- [著]雪乃 紗衣
- カテゴリ:
- 文庫 (286頁)
- ISBN:
- 4044499144
- 発売元:
- 角川書店 (2007/08/31)
- 価格:
- ¥ 540 (税込)
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 79 より
無表情にギャグをとばす葵長官が最高!
葵長官、本当にいい味出してますね。本編とは全然関係ない所で、ものすごく楽しませてもらいました。愛?平和??しかも即答!いったいどの口から、そんな言葉が。秀麗はトンチ作戦に出てるし、二人が大真面目に繰り広げるコントがツボです。おまけに、無表情に合わせて無口かと思いきや、意外によくしゃべる。前作の晏樹評には、開いた口がふさがりませんでした。
悪役ムード満点で秀麗の前に登場した皇毅ですが、別に秀麗をいじめてるわけじゃないんですよね。なんだかんだ言って、9割強クビの飛んでいた秀麗を拾ってくれた人ですし。ただ、女性差別をしない代わりに、女性擁護もしないだけで。割と「女性には優しく」キャラが目立つので冷たく見えますけれど。晏樹もきれいで素敵だけど、やっぱり葵長官がいいですね。晏樹は、どこか茶家の若様に似てますね。秀麗はあのふわふわタイプに弱いんでしょうか。
皇毅のことばかり書いてきましたが、本編はシリアスに藍家と楸瑛メインのお話です。
軽い読み物が読みたい方にはお勧めできない。
キャラが立っているからか、はたまた読み慣れてきたからか、登場人物の顔と名前が一致しないってこともなく読めました。誰だか分んなくなるという人はもう少しゆっくり読んだ方がいいかも。読み慣れてくれば全然気になりませんよ。
ここ最近一気に面白くなってきた彩雲国物語。
ほんと、飽きさせない展開ですね。
それぞれのキャラクターの内面にもグッと迫っていて、人間ドラマになりつつあるなぁと感心します。
軽く読めて楽しいだけのライトノベルからは少し成長しているようです。今までのノリを期待していると厳しく追い出されそうです。
反王家派の面々も悪い人には見えないなぁ。確かに王は頼りないですし。血筋だけに頼った王では国を治められない気がする。
御史台長官、理想の上司っぽいです。決して甘やかしはしないので怖いけれど、部下をどんどん育ててくれそう。ときどきお茶目な発言なんかもしてまじめ一辺倒でもなさそうだし。なかなか魅力的ですね。
ここまでくると、諸外国との関係が気になってきますね。まさか彩雲国だけってことはないでしょうし。他の国との外交とかもやってるのかな。外国があれば戦争にもなるし、もっともっと面白くなると思うんですが。今の彩雲国にはそれだけのものを要求してもよさそうです。
ただ、彩七家(だっけ?)と王家との関係がいまいちよく理解できない。地方豪族っぽいといえばそうだけど、それにしては力を持ちすぎているし。どうやって統治してるのかいまひとつ分からないなぁ。
これまでの事件はいつも内輪もめだったという認識をしてます。陰謀渦巻く朝廷ってのもわくわくものだけど、外国との云々というのもあったら嬉しい。政治は一国だけのものじゃないでしょうからね。
相変わらず、秀麗の体は謎めいてます。何かあるんでしょうが、まだはっきりとは分からない。恋愛面でも彼女の成長面でも、どんな結果がついても納得できそうな気がします。今の彩雲国物語ならどういう結末がついても面白いと思う。
やや頭を使って、じっくりと読めるライトノベルはなかなかないので、お気に入りのシリーズになりました。
読み捨てライトノベルをお望みなら、彩雲国物語はやめておいた方がいいでしょう。
ほかならぬ物語自体が変化しているのだから、それを受け取る読者にだって新しい姿勢が必要です。
既刊の中では、一番面白かった
いい年して娘の本の横読みから嵌ったシリーズでしたけれど、最初レビューを読んで、買うのを止めようと思ったんです。
でも買って良かった。
1部は本当に少女小説そのままで、子供じみた話言葉についていけない部分も多々ありましたが、言葉の稚拙さは、1部よりよくなっているように思います。
彩雲国の様子が、少女達の夢の国から少し大人の国に変わったようで、だから読んでいて違和感が以前より少なくなりました。
年齢に併せた成長を否定するのであれば、ドラエモンの世界で書き続けていくか、物語を終結させるかしかありません。
登場人物の多さは、主人公達の成長の証ですね。苦悩があっていいんじゃないですか。楸瑛の苦悩と龍蓮、ついでにタンタン君良かったですよ。
世界が広がったと思いますし、初めから彩七家とあった訳ですから、七家のお家事情も知りたいじゃないですか。
併せて八仙も知りたい(現在5人ですよね)
謎の人物が多くて、謎解きが楽しみです。
是非外伝の「隣の百合は白」を先に読むことをお勧めします。
2冊同時に買って、先に外伝を読んでしまったのですが、邵可の謎が解けて物語が分かりやすくなりました。
楸瑛、かっこいいです!!
