ロイヤル英文法―徹底例解

  • [著]綿貫 陽
  • [著]須貝 猛敏
  • [著]宮川 幸久
  • [著]高松 尚弘

カテゴリ:
単行本 (896頁)
ISBN:
4010312785
発売元:
旺文社 (2000/10)
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5,049 位
評価: 4.0
2008
06/28
Sat

いつも手元に置いておきたい文法書

66.7% (2 / 3)
[No.41] posted by アンビシア・マグニフィス

高校時代に使用していた文法書では、何か物足りないと感じるようになったとき、丁度、『ロイヤル英文法』に出会うことができました。この本の情報量は予想以上に膨大で、圧倒されます。ページ数も収録情報量も多すぎて引きにくいかと思いましたが、その心配はありません。巻末に「文法事項索引」、「英文語句索引」、「日本語表現索引」、「機能別会話慣用表現・談話語句索引がついているからです。各索引を使い分ると、調べたい項目のページにすぐ辿り着けます。(この本の場合、最初から最後まで通読するのではなく、各索引を活用し辞書的感覚で必要な情報をピックアップしながら使うのが、お勧めです)。それから、Q&Aやコラムという形で、私たちが英語学習中に感じる素朴な疑問に答えてくれますし、色々な豆知識も提供してくれます。Q&Aやコラムを読んでいるだけでも面白いです。『ロイヤル英文法』は、翻訳学習にも役に立ちます。私は翻訳を学んでいる際、こなれた訳文を作ることにばかり躍起になり、ついつい文法という基礎事項が疎かにしてしまいます。でも、それでは意味の通ったいい訳文はできず、にっちもさっちも行かなくなります。そんな時には『ロイヤル英文法』で、文法事項を確認するよう心がけています。本を開くたびに新しい発見があり、翻訳学習の楽しさも倍増します。(但しこの本はあくまで「文法書」であり、訳文作りの技術を伝授する本ではないので、悪しからず)。…ちなみに、圧倒的な情報量の『ロイヤル英文法』は初心者向けではありません。英語を基礎の基礎から学びなおしたい人や、英語が苦手な人にも向きません。あくまで、英語が大好きな中級者〜上級者向けです。私にとっては、なくてはならない文法書ですし、内容も期待を大きく上回るものなので、迷わず星5つをつけます。

2008
06/05
Thu

時制の記述が古い

42.9% (3 / 7)
[No.40] posted by あと

英語の時制は、現在形と過去形のみで、未来形はない。
willもbe going toも未来を表す表現だが、法助動詞、現在進行の形であって、時制は現在である。(willは現在形、wouldはwillの過去形、というのは自明である)

文明国の言語には、未来時制があってしかるべき、という規範意識のためか、長らく未来時制形は存在すると信じられてきたが、最近の教科書の多くは、「未来を表す文」といった表記に修正されているので、そろそろ再考すべきだと思う。

『表現のための実践ロイヤル英文法』では、多少そのことに触れているが、『ケンブリッジ現代英語文法入門』などを読むと、きちんと書いてあるので納得できると思う。

2008
02/16
Sat

人気のある文法書だが、疑問点もある

70.6% (12 / 17)
[No.39] posted by HYDROGEN

綿貫陽先生をはじめ、編集者の顔ぶれは著名人ばかりである(マーク・ピーターセン先生も参加)。
Q & A 方式の小話(文法解説)は他の文法書にはあまり採用されていないので、一読の価値あり。
しかし、実際に使ってみると、ほしい情報が載っていなかったり、???と疑問に感じることも少なくない。
例えば、16章の「態」を見てみると、能動態と受動態について説明がされている。
そこには「受動態は堅い文章に用いられ、口語では稀」といったことが書かれているがここに疑問を感じる。

例えば「What happened to Tom? 」という疑問文の回答はどのようなものを想像するだろうか?

