- [著]灰谷 健次郎
- カテゴリ:
- 文庫 (408頁)
- ISBN:
- 4043520247
- 発売元:
- 角川書店 (2000/02)
- 価格:
- ¥ 760 (税込)
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砂場の少年に入りたかった昔
初めて読んだのは小学生の頃だったかな?
そして、ページがボロボロになるくらい読み込んだのは中学2〜3年である。
あの頃、教師や同学年との関係でメチャクチャ悩んでいた。
あぁ・・・本に自分を投影するなんて、これぞまさに『中二病』ってヤツか('A`)
灰谷氏の現実(政治・主義主張)でのスタンスは、正直言って嫌いだけど、この本は一作品として、
得たものは非常に大きかった。青春の名作だったと思う。
やはり内容をMAXに堪能できるのは中学〜高校までか・・・・ 。
大人になると「今も昔もそのまた昔も、こんな純粋まっすぐなガキはいねーよ」と舌をだしてしまう。
しょっぱい大人になっちゃったなぁ。
中学時代にこの本に出会っていたら
こんな中学生いるかな、今の時代。
と、思う所もありますが、
差し引いてもいい話、というか、
考えさせられる話でした。
教育というのは、難しい。
僕の中学時代も、丸刈りを強要されていました。校則で。
入学式の前日まで髪を切るのを躊躇して、
結局はしぶしぶ校則に従ったんですが、
あの頃にこんな話に出会っていたら
僕はどう思って、どう行動していたんだろうと思います。
子供を持った今、
自分が子供だった時の思いや感じ方を忘れてはいけないな、
と、切に感じたりしました。
すごいっ(●^o^●)
この物語は生徒が新しく来た先生にいろいろ学校のきまりがおかしい事についていろいろ言います。最初、その札付きのクラスを担当された先生は生徒にそういうきまりがおかしい事などで責められたけど、その生徒1人1人の言葉にはきちんとした自分自身の考えがあり子供ってすごいなって子供の私が感心しました。でも、その生徒の中にもすっごい悩み苦しんでいる子がいて最後には涙が出るぐらい子供って深いなって思いました。
子どもの頃、こういう先生、こういう本に出会いたかった
さすが、灰谷さんの作品。
学校の矛盾から世の中の矛盾をみごとに子どもの視点にたって描いている。
子どもの頃、こういう本に出会っていたらな・・・と思わされた。
「こうしないといけない」「こうしなさい」という先生じゃなく
「なぜ、そうするのか」「他にどんなことができたのか」
など、子どもたちのことを信じて、
彼ら自身に考えさせてあげるような先生がそこにいた。
現実では、なかなか難しい教育の理想を
この本の中では、気持ちよく描かれているので読んでいて気持ちいい。
教育について考えさせられた作品である
教師というものは、先入観を持って子供のことを見がちである。しかし、子供というのは様々な可能性や秘められた力を持っているのであるから、広い目で見なくてはいけないと改めて考えさせられた作品である。また、教育というのは非常に難しいものであると感じた。文章が難しくないので子供から大人までの多くの人に読んでもらいたいと思う。
心が震える名作です。
私は臨床心理士・河合隼雄氏の本の中でこの本が紹介されており、それで読もうと思いました。
この本の主人公である臨時教師は特に教育に対して熱い情熱を持っているわけではない。
ただ「生徒を偏見でみることだけはしない」という信条を持っている。
学校教育に限ったことではなく、「人を偏見をもたずに接する」ということは案外簡単そうで難しいのでないでしょうか?
赴任先の中学校では教育として、教師の価値観の押しつけ、体罰などが横行し、
他の教師達は知っていても黙認しているといった状況である。
そんな中で主人公は素顔の生徒に向き合い、自分の考えで行動していく。
教育とは一体なんなのかを考えさせられた。
お勧めの一冊です!
マイベスト3に入りますよ!
何でこんな良い本がまだレビューされてないんでしょう?思わず書いてしまいました。うまく言えませんが、灰谷ファンの人、迷っている人、教師を目指してる人、教師の人、学生さん、読んだ方がいいですよ。教師という物はこうあるべきではないでしょうか