完全アニメ派の私ですが、各所で「あの側近二人が離れてる」などという言葉や「十三姫が…」という情報が流れていて、気になってたまらず最新刊を購入した次第です。
ですから、これまでの小説の状態やら知らずにこの本についてだけ…ですが。
すっごくよかったと思います。
まず楸瑛、見直しました。笑
なんだかとても調子のいいお兄さんって感じで、カッコいいんだけど「好きなキャラ」にはならないままだったのですが、今回の楸瑛を見て惚れ直しました!!
そして、けっこう寂しがっている方の多い「二年間」についての感想ですが。
わたしは、それは劉輝や楸瑛が成長したことを物語っているように感じました。
ずっと見守っていた方には「え?」ということなのでしょうが、それは視野が広がったということだと思うんです。
二年前は、あれが劉輝らにとって最高の形で、彼らが思う最高のことをしたと思うのです。
だけど、成長してもっと周囲が見えるようになって、もっと最高の姿が見えるようになったからこそ、あんな言葉が出てきたのではないでしょうか。
まだ、過去の自分を認めながらも別の方法を選択できるほど大人ではないから、その二年間を否定することでしか次に進めないのでしょうけど…。
まあ、そんなことになったのは悠舜が言うように「周囲の大人のせい」だと私は思うのですけど。
というわけで、寂しいながらも子供の成長を見た感じで、私はとてもよかったと思います。
なにより、楸瑛のこれからの活躍がとても楽しみ! な最新刊でした。
登場人物多いし読みにくいけど、続きが読みたくなる作品。
表紙の楸瑛カッコイイですね〜。楸瑛好きなので彼が取り上げられて良かったです!メインキャラのうちの一人なハズなのに、その中でもあまり出てこないし他キャラとの関わりが少ないし彼がどういう人なのかというのが今までわかりにくかったのですが。
今作でそれがある程度解消されたように思いますが、もう少し厳しい鬼畜っぽいキャラになると良かったのに…なんだか中途半端な性格のキャラ決定で残念です。
楸瑛だけに言えることじゃないけど、登場人物が多すぎるせいか、それぞれのキャラを描ききれていないのが残念です。せっかくいろんなキャラがいるのに…もったいない。逆にメインキャラ以外がよく描かれている場合があったりして、誰がメインなんだかよくわからない状態。
よく他のレビューで日本語間違ってるとありますが、確かにそうかもという文章はあちこちあります。最初の頃なんて読みづらくて困りました。最近は…慣れたせいか前よりだいぶ読みやすくなったしわかりやすい文章になってきたかなと思います。このことに耐えられないという方がいらっしゃいますが、雪乃先生の個性だと思ってせっかくここまで読んでこられたので最後までお付き合いされても良いのでは?ラストも見えてきましたし。