  1. The dog bit him. (犬がトムにかみついた)
  2. He was bitten by the dog. (トムが犬にかみつかれた)

上記のような2つの回答があった場合、おそらく話者は2を選択する可能性が高いと思われる。
2が優位になるのは情報構造 (Information Structure)によるものだが、本書の解説はそれを無視している。
つまり、本書は談話の中の文脈という点にあまり焦点を当てずに「受動態は会話では稀」と説明している。

本書は良い要素もたくさんある反面、理論が少し古いと感じることも少なくない。
よく売れている文法書であるが、内容を全て信じるのは少々危険である。

2007
06/03
Sun

高校英語に最適です。

35.3% (6 / 17)
[No.38] posted by ミヒート

英語の非常勤講師(高校)をしています。自分が授業の準備をする際に英和辞典と同じくらいよくこの文法書を開いています。高校生が持っていても丁寧で解かりやすいと思います。退屈でも文法の基本はおろそかにできませんものね。と、いいつつ説明を求められると曖昧な点が多い自分は本書に頼っている始末です。

2006
11/16
Thu

持っていて損なし。

94.8% (55 / 58)
[No.37] posted by KZMK

英文法の細かい疑問点を払拭したいと思って購入。そういう私の意図にはまさにうってつけの本でした。

一言で言えば「痒い所に手が届く」本です。章立てがかなり体系的になっているので、英文法の全体像を大まかに捉えるための大きな手助けになりますし、基礎的な文法知識から一歩踏み込んだ細かい疑問点に答えてくれたり、あるいは現代英語の理解に必要な範囲での英語の語法の歴史に触れていたりと、細かい知識も満載です。また、文法書の割には例文の「生き」がそれなりに良いのも特徴だと思います。やはり新たなる文明の利器、コーパスのおかげでしょうか。

ただしこの本は、高校レベルの英文法を学んだことのない人や、中学高校で英文法の苦手だった人には必ずしも薦められません。本書には、すでにある程度の文法知識が身についている人を読者として前提としている傾向があります。たとえば、本書を頭から読み進めて行っても、後の章で解説されている知識がないと意味が分からない箇所があったりします。初学者や苦手な人には若干辛いでしょう。そういう場合は、もう少し基本知識に絞って書かれた、段階的に学んでいける本に当たるべきです。

どちらかと言うとこの本は、英文法の標準的な知識にある程度慣れた人が、基本事項を確認・整理したり、さらに詳しい知識を得たりするための本であると言えるでしょう。

また、この本に書かれてある詳細な知識をすべて覚えこんでしまおうと躍起になる必要はないでしょう(よほど高度な英文法の専門の方ならともかく)。些事を丸暗記する前に、飽くまで文法の原則を理解することが大切です。よく、この本を「詳しすぎて全部覚えられないから嫌、使えない」という人がいるのですが、辞書を全部覚える人がいないのと同じで、「全部覚えなきゃ駄目」という固定観念に囚われる必要は全くありません。その点、この本の利用法を誤ってはなりません。文法上の問題に突き当たったときに初めて、本書を「文法の辞書」として引くという使い方でとりあえずは十分です。

本書は特に、何らかの形で英語を人に教える立場にある人にお薦めです。ちょっと自分の中で曖昧になっている点などを、折に触れて辞書的に調べるという利用法が非常に便利です。そういう人にとっては、持っていてまず損のない一冊です。ぜひ座右に置きましょう。

万人には薦めないという意味で星4つにしました。

2006
11/13
Mon

さすがに名著

89.3% (25 / 28)
[No.36] posted by Nick(ニック)

私は、他に「英文法解説」を持っているが、こちらと比較すると非常に楽しめる本である。
最初から通読しようとすると、途中で挫折するだろう。私は、同問題集を解きながら、間違ったところを本書にて確認するようにしている。そうすれば必然的に本書を一通り参考にしたことになる。
この問題集には、対応した本書の頁Noが書かれているのでとても親切である。
また、陥りやすい項目には、トピックとして書かれているので大変参考になる。

