- [著]雪乃 紗衣
- カテゴリ:
- 文庫 (223頁)
- ISBN:
- 404449911X
- 発売元:
- 角川書店 (2006/08/31)
- 価格:
- ¥ 480 (税込)
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新章の方が面白い。
正直、前半の彩雲国物語は苦手でした。何もかもうまくいきすぎだし、秀麗もてすぎだし。
でも、この巻ではその辺がだいぶするっと納得できたというか。
構成がうまくなってますね〜。ストーリーがよく絡まってきていて、よく出来ていると思います。
タンタンくんもよかったです。お気に入りキャラになりました。
秀麗の頑張り過ぎな面もまあひっかからないといえば嘘だけど、なんとなくわかる気がします。彼女の夢はものすごく高い所にあるので、頑張り続けるのをやめて立ち止まるのが怖いから走り続けるっていうのも納得ですね。妙に共感してしまいました。
彩雲国はもともとものすごい男性優位社会みたいですので、初の女性官吏である彼女への風当たりが冷たいのは当然かと思います。まあ確かに「そこまで足引っ張らなくてもいいじゃん」「ていうか他の仕事しろ」と思わないではないですが。。。。。
それにしても魅力的なキャラクターが多いですね。キャラが多すぎで一個一個が薄くなりすぎている気もするけれど、それでも魅力的ではあります。ただ「キャラ」が「キャラ」の域を出ないのは、人間の裏側というかもっと暗い感情、醜い気持ち、卑屈な思い……など、あまり美しくない部分がほぼ欠落しているからじゃないかなぁと思います。秀麗が出来過ぎで不自然で人間らしさに乏しいと感じさせるのは、彼女が醜い部分を見せないからでしょうね。心にずしんと来る深い共感を得るにはその辺が不可欠だと思うので、相変わらずさらっとしていて少々残念です。
ライトノベルだから〜という一言で片づけてしまうにはちょっと惜しいような作品なので、もっと掘り下げて書いてほしいなと思います。リアルであるっていうのは「人間が書けている」ことだと個人的に認識しているので。
あと視点が変わりすぎて読みにくい点は相変わらずですね。背景の描写が極端に少なくてそのシーンを頭に思い描くのに苦労する点も。軽すぎる言葉遣いはそれほどひっかからないんですけど。
構成がこんなにうまくなっているんだから文章の方ももう少しよくならないかなぁ〜なんて感想持ちました。
ともあれ、新章は面白いようです。
これだけいろんなところに飛び火したストーリーがいったいどこで決着をつけるのか、気になります。
感情移入できない…
十二国記から引っ張られてこのシリーズを手に取りましたが、率直に十二国記の方が夢中になれました。特にこの巻は登場人物が更に増えて、全てのキャラの立場や心理を描写しようとしているので読んでいて混乱し、また次々に1人称が変わるので感情移入もできませんでした。含みを持たせる文章が多いので、この巻までかなり気長に読んできたつもりですが、読者無視の自己中心的な伏線放り投げははっきり言ってかなり疲れます。作者の方の自己満足では?とも思います。プロなら読者にどういう風に読まれるのかをもう一度熟考していただきたいです。
ちょっとひくけど...
茶州から王都へ戻ってきた秀麗。しかし、登場禁止の身に仕事はない。そんな秀麗に求婚者が!!!
というわけで、今回もシリアス&コミカルに話は進んでいくわけです。面白くないかと聞かれると面白い。ただ、相変わらず秀麗が頑張りすぎな上に、もてまくりなので、ひいてしまうことも確か。それに、必ず助けもあるし...コネもありまくりだし...というところに眼をつぶって読みましょう。そうしましょう。
早く続きを〜
新章のスタートです。
コミカルな中に、なにやらシリアスな伏線やらが重いです。
伏線や思わせぶりなネタ連発で、繋ぎ要素がたくさんあって、不完全燃焼でした。
つまり、連続刊行(9月10月)の罠にまんまとはまりますな…
今回は悠舜がめちゃくちゃかっちょいいですねv
最初の数ページできゃあ(*>ω<*)vVってノックアウトですw
更に私の大好きな浪燕青にも惚れ直しましたv←出番ないけど
ラストの秀麗と劉輝のやりとりも可愛かったですv
実らせてあげたいなぁ…
2ヶ月で分け合える
9月、10月と2ヶ月に渡って出すそうで、今までと違って、話の外ぼりをせっせと読んだ感じです。すぐ次が読めると思うからこそ生まれる余裕も無くはない。しかし作者の人は体大丈夫ですかと言いたい。ハイペースです。
う〜ん、展開がまだ茫洋としてて…?