そういえば伏線の張ってる箇所の文章、前よりわかりやすくなってきて良いですね。以前は伏線部分の文章が必要以上にわかりにくく書かれてましたし、意味のないところでもやたら難しそうに書いてあったので。
ラストへ向けて動きも活発になってきましたね。今まで大きな事件以外は片付けられてない問題が山積みでしたが、ラストへ向けてそれを片付けていこうというのがロコツにわかってきました。秀麗の病気・薔薇姫や十三姫が前面に出てきたこと・側近その1&その2の王への愛の再確認?的事件・静蘭のちちばなれ・またまた燕青の登場…。縹家の人々がさらに問題引き起こしてくれそうなところ、など。
ラストはこうなるという予想もたてやすくなりましたね。静蘭の近頃の行動&十三姫の思ったことで、静蘭王様説も少し浮上しましたがそれは本筋の伏線なのかダミー伏線なのかも気になります。秀麗の病気では影月くん活躍しそうですね。(たぶん龍蓮も)
…楸瑛、愛されるより愛するほうが好きなんですね。報われない恋にもえる人みたいですが、誰かとうまくいって欲しいです。珠翠は好きだけど、楸瑛の好みじゃないような気がします。確かに報われない恋好き同士ですが、お似合いじゃないよなあ…。胡蝶さんお日さま風味のような大人な人が似合いそうです。今までの話の流れ上、珠翠さんはずっと独身で邵可さんスキーでいたほうが無難かも。…前作だけど、何もないのに秀麗と楸瑛の馬ふたり乗りに少しドキドキしちゃいました。
タンタンあと出てこなそうな雰囲気ですが、また出て欲しいです。影月くんと少し喋り方カブってるけど。清雅はこれから活躍しそうですね。燕青・龍蓮も好きなので大活躍して欲しい!
とにかく、次巻も期待してますっ。
☆登場人物多すぎるので、絵&色つきのキャラ一覧表…欲しいですね。読んでる時、コレって誰だっけ?と何度思ったことか。
残念でなりません。
始めに目に付くのは文章の稚拙さ。ここ最近特に酷くなってきていると感じます。
そして無意味な伏線の数々。更には直ぐに回収しても構わないものすら、
引き伸ばせるだけ引き伸ばし、読者はお預け状態・・・。
内容も巻を重ねてゆくごとに薄くなっていき、この物語に最後に残るのは
増やしすぎのために矛盾・崩壊した設定のみな気がします。
長い作品だからと言えばこの様な問題点は仕方ないのかもしれませんが、
(でも普通、巻を重ねれば構成力、文章力は向上するものだと思うのですが)
明らかに以前の面白さはありません。
この作品の思い入れが強いだけに残念です。
決断!
忠誠の証・「花」を返上して、出身地である藍州へ帰ってしまった楸瑛。国王・劉輝は、楸瑛を取り戻すために、十三姫を連れて、藍州へ向かう。そして、監察御史となった秀麗も...
