- [著]Mary W. Cornog
- カテゴリ:
- マスマーケット (576頁)
- ISBN:
- 0877799105
- 発売元:
- Merriam Webster Mass Market (1994/08)
- 定価:
¥ 676 (税込)- 価格:
- ¥ 749 (税込)
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ユーズド商品:¥ 199 より
ボリュームたっぷりでお買い得
Word Power Made Easyで語源から単語を覚えるというアプローチにすっかりはまり、その勢いで本書を購入したが、読み物として楽しみながら進むWord Power Made Easyとは異なり、本書は正統派の単語学習帳であった。
構成はシンプルだ。まずは語源の解説があり、続いてその語源から派生した4つの単語が紹介される。各々の単語については、単語の意味、その単語を使用した例文、そして更に詳しい単語の用法やニュアンスや使用方法の説明がなされる。説明はコンパクトであるが内容は濃くて非常に参考になる。
この構成(一つの語源と4つの単語)が最小セットとなり、基本的にはこのセットが最初から最後まで繰り返されるわけだが、2セット毎に小テストがあり、8セットが1ユニットとなり、1ユニットが終わるとそのユニット全体のテストがある。また、各ユニットの終りにはギリシャ神話や歴史に由来する単語が8つ収録されており若干のアクセントとなっている。
このユニットが25収録されているため、全体としては千の単語が収録されていることになる。全体では500頁超となり大変なボリュームである。毎日の通勤電車で一日1セットずつ勉強したが、このペースでやると遅々として進まない感じで、最後までやりとげるのに2年以上かかった。途中でやめようとも思ったが最後まで続けられたのは、取り上げられている単語が上級で歯ごたえがあり、それに対する説明が上述の通りコンパクトながら非常に内容の濃いもので、興味深いエピソードなども多数収められていたからだと思う。
気軽に単語を勉強したいという方にはお勧めできないが、ある単語の意味を深く知りたいと思う場合には手元においておくと重宝するのではないかと思う。今回改めて値段を確認して安さに驚いたが、ボリュームたっぷりかつクオリティの高いとてもコストパフォーマンスのよい参考書である。
知的好奇心を満たし、飽きません
ひとつ例をあげて説明します。
最初に、PEL/PULSの語源について説明があり、その後、関連単語(compel, expel, impel repulsion)について、それぞれ、発音記号、意味、例文、使い方等についての記述があります。
同じようにして、単語が全体で7〜10個程度出たところで、復習を兼ねたテストがあります。
テストはまめに盛り込まれており親切だと思いますし、新書サイズ(厚さは2.9センチ)で軽く持ち運びもOK。Index付きです。
知的好奇心を満たしたい方にとってもとてもおもしろい読み物です。ただし、ボキャブラリーを増やすという目的でこれを使用する場合は、上級レベルの英語力が必要になると思います。
(参考)SVL12000との比較結果
洋書ボキャビル本が好きで、幾つかの本を併用している。漠然と「簡単な単語が多い・
難易度の高い単語が多い」、「よく見かける単語が選ばれている・マニアックな単語が
多過ぎる」等と言っても今ひとつ客観性に欠けるため、ひとつの目安としてSVL12000と
比較してみた。
・見出し語=995語
・上記995語の内SVL12000に含まれる単語411語(41.3%)
・上記441語の内Level 10-61語-14.84%、Level 11-83語-20.19%、
Level 12-96語-23.36%でLevel 10以上の単語が58.4%を占める
見出し単語の41.3%がSVL12000に含まれている(この数字は、"Word Smart:
Building an Educated Vocabulary"の64.3%、"1100 words you need to know"
の60.7%よりも低く、"Joy of Vocabulary"の34.3%、"Kaplan Word Power"の
36.1%よりは高い)。本書は上に挙げた類書の中では、真ん中ぐらいの難易度
と言えそうである。
なお、問題の出題形式が最初から最後の章まで一貫しており、私好みの構成。
また、特長のひとつであるprefix, suffix, root別の章立てに関しては、
それぞれについて4単語づつしか見出し語が挙げられていないため、辞書的な
使い方は出来ない。辞書的な使い方を期待するのであれば、"Random House
Webster's Build Your Power Vocabulary"の巻末にある"glossary"か、より
マニア度の高い"Instant Vocabulary"の方が良い。
ハイレベルを手ごろな感覚で勉強できます
