- [著]古川 日出男
- カテゴリ:
- 文庫 (277頁)
- ISBN:
- 4043636032
- 発売元:
- 角川書店 (2006/07)
- 価格:
- ¥ 540 (税込)
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疲れたので途中で読むのをやめました
まず、文章が読みにくい。堅苦しい文体でも、佐藤大輔なんかは割とスラスラ読める。この小説は単に表現がクドいだけなので、読んでいて突っかかってイライラしてくる。
そして内容がつまらない。1巻は軍略ものに近い内容だが、なんというか適当だ。
ありきたりすぎる復讐劇。そして肝心の孔明の罠的な部分では、敵をどうやって罠に落としいれるのだろう。そう思っていた。
……魔法で解決とはな。
だったら最初からとっとと魔法使っとけよ。
というか主人公が役立たずだから、親兄弟に疎まれてたっていうが……
魔法が使えるってことを親兄弟が知ってたら少しは違ってたんじゃないの??
なんで隠してたの??
そこの補足も不足しているように感じた。
壮大なファンタジーです。
壮大なファンタジーです。
歴史、ミステリーも絡んでますが、
この二つの要素は中途半端です。
語り口調がユーモラスで、語彙を駆使してます。
表現がいちいち大仰で、雄大です。
古川日出男さんの経歴読んだら、劇の台本書かれて
いたということで納得しました。
印象に残ってる言葉が
「その書は惑乱が拾い、錯乱が買い入れ、癲乱
が陳列したのです」
「書物はそれ自身の意思で出会うべき人物の
所へ現れる」
言葉遊び嫌いな人には、しんどいかもしれません。
ファンタジー、童話好きの人にお勧めです。
シニカルな大人の童話です。
世界級の物語作家
文庫が出てたのですね。それはお目出度い。
この著者は物語を紡ぐ力があり、ジョン・アーヴィングやガルシア・マルケスの長編を想起させるものがあります。日本人作家は、わりと小さな世界を膨らませたり(宮部みゆき)、独自の世界での展開(村上春樹)で一級のものを出す例が多い気がしますが、これや「ベルカ、吠えないのか?」などのように大きな物語を展開できる方は稀に思います。ジャンルを超えて世界級の書き手でしょう。
ブランデー片手に読めばあ〜ら不思議
文庫で3分冊、1000ページ超と聞くとビビルかもしれないけど心配無用、一気に読めます。(私はビビッて先ずは一冊だけ買ったが、直ぐ二冊目三冊目を買いに走るハメに)
ただし必ず夜読むこと。
浮世の悩みとかはいったん忘れて、ブランデー片手に読めばあ〜ら不思議、幻想的な語彙の渦に巻き込まれて、貴方はいつの間にかアラビアの夜。
あと、寝不足に注意。
ナポレオン侵攻時代の話の方が尻切れの感あり、その分★ひとつ減。
壮大なる「物語」
迫りくるナポレオンの侵攻、それに対する読むものを破滅へと導くと言われる「災いの書」。そして夜毎語られるあまりにも壮大な「物語」。著者古川日出男の力量を見せ付ける長編傑作だ。夜の種族によって語られる「物語」が本作品の大半を占め、その間になすすべもなくナポレオンの侵攻をゆるすエジプトの姿が描かれる。したがってこれをミステリーとするか、歴史SFものとするかは、人によってそれぞれだと思うが、とりあえずそんなことは考えず、この語り部の「物語」を堪能してほしい。登場する3人の個性的なキャラクターとその数奇な運命とストーリーにぐいぐい引き込まれ、すらすら読めてしまう。そしてどんでん返しが待つラストシーン。これがあったから日本推理作家協会賞だと頷ける。
長い・・・
まず思ったのは長い… 三冊のうちの一冊目。
文はやたらこねくり回すような文章で短編なら面白いかもしれないが、長いと読む気無くす。
この作者の煽り広告として「圧倒的な語彙力」っぽいことかかれてるけど、
これは語彙と言うか、無意味に難しくして書いた文章(まあ、俗に言う厨2病)なのでは。
内容がアラビア物なので、ワザとそうしてるのかも知れないが、
ドストエフスキーの長編の冒頭のあの読む気無くす文章が雑に並んでるだけの文章かと思った。
要は時代遅れ。自分が若いからかもしれないけど。
内容はまあまあ。賞をとってはいるが、そこまで絶賛する内容でもなし。
特に感想は無い。
女は妖しく、男は...
満足するかどうかは、この物語をアラビアンナイトに連なる読み物だと思えるかどうか...
深く考えずに、ただただ、その時々の異国の世界を想像して読んでみると、この虚実入り混じった文章をたっぷりと楽しむことができると思われる。
読了後に現実に戻れば、男は結局は単純な生き物だと実感させられるのは、この作者の作品らしい。
最後になにやら勝つというか操っていたのは女...
そんな風に読み終えたのは私だけ?(笑)
これまで読んだ同じ作者の作品では、妙な軽さがある現代コトバの一人語りに食傷気味だった。
しかし、歴史モノということもあり、少しそのあたりは抑え気味。
たまに意外なところに出てくるが、適度に緊張感が抜けて良い♪
ちなみに、長さに対してのコメントもあるかと思うが、本家本元のアラビアンナイト(東洋文庫)の、あの冗長さと比べれば、短い短い(笑)
最近の角川文庫のセオリー(?)通りの三分冊だったが、上巻としてはちょうど良い部分で終わった気がする。
分冊を見据えて書いたか??と思うくらい(笑)
そして、フレデリック(レイトン)卿が描く清麗な女性たちが表紙となっており、3冊分も楽しめるのは嬉しい♪
