- [著]香山 リカ
- カテゴリ:
- 新書 (211頁)
- ISBN:
- 4004307813
- 発売元:
- 岩波書店 (2002/04)
- 価格:
- ¥ 735 (税込)
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最近の若いモノは・・・
最近の若者は…という言葉は、いつの時代にも存在するものだ。だから、イマドキの若者がおかしいというわけではない。自分たちだって、今までそうやって言われてきたんだから。
でも、若者ではない自分にも、いくつか、若者の中に当てはまる部分があった。
あと、どうしてか分からない、行動もそういう事だったのかと少し理解ができた。
活かすべきは活かし、取り入れるべきは取り入れる、それが大事だと思う。
しかし、昔はやった、お酒の一気飲みはよくないとは思うが、さしつ、さされつ…みたいな団結した飲み方がなくなった?のは少し寂しい感じがする(まぁ、そういう仲間と飲めば良いだけの話だが)。
ひとつのテーマに対しての文章が短いので、内容が薄く感じてしまい、そこが残念だ。
すでに現実とずれている
若者文化は移ろいやすい。この本が出版されてから数年を経たいま、若者の意識はすでに進化あるいは退化しているだろう。心理の人が書く本は、乱造気味になりがち。若者の法則よりも心理学者の法則を研究したほうが世のためになるのではないか。
取るに足らないことばかりを書き連ねたエッセイ集
すでに他のレビュアが書いているが、「若者に関する個別的出来事」という範疇に入る話だけをまとめただけの本だ。「法則」でもなんでもない。その上、個別のエピソードがおもしろければいいのだが、それもない。今まで読んだ香山リカの本の中では最低の出来だ。この程度のエッセイで文筆家として金がもらえるなら、私でもできそうだ。
確かにそうだなぁと思わせる記述も多いと思った
若者が文字を見るのは,携帯の液晶画面に表示された250字。それ以外の活字からは急速に離れていると言われる。250字では伝えきれないような魅力ある本がなくなっているのだろうか。
《いや,そんなことはない,そこまで言わなくても文字の集積が伝える感動は今もたしかにあるはずだ,と言う人は,まずすべてを250字以内で書く練習にチャレンジしてほしいと思う。それでもどうしても「250字くらいでは,とても私の言いたいことを表現しきれない!」ということがたくさんあれば,本や読書がこれからも生き延びる可能性は高いはずだ。しかし,もしそうやってみて,「なんだ,250字でことたりるじゃないか」と思ってしまったら・・・,読書の未来は明るくないが,その人自身は若者とはうまくやっていける才能を持っている人と言える。どちらにしても,悪くない話ではないか。》(121頁)
1テーマ4頁程度で最近の「若者」の特徴を取り上げたエッセイ風の作品。「なるほど,そういえば,そうだなぁ」というものも少なくなく,一読には値しよう。
ちなみに,上記引用は「読書」がテーマなのだが,同じ箇所に下記のような部分もある。香山リカって,最近,「なぜ日本人は劣化したか」という本を出さなかったっけ?
《そのこと(引用者注・若者の読書離れ)を「日本人の知的水準が低下してきたのだ」という理由で説明しようとする人がいる。しかし,動物が進化することはあっても,自然に劣化するなどということがあるのだろうか。》(118頁)
意見の違いを踏まえて
小難しい言葉もなく、筆者の意見に納得してしまうので、サクサクっと読み終わった。
大人は、若者の考え方をどう捉え、どう理解し、対応すればよいのだろうか?
筆者なりの意見を述べながら、問うようにして書かれている。
これは若者に対する「大人への道」という大人用の指導の仕方の教育本かな?
それは少し違うか。
学校で買わされ、仕方なしに読んでみたが、これが意外と面白い。
若者の僕が読んで、さすがに全てが同意見なわけではないが、「なるほどな〜」という感じにはなる。
筆者の意見に返答しながら、自分自身を見直した。
こういうものは、あくまで参考であり、読者を百パーセント説き伏せる事のできる本は、まずない。
意見に違いがあって当たり前だ。
ただ言っている事に対して否定的な意見ばかりをもつようでは、読む価値などない。
けれど、結局は・・・。
実際、これが多くの人の結論にはなる。
僕もそうだろう。
しかし、言いたいことは、そこにもっていくまでの過程が大切だということだ。
自分の意見と見比べ、賛成したり、対立しながら、自分自身の意見をまた再構築していくのも面白いはずだ。
僕は、この本もそのための一つになったと、考える。
随想化した新書でも十分意味のある時代なのかも
これがわざわざ新書で出るということは、この本に書かれているレベルさえ考えられていないのかなと思ったら、実際にそうみたいなので驚いた。(というよりテレビの浅薄さにあきれた)
香山女史の短い経験論・随想集なので、そんなに難しいものではないし、特に特殊な知識は必要ない。また、これが最善の結論というわけでもないだろう。
ただ、考える、自分で反論してみる、もう一度結論を出してみるという手順を踏んでるまともな短評なので、参考にはなる。
「若者がどうこう言う前に、お前はどうやねん」――乱暴に要約すればそういう本である。
ステレオ・タイプに「わからない」、「信じられません」という何の参考にもならないコメントや、一方的な極論を吐いて満足しているワイドショーのコメンテーターにご不満な人は是非どうぞ。
なかなか面白い分析だとは思いました。
主に筆者が接している大学生や患者などを見て
筆者が分析した短い評論をまとめた本といった
感じでしょうか。私も一応若者ですが,なかな
か面白く読めました。ただ精神科医の言うこと
は参考程度に留めるべきで,信用性はかなり
欠けるかもしれません。
若者をひとくくりにするのは難しいでしょう。
題名のとおりここ最近の若者について著者なりの見解を著している。若者を一方的に批判するのではなく客観視しており、あまりにも的を得ている所もあり、一若者としてどきりとさせられた。ですが、若干極端な話もあるのが考えもの。大人、若者問わず読んでいただきたい本です。
少年犯罪・・又かっ、て人に
若者であれ大人であれ、こんな行動するよね、と思わせられる。
傍観者のサイドで居続けるとなぜなのか解らないことも多いけど
この本はそれら日常感じるナゾの模範解答集なのだな、と思う。
結構、お得!
法則?
若者の「法則」というタイトルへの期待には応えていないと思います。
「法則」というよりも個別的な出来事の記述ですが、それだけに現代の精神的な雰囲気を理解する為の、一つの資料として参考になるかと思います。