即位後、王位を兄に渡すことばかり考えて、何もしなかったツケが回り、側近がほとんどいない劉輝。楸瑛と李絳攸を除けば、宰相となった鄭悠舜ぐらいしか、近臣はいない。その、楸瑛に、自分より「藍家」を取られた劉輝は、楸瑛を追いかけることにするが、『「自分」のためなのか、『国王』として、なのか』を問われたときに、答えることができない。ようやく政務を執り始めたとはいえ、臣下に信頼されていない劉輝の立場は危うい。そんな甘い劉輝が、この巻で、秀麗に対しても、国王としての自分に対しても、けじめをつけようと、決意したところが、今回の大きな進歩である。そして、同様に、家と臣下の狭間で揺れていた楸瑛も自分の道を決断する。と、登場人物たちは、先に向かって進んでいるのだが、先の見えないのが、子の話の方向。秀麗の宮廷ラブロマンスなのか、女性官吏物語なのか、はたまた、彩雲国の王朝記なのか。ラブロマンスも、事件も、ファンタジーも込みこみで楽しいことは楽しいのだが、そろそろ先行きが不安に思えてくる。伏線が多いのもよいけれど、いったいどのぐらいまで続くのだろう。私は、楽しんで読んでいるし、このシリーズを割りと気に入っている。それだからこそ、終わりまできちんと持っていって欲しい。子の設定で、書きたいことはいっぱいあるのでしょうし、まだ楽しんでついていける状態ですが、そろそろ気になってきました。でも、次も楽しみです。
愛するとはお互いに見つめ合うことではなく一緒に同じ方向を見つめること
“愛するとはお互いに見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである”
こんな格言があった気がしますが、
雪乃先生曰くの「愛」も定義するならこんな感じでしょうか。
常々「愛してるだけじゃどうにもならないこともある」と作中で仰ってきた雪乃先生ですが。
今回は劉輝にその自覚が芽生えたようです。
今までは秀麗のためだけの王であろうとし、まさしく秀麗だけを見つめ周りを顧みようとしななかった劉輝。
そしてそのツケを払わねばならなくなった窮地に立たされ、逃げを打った藍州にて、
自身のために王でありたいという願いに気づきます。
「愛してる人のため」…字面的には良い感じですが、
突き詰めれば、その責任もその意思も自分には無いって言ってるのと同じですからね。
劉輝が王としての自覚に目覚めてくれて良かったです。
孤独な道ではあるけれど、
もちろん秀麗は、劉輝が目指すその先を共に見つめ、その道を共に歩んでくれるはずです。
さて。かなり手厳しい評価が多い気がしますが、
個人的には面白かったです。
皆さんが仰るように、確かに風呂敷広げすぎ感は否めませんが。
しかし何冊か読み直してみると
かなり前からそういう伏線(秀麗の体の問題も含め)は引いてあり、
窮余の一策というわけではないのかも。と思ったんですが、どうでしょう。
なんにしろ途中経過的な一冊なのでここで結論をつけず、
もう少し行く末を見守りたいものですね。
恥ずかしながら日本語的間違いは発見できず。(…というかありましたか?)
あんまり気にならないと思います…。
一気に読んでみました。
十二国記の続編が出ず、テレビのアニメでやっていたので、一気に読めるシリーズ物を読みたくて1巻から一気読みをしました。ジュニア向けノベルですので、細かいことは抜きにしますが、いろいろな短編があちこちについていたりして、すでに入手が難しい物などもあるようです。となると全部通して読みたい気持ちが、変なコレクターになってしまいそうです。小説が主で、そのアニメ本やDVDなどが出て行くのは商売上致し方ないかと思いますが、純粋にストーリーを楽しみたい読者の気持ちは無視されている気がします。雑誌の付録やCDにしかはいいていないお話、短編集などにまとめてきちんと小説として出版されることを望みます。
話としては、いったいどこまでこの話は続いていくのだろうという感じがします。茶大保の話、影月の話、現在の話、どこかで区切ってきちんと完結していった方がよいと思います。五月雨式にいろんな登場人物がでてくると、ついていけなくなる読者もいるのでは?
せっかくの世界観をもている小説なのに、全体像が見えにくいことが残念です。
雪乃さん、無理しないでくださいね
彩雲国、現時点での最新刊です。
日本語の間違いや、入り乱れた設定はどうあれ、
前作に比べて純粋に楽しめた気がします。
秀麗の不屈の闘志に元気をもらえます。
何せ、これでもか!これでもか〜!っていう試練ですからね。
でも、一番うれしかったのは楸瑛が帰ってきたことですね。
お帰り!って感じです。
ところで、次の新刊が11月に出るとのこと。
ペースが速すぎはしませんか?
雪乃さん、無理しないでくださいね。本当に…
ネタ切れと雪乃さんの体調が心配です。
