- [著]雪乃 紗衣
- カテゴリ:
- 文庫 (287頁)
- ISBN:
- 4044499152
- 発売元:
- 角川書店 (2007/11/01)
- 価格:
- ¥ 540 (税込)
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黄尚書、失恋の謎がとけました
かつて「その顔の隣で奥さんなんかやってられません」と好きな女性にこっぴどく振られたという黄尚書。しかも、こともあろうにその女性はその後黎深の奥さんになったという。あの、優しくて有能で男気のある黄尚書をふって、わがままで鬼畜で人でなしな唯我独尊男の嫁になるなんて、どんな女だ!と思っていたのですが、この短編でやっと謎が解けました。百合姫にはそんな事情があったんですね。それなら黄尚書には気の毒だけど仕方ないかも、と納得がいきました。
この話は、ちょうど黎深や鳳珠、悠舜が国試を受けたときのものですが、上位3名の彼らは、試験だというのに緊張感ゼロ。おまけに試験だというのに、青春まっさかり(笑)。まっとうな受験生が見たら殺意を催しても不思議じゃないくらいです。本当にキャラが濃いですね。彼らに比べると、秀麗や劉輝、楸瑛、絳攸といった主役級の人たちが、ものすごく常識人に見えてくるから不思議です。最初は彼らも充分個性的に見えたのに…。頑張れ、主役!
この作品は脇役がとにかくキワモノ揃いで面白いので、「悪夢の国試組」だけでなく、皇毅と晏樹、さらにはショウ太師の若かりし頃の話なども読んでみたいです。
思ってたより面白かった!!
一巻から読んでいましたが、途中でついていけなくなり、やめていました。でも今回また読み始めてよかったなという感想です。
本編同様、文章はやや稚拙……というか単純に読みにくい点が多いし、背景の描写が少なすぎてシーンが想像できないし、場面転換が多すぎて文章だけが先回りしているような感じがあります。……なんていうとダメなところばっかりみたいですが、ストーリーやキャラクターは抜群に面白い。
特に百合姫のお話はかなり笑えたし、ドキドキしながら読みました。久しぶりに面白いライトノベルが読めたなという感じでした。ライトノベルらしい恋愛モノで、満足です。
私は最初、こういう軽いノリに惹かれたんですね。本編ではまじめなので、違和感があるときが多いです。
もともと彩雲国はライトノベルですから、文章だって軽くて当然なんですよね。若者言葉も慣れてくれば違和感ありません。ただやっぱり本編では政治を扱っているものですから、読者の目が少しだけ厳しくなるのかもしれませんね。
政治闘争も面白いですけど、私はこういう軽くて楽しい彩雲国が読みたいです。っていう読者は多いんじゃないかな……。
本編って意外と恋愛要素が少ないので、これから増えていけばいいなぁ。
もうちょっと背景の描写が丁寧だとなお嬉しいんですが。
キャラクターや世界観、ストーリーが魅力的なだけに期待も大きくなってしまいます。
面白かった
今回の外伝は今までの話で特に気に入っています!!
外伝ですが、抑えておきたい一冊!
あらららら、外伝の短編集でした。
秀麗が国試を受ける前の宮廷どたばた騒動。秀麗が(仕事を終えて)去ってしまった後の劉輝に両大将軍が武術試合の話を持ってくるのだが、優勝者への副賞は恋愛徹底指南で...「恋愛指南争奪戦!」、紅家三兄弟の秘密に迫る!邵可がどうして黒狼になったのか、黎深はどうしてあんなに兄が好きなのかが明かされる!?「お伽噺のはじまりは」、黎深と百合姫のなれそめの話。絳攸との出会いや悠舜、奇人との国試前後の様子など、黎深ファン必読の物語「地獄の沙汰も君次第」、帰宅した絳攸と百合姫のショートストーリー「幸せのカタチ」の4本です。
読んでみると、邵可と黎深兄弟がメインでしたね。なぜ、名門・紅一族の筆頭長子である邵可が裏の道を歩むことになったのか、そして、その後を行くことになった黎深は...というところで、外伝ではあるものの、是非抑えておきたい一冊です。次は本編だといいなぁ
私たちはそんなに強い人間ではない。
この外伝は、久々に彩雲国物語の味が良い具合に出ています。
なので、ほどよく気を和らげたい時にはもってこいですね。
そういう意味では特に黎深様の話がオススメです!
