 1,643 より
読みやすくて、心温まるけど。。。
病を乗り越え、家族間の問題を抱えながら、毛糸の店を開いたLydiaはその店で編み物教室を開く。そこにそれぞれ問題を抱えた年代の違う三人の女性が申し込んでくる。彼女達がそれぞれのかかわりのなかで、または編み物をするということを通して変わっていく様子を描いた作品。英語はものすごく読みやすく、難しい単語もあまりないのですらすらと読めますし、内容も女性ならそれぞれの年代で経験するような問題が扱われているので興味深く読めると思います。
いろいろ考えさせられることも多く、感動もしたのですが、最後はちょっと安直な終わり方のように思えました。みんながみんなこういう結果になるというのは現実には。。。という感じなので星3つ。途中までは星5つかなと思っていたのですが、ちょっと残念。
描写はすばらしい
編み物教室に集まることになった4人の女性それぞれの抱える悩みや悲しみの描写はとてもすばらしくて、気持ちが良く伝わってきます。例えば、不妊治療のために仕事を辞め、生活の全てを注ぎ込んでいるのに体外受精が失敗し続け子供を産むことを断念しなくてはならなくなっていく女性…。その辛さや愛し合っているからこその夫との葛藤、期待と恐怖の間で揺れ動いてしまう気持ちは痛々しいほどです。ガンの再発を恐れながらも精一杯人生を生きようとする女性、生まれ育った家庭が崩壊してしまい一人孤独と戦いながら生きる女性、夫を愛していながら夫の浮気を黙殺する日々を送る女性も登場し、この4人の生活や感情の動きが優しく細やかに綴られていきます。ただ残念なのは、4人が幸せを掴んでいく過程で重要な出来事が多くの場合偶然によるものであることです。ハッピーエンドは嬉しいのですが、他力的な乗り越え方しか示されないところが意志的に問題を解決したい人には参考にならないし、物足りない感じを持ってしまいました。また、結局は子供がいなければ完全には幸せにはなれない、病気と付き合っていくのは容易ではない、というようなステレオタイプなメッセージが感じられてしまうところが所詮は物語にすぎないと感じてしまうところです。もっと多彩な幸せの感じ方があっても良さそうなものだと思ってしまったので星3つとしました。
A MUST read book!
This book I would recommend to everyone. The four are captivating and you won't want to miss a minute. They are by far one of the best friendship groups I have read in a long time.
Lydia, who is a cancer survivor, takes a chance and opens her own knitting supply shop. She decides to start up a class to get things going. What she doesn't expect is the story. All four are classical type women from books, but the storyline is fab.
I could guess what was going to happen, but didn't make me love the story any less. I am glad that I have the next book A Good Yarn, so I can continue the story today! I would also highly recommend reading Tino Georgiou's bestseller--The Fates--if you missed it!
爽やかな面白さ
青春時代からの二度の脳腫瘍の治療を終わって、入院中からの夢だった編み物ショップを開店した30才の女性が、初心者クラスの生徒を募集し、集まったのはそれぞれに悩みを抱えた50代の金持、30代の不妊治療中の女性、惨めな生活から抜け出したいと考えている二十歳過ぎの女性といった顔ぶれ。
トラブルの予感は間違いなく的中するが、それぞれの女性が主人公で、最後はハッピーエンドになります。
途中で涙を流しながら読みました。間違いなく面白いのですが、やはり女性向きの小説です。
ほっとする本
特に期待せず読み始めましたが、途中から続きが気になって気になって本を閉じるのにかなりの意思が必要でした。
登場人物の誰一人として私に似ている人はいないけれど、人間の暖かさというものがダイレクトに伝わるシンプルで良質な作品だと思います。
人間関係に疲れたり、誰も信じられなくなってしまった時にお薦めの本です。
Review
シカゴ旅行中にスーパーで見つけた本です。
スーパーに置いてるペーパーバックと言えば、売れ筋のビッグネーム作家によって書かれたものがほとんどですよね。私が見たときもまさにそうだったのですが、そんな中、全く聞いたことのない作家によるこの本が目に入りました。裏表紙のストーリー紹介を読んでも地味そうだし、、「どうかな?」と思ったのですが、中を見たところ簡単な英語で書かれていたため、時間つぶしによいかと思い、買ってしまいました。
ところが、、読み始めてみると、時間つぶしどころか、ぐいぐい話に引き込まれて最後まで一気に読んでしまったのです。
偶然出会った4人の女性がいつの間にかかけがえのい友人になるというありがちな話なのですが、なんでこんなにおもしろいのか不思議で仕方ありません。
作家のストーリーテリングが上手なのかな?続編も出ているようなので、ぜひ読みたいと思っています。
英語を勉強中の方にもお勧めします!たぶんTOEIC600点位あれば、辞書なしでも十分楽しめますよ。
If you missed reading Tino Georgiou's masterful novel--The Fates, I'd highly recommend reading it. Truly an enjoyable read.
