Eats, Shoots & Leaves: The Zero Tolerance Approach to Punctuation

  • [著]Lynne Truss

カテゴリ:
ペーパーバック (240頁)
ISBN:
1592402038
発売元:
Gotham Books (2006/04/11)
定価:
¥ 1,383 (税込)
価格:
¥ 1,602 (税込)
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23,822 位
評価: 4.0
2004
07/30
Fri

博覧強記,博識の人には答えられない?!

88.9% (8 / 9)
[No.2] posted by h-ike

背表紙にこのタイトルのもとになった小話があります。この小話を一読して,「おもしろい!」と思えば,読む資格ありです。この本のキーワードはstickler。語法(ここでは句読法)にうるさい人を指します。著者はsticklerにはなりきれないが,sticklerの要素を持つ自分も捨てきれない。アポストロフィから始まる前半は結構笑えますが,最後のまとめの章はしんみりとします。とにかく古今の英米の作家,語法家の引用に圧倒されず,同じ程度の背景知識があれば楽しめると思います。そうでなければ,インターネットで背景知識を集めながら読み進めることをおすすめします。

2004
05/22
Sat

タイムの書評を見て買いました

100.0% (57 / 57)
[No.1] posted by LovePeace

以前、タイム誌の書評に載っていたのを見て買ってみました。ユーモアのセンスたっぷりで、内容も非常に読み応えのある作品です。作者は正しい英文法のあり方、特に句読点の正しい打ち方とはどうあるべきなのかを読者に問いかけています。アポストロフィー、カンマ、ダッシュ、パンクチュエーションマークだけをテーマにして200ページもある読み物なんて珍しいと思いませんか。

例えば本のタイトルになっている表現。(Panda. Large black-and-white bear-like mammal, native to China. Eat, shoots and leaves.)「パンダ」を百科辞典で調べると、「パンダは、食事をして、銃を放ち、そして立ち去る」と読めますが、実はカンマが一つ余計についていて(表紙のパンダがそれを必死に消していますが(笑))正しくは「パンダは新芽や葉を食べます」とあるべきものです。句読点の使い方1つでとんでもない誤解が生まれる、そんな作者の主張が非常に分かりやすい形でタイトルになっています。

私たちが日頃何気なく使っている句読点の歴史が、実は中世ヨーロッパの印刷技術の歴史と密接に関わっているという話、オックスフォードの提唱する正書法に対して疑問を投げかける話、イギリス英語とアメリカ英語のどちらに正統性があるか舌戦を繰り返した学者の話など、小ネタが盛りだくさんです。また、登場する例文にも作者の遊び心が見え隠れしています。結構楽しみながら読めますよ。お勧めです。


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