モモ (岩波少年文庫(127))

  • [著]ミヒャエル・エンデ
  • [翻訳]大島 かおり

カテゴリ:
文庫 (409頁)
ISBN:
4001141272
発売元:
岩波書店 (2005/06/16)
価格:
¥ 840 (税込)
Amazonポイント:
8 pt
在庫状況:
通常24時間以内に発送
Amazon.co.jp で商品情報を見る

ユーズド商品:¥ 259 より

この商品をブログに貼り付ける

1,529 位
評価: 5.0
2008
08/09
Sat

現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品

100.0% (1 / 1)
[No.33] posted by コーキ

児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品だった。特にニノが経営するファーストフードの誰もがイライラして忙しく、椅子に座ってゆっくり食事する余裕もない様子は現代社会の象徴だと思う。時間を短縮し効率を追求することばかり考えていると、子供が自由に遊ぶことや人の話をゆっくり聞くこと、人のことを考えることといった本当に大事なものを見失ってしまうかもしれない。

2008
07/13
Sun

大人も子供も

[No.32] posted by unbalance

 児童文学なのでとても読みやすい。読みやすいけれど平易ではありません。モモと友だちとのゆかいな会話、時間を奪うときの灰色の男たちの手練手管や不気味な笑い、生まれては朽ちていく時間の花。これら一つ一つを丁寧に想像しながら、ゆっくりと読んでいくことができました。
 一読して、最近流行のスローライフやスローフードを思い浮かべて、説教臭いなーと思われる方もいるかもしれませんが、物語としての骨子もしっかりしています。モモの友だちを騙して強制的に働かせ、時間を奪い続ける灰色の男たちから、時間を取り戻すべくモモとカメのカシオペイアは行動を起します。なのに主人公のモモができるとことといったら相手の話を聴くだけ、直接協力ができる仲間はカメのカシオペイアだけ、魔法もなし。さてモモはどうやって友だちを助けだすのでしょうか。ぜひ、いろんな人に読んで欲しい名作です。

2008
04/26
Sat

絶対に今の若者が読むべき本

[No.31] posted by あああ

この本を子供の頃に読みました。あの頃は普通の冒険本だと思いましたが改めて読んでみるとある種の預言書のように思えます。灰色の男たちの思想はまさに世を動かしている権力者達、モモの友達のジジはまるで現代に生きる芸能人のように見えます。ベッポは今現在の労働者、モモの友達は学歴社会に生きる今の子供たちの行く末のように思えます。この本を読み自分の進むべき道を見つけてはいかがでしょうか。

2008
03/14
Fri

育児で時間のないママのためにも、お勧め!

100.0% (2 / 2)
[No.30] posted by もこちマン

育児疲れで、心身消耗しているときに久々に読んだ本。連日、忙しい、忙しいを連発し、幼い息子に対して、余裕をもって接することができず、荒んでいた私の心を豊かにしてくれた本です。息子と一緒の時間を過ごしているとき、”あ〜、今、唯一無比の美しい花が咲いているぅ〜”と感じることで、その限られた時間を貴重なものとして実感できるようになりました。過去、大切な自分の花を無為に枯らしてしまったことは多々ありましたが、家族と幸せな時間を過ごしているとき、”忙しい””急ぐこと”この二つの弊害を改めて見なおしました。得ることより、貴重なものを失ってしまうということも・・・・・・。

2008
03/04
Tue

大人になって読んでよかった

0.0% (0 / 1)
[No.29] posted by piyo

小学生のとき、ぶ厚いハードカバーで、優等生が感想文を書くイメージが強くって、結局敬遠して読めなかった。いい年の大人になって読んだけど、そのほうがよかったと思う。やっぱり名著。
この本を読むことで、ふだんの仕事のことを忘れて、時間の隙間がゆるみ、気分も晴れてくる。

2008
01/23
Wed

大人が読むべき

[No.28] posted by zelnaga

子供の頃読んだ記憶がある「モモ」
原作者であるミヒャエル・エンデは、果てしない物語やモモというような物語だけではなく、エンデの遺言 という著書では貨幣とは何なのか、どうあるべきかを綴っている社会学者的な一面を持ち合わせている。

そういったところの興味から、かつて自分が読んだという記憶だけ残っているこの「モモ」はどういうストーリーだったのであろうかと、手を伸ばしたわけだ。

時間は限られている。そして誰にも平等に与えられている。何が無駄な時間で何がそうでないのか。子供が読むにはもったいないほどの高度な内容で、こういった本こそ大人が読むべきと感じる。

小学生の自分などはまさに残念すぎるほど理解できていないし記憶にも残っていない。
ただ、こういった本を買い与えてくれて、再度年月を経て改めて自身で読み直し、そして学びを得られたという結果を与えてくれた両親に対して改めて感謝をさせてもらう書籍となった。

2007
12/05
Wed

時間泥棒との戦い

100.0% (1 / 1)
[No.27] posted by Rosemary

現代人にとって「時間がない」が合言葉のよう。
主人公、ももは現代人から時間を盗む泥棒と戦うというシュールな設定。
子供なら小学校高学年から。抽象的な考え方、ファンタジー世界での緻密な描写は子供にとっては難解かもしれませんが、毎年1度ずつ繰り返し読むに値する名著です。
大人になって読み返してもその都度、感動できる部分を発見できる「哲学」する児童文学書。