比較的レベルの高い単語が多いながらも、程よく楽しみながら読み進めることができるボキャビルです。一つのセクションが3〜4ページなので取り組むことに抵抗をほとんど感じないのも魅力です。
3000語を対象としている、と表紙に書いてありますが、各語の説明が簡潔でとてもわかりやすいことに好感を持ちました。語源ごとにまとめられた構成で、発音記号・定義・例文・解説と続いています。ボキャビルとして人気のあるWord Power Made Easy や Instant Word Power、あるいはJoy of Vocabularyでも扱っていない単語がけっこう出てきますので、それらを終えた方も楽しく学習できるはずです。
全体が25のunitに分けられていて、さらにそのunitがいくつかのセクション分けられています。それぞれのセクション(3〜4ページ)の最後に簡単なクイズがありますが、それはすべて記号で答える形式のもので、綴りを書くことを求めるものではありません。それがこのボキャビルを軽快なものにしている大きな要因のようです。
500ページを超えるという、けっこう厚みのある冊子になっていますが、ちょっとした時間を有効に使って勉強したいという人にはピッタリのようです。初めてのボキャビルとしては勧めにくいのですが、3冊目あたりの人はきっと面白さを感じるはずです。ぜひお試しください。
ギリシア神話人名事典みたいな感じ
ボキャビル目的としてペーパーバックを読んでいる人は、こちらの本を手にとってみても良いと思います。
語源の解説、語源から派生した単語とその代表的な意味、その語句に対する解説(ごくごく短いので区切りをつけやすい)、2つの語源だいたい10個ぐらいの単語に対して1回のクイズ、となかなか緩急のある小気味のよい構成で、こういう雑学ものを読むのが好きな人にとってはボキャビルも出来て一石二鳥な感じです。まぁボキャビル本なわけですが。分厚いけど何といっても軽いのも魅力。
バーナードの「ギリシア神話人名事典」なんかにはまった人には特にお勧め。
若干マニアック
内容が若干マニアックであり、本書を読んで覚えるというレベルに到達するには難しいと思います。 ただ、ちょっと暇つぶしに目を通すという方にはお奨めです。
マニア向けの一冊
英単語を語源で覚えるというのがこの本の趣旨ですがそれ以上に魅力的なのが各単語の解説文から読みとれる西欧文化の様々な知識です。 Triviaとしても楽しめると思います。構成もすばらしく、各単語に例文と解説を付し、要所要所でチェックテストができるようになっていますから飽きることもありません。
はっきり言ってレベルはかなり高いです。やおらTOEIC対策などと意気込んで本書を手にとることは回り道のような気がします。TOEICレベルのテストで点が取れないような人はそもそもこの本の本文が読みこなせないでしょうから…。
かなり覚えやすい・・・
英単語がABC順に並べられている本はたくさん
発売されている。しかし、そのように並べられた
単語は一度覚えてもすぐ忘れてしまう。
それを理解して、この本は共通した語源の単語を
まとめて並べている。
例えば、pac/peas という、平和を意味する語源を
もつpacify,pacifist,pact,appease を一まとめに
して並べている。このように、似た単語をまとめて
覚える事によって、単語を覚えやすいのである。
ただ、載っている単語はレベルがかなり高いので、
上級者向けと言って良いだろう。
英語の「漢字」を身につける
この本を何度も読めば,いわゆるビッグワードが恐くなくなる.
英語をマスターするにはビッグワードを避けろという主張があり,
私はそれに反対はしない.日常的にはそれで十分「使える」からだ.
しかし我々が日々使っている日本語を考えてみると,ひらがな,
カタカナだけで十分には表現できず,一定の水準の漢字が必要だ.
英語のビッグワードにもそれと同様な水準がある.
例えば,海外でも日本でも,英米人社会に入っていこうとすれば,
Agentという代わりにEmissaryと言う方がいい場面がある.
基本語に重点を置きすぎると,言いたいことは英語で伝わるが,
母国語でなら表現できる教養レベルが相手に伝わらないことが
ある.これは意外に大切な盲点だ.
このような意識を持って利用す㡊??ならば,本書の説明は非常に
具体的で興味を引くものなので,挫折することなく最後まで,
そして繰り返し読める.その結果,語彙は確実に増える.
他のレビュアーの方のご指摘通り,見出し語は決して易しくは
ないが,そういう意味で必須な水準を示していると思う.
単語力増強に最適
今まで英検の単語帳や英英辞書のみで単語を学んでいたので、この本を見て目からうろこが落ちるようでした。単語数は1000語程度ですが、記載されている語幹や起源は知らない単語に遭遇したときに活用できるので有効だと思います。また学習者のみならず普通の読み物としても楽しめると思うので常に手元に置いておいて暇があればパラパラページをめくるようにすれば自然と単語の知識が増えていくと思います。