心温まる本
始めの方はゆっくりペースで読んでいたのですが、途中からぐいぎ引き込まれ、最後まで一気に読めました。
2度の癌の闘病生活から生還し、A GOOD YARNというお店を開いた主人公、そこに集まった編み物教室の3人、主人公を含め4人の日常生活でそれぞれの女性の直面する悩み、葛藤等はとても共感できました。普通の生活の中で、誰でも悩みは持っているけれど、自分自身と向き合ってそして、他の人の言葉をきちんと聞く心、そして助け合う事を忘れないという人生において大切な事を教えてくれた心温まる本だと思います!お勧めです。
安心して読める物語
ここのレビューを見て購入しました。易しい英語で、覚えてしまいたくなるような表現がいっぱいです。ストーリーは、作者がこうあって欲しいと願う方向へ進む感じで、予定調和を感じました。それゆえストーリーに緊張がなくなりましたが、逆にいえば、登場人物に降りかかる不幸の数々がいい方向へ引き戻されるとわかるので、安心して読み進むことができました。おそらくもう一度読むと思います。
編み物の時代がやってくるかもしれない
主人公は、なんのビジネスモデルもなく「毛糸屋」をひらく。
人生が無難につづくわけではないことが身をもって分かっているからこそ
リスキーでもやりたいことをやってみよう、と決意したからです。
そこは、この一見ホンワカした本の、誰にもあてはまる部分かもしれません。
「編み物関連のストーリーって所帯じみてて関心ない」と思っている方も
けっこう共感できる細部がつまっています。そう、男性でも女性でも。
あと、もしかしたら編み物って、とっても素敵なものかもしれない。
いままで編み物にハマったことのない私でも、なんだか編んでみたくなりました。
女性四人の人生(糸)が織りなすニット物語
物語は平凡なシアトルの女性たち四人の物語。
そういえば、私が最近のアメリカ女性の物語で連想するのは、女性が複数集まると、たいていはセックス・アンド・ザ・シティやデスパレートな妻たちの様に、少し非日常的な過激さと、性的にも奔放な女性たちの本音物語なのですが、
(こういう話は正直、テレビで見るのですら少し疲れるんですが)
この物語は何所にでもいる本当に平平凡凡な女性たちの話なので、平凡な日本人の私でも取っつきやすかったです。
この物語のリディアは2度の癌からの生還者で、小さなニット教室を開く。
そこに集う初級ニット教室の受講生三人の女性たちも、それなりに悩みやらを抱えている。
女性四人の人生の出来事がオムニバス形式で描かれていて、それらが一つになって、この物語を形成している様は、色違いの糸を交互に編みこんで模様を作り、一つの作品にしていく柄物のタペストリーの様でもあり、ここで作られるベビー用毛布がそれを象徴しているかのようにも思えます。
こういう話を読んでいると、「アメリカの女性も、いや、どこの国の女性達も同じ様な事で悩み、同じような経験をするのね〜。」とか思うので、親近感がわきます。
物語の中の会話のやり取りも本当に平凡で、ありきたりなので、近所の人の会話を聞いてるような感じがします。
内容的には映画の「ため息つかせて」「マディソン郡の橋」の様な平凡さですが、そこがまた面白いので何となく読んでしまう作品だと思います。
ここには、「プラダを着た悪魔」の様な、アメリカ的競争主義のスーパーキャリアウーマンは出てきません。
それ故、淡々とした物語に共感することだと思います。
只、物語の話の流れや登場人物それぞれの身の上に起こった出来事を、4人の主人公それぞれの視点で描かれた形で話が進行し、それぞれに重なっているので、注意して読まないと、話の内容がもつれて、誰が誰だか分らなくなる可能性もあると思います。
