- [著]田辺 聖子
- カテゴリ:
- 文庫 (230頁)
- ISBN:
- 4041314232
- 発売元:
- 角川書店 (1990/05)
- 価格:
- ¥ 441 (税込)
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古典ビギナーにも良いかもしれません
阿漕の存在がいちばん好きです。
初めて読んだのはもうかなり前になりますが、ときどき書棚から引っ張り出してクックックと
笑いながら読んでいます。
いきなり古典を読むのは、少しとっつきにくいかと思います。
田辺さんが、ほんわかとやさしくユーモアたっぷりに書いているので、ぜひお楽しみください。
『舞え舞え蝸牛』とあわせてどうぞ。
現代風アレンジがいい
「落窪物語」を読んだ時から魅力的に感じていた阿漕夫婦がますます魅力的になっています。
おちくぼ姫夫婦も芯が強い感じで素敵です。
1番うれしかったのは、面白の駒と四の君の話。
原本では何だかなぁ、な展開だったので、こういう変更は大歓迎です。
平安時代なら普通だったのかもしれないけど、現代的な視点から見たら違和感を感じる部分を
きちんと処理してくれているので、読んでいて気持ちいいです。
古典文学で一休み
田辺さん独特の穏やかで優しい文章が心に染みます。内容は申しませんが,王朝時代のお姫様の生活模様や社会的立場など,さりげなく予備知識も補足されています。物語もメリハリが効いて面白いですし,登場人物も魅力的です。女性が夢見る王朝絵巻の入門書としては源氏物語よりも適しているのではないでしょうか。個人的には主人公のお姫様の侍女である阿漕が影の主人公だと思っています。お姫様の為に色々と頭を悩ます彼女はかわいいです。気分転換に一冊手にとられて損はないと思います。
気軽に平安時代へいざなってくれる本
私がこれを読んだのはたしか小学生でした。なにげなく姉の本箱からひっぱりだして、、、びっくりした!お、おもしろい!とにかく日本板シンデレラのような切なくも痛快なストーリーと、田辺聖子さんの文章によって引きずり込まれました。この本が私を古典好きにしました。古典が学生のとき苦手だった方などにもおすすめです。平安時代の様子が身近に感じられる一冊。読みやすい古典を求めている方にぜひ。
これなら楽しい古典!
日本の古典って読んでても当時の習慣とか生活様式が想像できなくてちんぷんかんぷん。「古典って難しくてちょっと…」と言う人にぜひ読んでほしいのがこの本です。
時代は平安。貴族の人々が十二単を着て、女性は髪を長~く伸ばして、男性は何人でも妻を持つことが許され、それが当然だった時代。でもこんな時代でもあったんです。目もくらむようなシンデレラストーリーが。
継母に召使のようにこき使われ、粗末な着物に一段落ちくぼんだ粗末なお部屋に住み、落窪姫と呼ばれる貴族のお姫様。そんなお姫様に一人の貴公子が恋をした!
平安時代の不思議な習慣・生活を分かりやすく説明しながら、ドタバタとくりひろげられる面白おかしいシンデレラストーリー。笑えて・学べて・ちょっと感動。オス!スメです。
