- [著]上橋 菜穂子
- カテゴリ:
- 単行本 (331頁)
- ISBN:
- 4037500701
- 発売元:
- 偕成社 (2008/02)
- 価格:
- ¥ 945 (税込)
- Amazonポイント:
- 9 pt
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 590 より
3,951 位
2008
10/26
Sun
憎しみの日々を越えて
100.0% (1 / 1)
バルサにも、そして読者にも、ことの全容が明らかになる。
入り組んだ物語の、ことの顛末に向けて、読むほどに気が重くなるようだった。
大人たちの身勝手が見苦しくてならない。それぞれの言い訳はあるにせよ、自分の言い分だけを振りかざして押し通す者が多い。
畏ろしき神タルハマヤを身に宿したアスラはまだ幼い。バルサだけが、アスラを普通の子どもと同じように扱う。
掲げるものが、信仰であれ、正義であれ、復讐であれ、快楽であれ、人殺しは人殺しなのに。
バルサの悲しみが、胸にしみる。
なぜ、大人は子どもの笑顔を祈ってやるだけのことができないのだろう。
期せずして、差別の問題やテロリズムの問題をも考えさせられた物語だった。
2008
06/01
Sun
深く心に染み入るファンタジー
75.0% (3 / 4)
なんて大きな話
日本にこの様な深く心に染み入るファンタジーがあったことを最近まで知らなかった。
抗い難い力に引きづられながらも、バルサの哀しみを内に秘めた真実の優しさに触れ、少しづつ幼い心が強く自分の意思で決めた行動
深いです。
大勢の愛すべき登場人物がでる西洋ファンタジーもいいが、日本にこの本が在ることを誇りに思います。