茶州での展開がミッシリしすぎていたからか、新章は詠めない…!
でも、このまま行ったら…どう考えても劉輝は永遠に片思いだな?
それにしても縹家との意味深な話もぶっ飛んで〜又新しい名前がワンサカ!
登場人物が…ちと多すぎと思うが?
強烈新登場人物
茶州から王都に戻った秀麗が動き出す新章開始。
秀麗だけに下った厳しい処分。
女性の身で男社会に生きる厳しさ。
恨みごとひとつ言わず頑張って、頑張って、頑張りすぎる秀麗に
燕青以外に心情を吐露できる誰かが必要だった。
彩雲国の登場人物は秀麗を始めとして、
"頑張っちゃってる"登場人物が多いので
息苦しく感じる人も多いことだろう。
でも今巻で登場したタンタンくん。
努力も頑張ることもキライな脱力系キャラ。
頑張る秀麗に巻き込まれても淡々と自分のペースを崩さず、
"綺麗でおっかない家人"静蘭にも暴言を吐ける貴重な登場人物。
そして秀麗からも静蘭からも本音を引き出せる意味においては超レア。
秀麗にとっての正義が必ずしも誰にとっても正義ではないと知る、
苦い巻かもしれない。
新しく登場した御史台の存在も今後気になるところ。
今までよりもずっと秀麗を身近に感じることのできる巻だった。
次巻で冗官の秀麗と蘇芳(タンタンくん)がどうなるのか、楽しみ。
タンタンくんの他にもいろいろ強烈な新登場人物が出て来てます。
面白いんです。面白いんですが…
彩雲国はどの巻もそれなりに面白いんです。
確かにこの巻も面白いんですが、やはりどんな困難が秀麗に降り懸かっても読んでいてハラハラしないんですよね。(悪い意味で…)
神懸かり的な奇跡が起こるって云うか、絶対に秀麗が不幸にならないって云うか…
恵まれすぎな気がして共感できない部分が多々見受けられますし。
今回も秀麗総モテでいいかげんウンザリです。頑張っているんでしょうが、イマイチそれが伝わってこないんですよね。そこが残念です。
しかしまだ色々な伏線や謎があるようなので、これからに期待です。うまく生きてくればいいなと。
"珀明くん"と"うーさま"はいいカンジでした!
新章開始
シリーズ中一番読みやすかったのは大人組を動かせそうな人物が劉輝についたのと宮中の謀略モノへの新展開、彼女が家に戻ったおかげで場面転換が少なかったからでしょうか。茶州、影月編では二元中継が多くなっていたなど関係なくこの新章から急に上手くなったと感じたのは気のせいでしょうか。
秀麗の「できすぎくん」ぶりに対する緩衝材としてゆるい男子が投入、それでも静蘭が気に入っている時点でただ者ではない。その位徹底して思ったことしか言っていないし、出来ないのです。どちらにしろ生半可な人間は彼女とは向かい合えないのでしょう。
どこへ行ってもじっとしていない彼女、妨害どころかそれすら利用して検挙したあの部署の切れ者、これから先が楽しみです。
新キャラ登場で好調です
今回も、秀麗のアクティブさは健在です。
たとえ謹慎中であろうとも”自分”にできることを探しがんばる彼女の姿勢は、とても眩しいものです。
さて、今回も何人も新キャラが登場し、可愛い人や脱力系の人、ちょいむかつく人やどす黒い人…旨みが沢山です。
次の巻が楽しみです。
