- [著]松下 麻理緒
- カテゴリ:
- 文庫 (333頁)
- ISBN:
- 4043866011
- 発売元:
- 角川書店 (2007/10)
- 価格:
- ¥ 620 (税込)
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2008
04/13
Sun
細やかな人間描写に感銘。
100.0% (7 / 7)
サスペンスとなると、人間の描き方がとかく薄っぺらで、ひたすらおどろおどろして現実味がないが、二人の共著者の経歴からか,さすがに人間観察が緻密で奥深く、最後まで謎解きが持ち越され、深く静かにエキサイティングさせらながら読み終えた。そこで、これのテレビドラマ化されたものに大いに期待したが(12チャンネル)、これは最後に、原作にない蛇足の結末がつけられ、原作の味わいを台無しにしてしまっていた。テレビだけを見て、本書と著者が評価されないためにも、本書「誤算」がもっと多くの読者に読んでもらいたいものと、願っている
2007
11/09
Fri
これからが楽しみ
トン女心理学科卒の2人の共同執筆とのことです。
場面も大きな舞台はなく、なんとなく舞台劇のような進行。
しかし、登場人物一人一人の心理状態を克明に描いていくことで、いかにもにもありそうな場面つくりに成功していると思います。
それが物語りを重厚にして、おおきく膨らんでいきます。
よく海外の推理小説で大きなお屋敷の中での
密室殺人に登場人物の心理描写を描いているような感じ。
タイトルの誤算は、誰の誤算なのでしょうか・・
読んでいくといろいろ想像できて面白いです。
庶子の恵太の役どころが良い感じでした。
実は、恵太は俊也も操っていたようにも思えてきます。
(意味は、本を読んでみてください)
これからが楽しみな作家に思えました。