一つ言わせてもらえれば、一貫性がないような気がする。その点では、「英文法解説」の方が上ではないか?とにかく、自分にあった書を選んで学習されるのが良いだろう。(^o^)/Nick

2006
10/13
Fri

非常に詳しいが。

90.3% (28 / 31)
[No.35] posted by 生涯浪人

大学受験にとどまらず、Toeicの受験や社会人の英語の勉強に用いられるほどである。
では、そんなに細かい内容かというと、正直そうは思わない。かなり重要な情報を載せていった結果、これだけの量になってしまったのだと考える。使い慣れないと、普通の辞書よりはるかに引きにくいだろうが、辞書的な使い方をして、もっと知りたいと思うところを覚えたりする勉強に向くものだと思う。高校で渡される文法書はとっつきやすくても、情報が少なくてフォローが必要なものが多い。本気で英語に取り組む人には、欠かせない一冊だろう。

2006
09/17
Sun

詳し過ぎかも・・・

62.5% (20 / 32)
[No.34] posted by 現役国立大生

英語が大好きな方向けです。
あまりにも詳しく書かれているため、1年くらいの勉強期間だと、
全てのページを引ききれないと思います。消化不良を起こす事も
あると思います。大体の疑問はこれで解消できますが、
事柄が細かいため、実践的ではありません。
個人的には、桐原の「Forest」か、山口先生の「英文総合読解ゼミ」
をお勧めいたします。

2006
08/25
Fri

書籍版は買わない方が身のためです

13.6% (11 / 81)
[No.33] posted by KK

私はこの本は電子版を強く勧める。
自分は書籍版は立ち読みしかしていないが、辞書的に編集されているため、見開きページ単位で編集されていない。
これゆえ、ページの最後の方から、めくった次のページの頭にかけて書かれているところもある。
高校生の勉強用途としては非常に使いにくく、参考書として使う場合は他の書籍を勧める。
さらに重量もあるので持ち運びには不便だ。
私は文法書は使いやすいのを持っているので、書籍版を買わずに電子辞書(キャノン製)にインストールされている電子版を使っている。

小論文風にかいてみました。偏見も入っているかも知れません。書店に出向いて確認してください。

2006
07/03
Mon

凄まじい情報量

86.0% (37 / 43)
[No.32] posted by takatyantyan

高校生から社会人までというのを売りにしている様ですが、ネイティブの人でもここに網羅している文法は正確には使いこなせない位の情報量を網羅しています。もちろん基本的な文法項目もおさえていますし、事細かい文法も言及しています。特色として大きな大項目→中項目→小項目と分岐して、項目毎に細かく分類されて例文で簡潔に例示されているので、読み疲れがしません。例文も多用されているので実用的です。また正しい例文、誤った例文法を積極的に例示し比較されているのも本書の特徴だと思います。

しかしあまりに凄まじいボリュームなので、一ページから読破していくというような参考書の装いでは勿論ありません。私はライティングの時に特に、手元に本書を置いて疑問が湧いた時に、和英辞典を使用する感覚で、辞書代わりで使用しています。また、ライティングをすると日頃自分の言いまわしのパターンが少ないと常々感じるのですが、語彙を増やす感覚で本書を気が向いた時に利用し、少しずつ書き方のパターンを増やすのも手でしょう。実際頭で解かっていても、それらを「書く」作業に移すと、殆ど使いこなせていないケースが多いです。これらを使いこなせる事で、文章も洗練されて、ネイティブの人からも一目置かれる英文を書く事も可能になると思います。

巻末の英和、和英文法検索ページが付されているので、それを巧く活用できますし、辞書的使用法を意識して作成されたのも覗えます。

カラー印刷では、ありませんし初学者には気負いそうな書ですが、まずは簡単な文法書を一通りマスターした後に、本書を手元に置き、必要に応じて活用する使用法が適切だと思います。


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