2007
11/24
Sat

不安を打ち負かす

80.0% (4 / 5)
[No.26] posted by rose-quartz

  モモが初めて時間泥棒と対峙したとき、モモは恐ろしさで歯がガチガチ鳴りました。
それでもモモは勇気をふりしぼって時間泥棒の闇のような心の底を真っ直ぐな視線で見透そうとします。
その勇気が世界を凍らせようとしている時間泥棒たちの陰謀をあばくことになったのです。不安な心」が時間泥棒たちのつけいる隙です。
未来、将来、明日の不安…人々は貯めなければ、買わなければ、もっともっと…
どんどん不安が先に立ち、心の余裕がなくなっていくのでした。
「今」こそ、ただひとつの真実、今を大事に、分け合い、心を注ぎ合い、不安を打ち負かし、目の前の人を大事にしていく…
そんな信念を直ちに持たなければ…これは、きっと真実の話です。

2007
11/16
Fri

大人こそ読んでほしい本

100.0% (6 / 6)
[No.25] posted by 茶太郎

私が小学生の頃、映画「ネバーエンディングストーリ」が流行って、
その流れでこの「モモ」も読む子が多かった記憶があります。
私は完全なるテレビっ子、読書嫌いなので見向きもしなかったのですが(笑)

三十路過ぎてから初めて読みました。
うん?!これって今読んだ方がかえって良かったかも。
これは子ども向けの本だけれど、絶対に大人にも読んでほしい本だと思いました。

時間=心
時間は感じるもの。
一瞬と感じる時もあれば、ながーく感じる時もある。
時間に心を入れることが、生きる=最も大事なこと、というのがこの本のテーマです。

時間の節約ばかりして、時間に心を入れない大人達は
次第にズルしてまでも作業効率をあげようとします。
その結果、イライラし、周りに目を向ける余裕もなくなり、そして生きる実感が持てなくなってしまうのです。
自分の子どもでさえも、関心を持つ時間、愛してあげる時間を節約し始めます。

物語の中では、その大人達の行動は"時間泥棒"たちの仕業で、
時間を取り戻すために、少女モモが戦うのですが、
これって今の日本の現状を見せつけられているような気がして少し怖くなりました。

モモやその他の子ども達は、何も変わってない。
おもちゃがなくても円形場で精一杯遊べることもできるし
子どもの施設がなくたって、大人達の愛情があれば幸せなのです。
なのに大人の都合で、それが出来なくなる。子どもにも時間の節約を強いるのです。

子どもは時間に心を込めるのが上手。私たち大人も見習いたいです。

2007
10/26
Fri

コンパクトがよい。

100.0% (5 / 5)
[No.24] posted by tokky3世

小さい頃、学校の図書館にありました。でも、小学生の本の割には、分厚くて、当時読書が嫌いだった私はこの本を読みませんでした。中学校でも、図書館にこの本がありました。当時、兄が読めとすすめてくれたのですが、この時も、本を借りて読む習慣がなかった私は、また機会を逃しました。高校に入って、学校の課題で、英語の物語として、とある一文が英語教材として出てきたのですが、またこの時もスルーしてしまいました。

それもこれも、読書習慣がなかった私が原因ですが、
この度、本屋さんによったら、すごくコンパクトなサイズでしかも、かなり低価格でモモが
買える事に驚きました。

私も、もう28歳になりましたが、20年越しの本に、今やっと、兄たちがすすめて
くれたことが理解できました。
童話なので、いろいろな読み方があると思いますが、あ。この童話にでてくる人たち
自分の周りにいるなぁ…。と思いながら読みました。

3、4時間もあれば、あっという間に読めるのですが。
何故今までこの時間がとれなかったんでしょうね。

たいした感想は、書けませんが、すごく清々しい気分にさせられた本でした。
皆さんも味わってください。
小さい、文庫本のサイズにしてくれた、岩波少年文庫に少し感謝してます。


CD・DVD・楽器 | インテリア・寝具・収納 | おもちゃ・ホビー・ゲーム | キッズ・ベビー・マタニティ | キッチン・日用品雑貨・文具 | ジュエリー・腕時計 | スポーツ・アウトドア | ダイエット・健康 | 水・ソフトドリンク | パソコン・周辺機器 | バッグ・小物・ブランド雑貨 | レディースファッション・靴 | 花・ガーデン・DIY | ペット・ペットグッズ | 家電・AV・カメラ | 車・バイク | 食品 | 美容・コスメ・香水 | 本・雑誌・コミック | 旅行・出張・チケット | 不動産・住まい | 学び・サービス・保険 | 百貨店・総合通販・ギフト | デジタルコンテンツ | 車用品・バイク用品 | インナー・下着・ナイトウエア | 日本酒・焼酎 | ビール・洋酒 | スイーツ | 医薬品・コンタクト・介護 | メンズファッション・靴