- [著]永井 明
- カテゴリ:
- 文庫 (242頁)
- ISBN:
- 4043447019
- 発売元:
- 角川書店 (1998/06)
- 価格:
- ¥ 460 (税込)
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ややシニカルであるが事実を描いています
東京都内の私立医大をでた彼が研修医時代の挿話などを
興味深く描いている。
医師がどうあるべきかを問う誠実さにこころを打たれます。
しかし、病院の管理者などをシニカルに描いていますが、
やや書生論的な面を感じます。
病院論、組織論の原図を見ますが、やや違和感を覚えました。
現代の医学の問題点を浮き彫りにしています。
やめた理由は書かれていないが
「ぼくが医者をやめた理由」というタイトルなのに理由が書かれていないと怒ってはいけない。「医療のここがおかしい!」と真正面から批判するよりも、日常業務の中で感じたかすかな違和感、「こんなのはヘンだ」という意識を書き留めた方が、細かいニュアンスが伝わるというものだ。
「死」を考えるきっかけになる本
こんな医者もいるんだ、とちょっと驚いた。
確かに、日常的に医者は死に接するだろう。
医者の中でもこの著者独自のちょっと変わった死のとらえかたがわかる。
ふざけたようにも見えるが、なんらかのプラスの影響が私にはあった。
残念なことに、著者自身が最近亡くなったらしい。
文章が読みやすい。
どうして、“やめた理由”なんかで本を書いたんだろう?と
興味本位で読んでみた一冊。
それが!!
読み始めからハマってしまい、驚くほど早く読み終わりました。
ガンを告知するかしないかとか、「死」について作者が考える事とか
こんな考えの人もいたんだなぁと、ちょっと遠かった医者という存在が
少しだけ近づき、医者だからといって普通の人と何も変わらないんだという事が
分かる一冊。
作者の様な医者ばかりではないかもしれないし、考え方も違うかもしれないけど
読んでみると、予想外にハマります。
続編も含め読んでください
あらゆることに疑問を感じ、逃げ出してしまった人。ただ、全てを医者だからと片づけてしまわないところに共感が持てた。この本を読めば、医者も人間であることに気づけると思う。文章自体も堅苦しくなく、大変読みやすい。娯楽として読むのにもお勧め。