ではなぜ星三つかというと…
第一に文章が綺麗じゃない。いち読者が生意気ですが…正直、品がなく薄っぺらなように思えます。
雰囲気を出すためにくだけた表現やカタカナ表記を多用しているのかも知れませんが、正しい日本語、多様な表現を使いつつ作品の魅力を書き表わして欲しかったです。
第二に、内容。
各キャラの「強くありたい」という想いや「成長」は感じますが、あまりに何もかも上向きベクトルすぎて共感できません。
この本のなかには強い人間しかいません。
普通の人間には弱さ、劣等感、嫉妬などなど、負の感情あることが否定されているような気がしました。
(自分の落第を及第者のせいにするような受験者なら落ちてくれて嬉しい、という台詞など。)
確かに面白かったです。
でも、それだけ。
そしてそれは「本を読む」面白さではありませんでした。
文句なしっ!!
面白かったです。特に3話目が好きです。
黎深の奥様はあのようなお方だったのですね。すっごい大好きになりました。
百合さんのような方を奥さんに出来た黎深は幸せものですよ。ホント。
時々は百合さんの話も読みたいような感じです。
書き下し
黎深と百合姫とコウの三人が愛しくてたまりません。
最近本編の内容についていけず、距離をおいていた私ですが、一気に再燃しました。
読んでいてとても楽しかったです。ただなんだかんだでちゃんとした告白をしていないなぁと、そこだけが心残です。
そしてこの外伝のようなギャグ風味が作者の持ち味でもあるんだから、本編無理矢理にシリアスにしなくても良いのに、とも思いました。
思わず笑ってしまう、そんな才能はある方だと思います。
とりあえず次巻は買ってみようかと。百合姫の再登場を願います。
2話3話が最高です。
3話入りの短編集。
短編集ということで、あまり期待せずに惰性で購入しました。
1話目は、ちょっとしたギャグ小話で、全部これ系だったらどうしようと思いましたが、2話目、3話目が素晴らしかったです。
2話目は秀麗パパの若い頃のお話。
どうして秀麗パパがああなっていったのかがわかり、どうして黎深が兄のことが好きなのかがわかります。
ラストでは思わず涙しました。
そして、3話目。
最高に素敵なお話でした。
黎深と奥さんの百合姫の馴れ初め話。
大満足の一作でした!
おすすめです!!
番外編
紅家の三兄弟好きは押さえておきたい番外編。黎深が好きになります。
文章はやっぱり読みづらいのですが昔に較べれば格段の差ではないかと。
何せ作家さん絶好調のようで短いスパンで新作がでていますから番外編でもお茶を濁されたような気がしないところが嬉しい(ただそろそ秀麗の身体の謎は知りたい)。
黎深面白すぎ!!
今回の短編集は、文句なしに面白い!!
本編がシリアスすぎるので、このコメディタッチの短編集を読むと、ほっと一息つけます。
あ、あくまでも、本編に比べてなので、内容的にはシリアスなものもありますけどね。
それに何より、作者が楽しんで書いてるのが、文章を読めばまるわかりです。
無理してシリアス書く事ないのに・・・と思ってしまいましたよ。
政治的な事とか、緻密なストーリーを練るのは、ほんとに苦手なんだなぁ・・・というのが、今回の短編を読むと、よくわかります。
さて、作者が楽しんで書いてるのだから、読者も読んでて非常に楽しかったです。
今までのは、暇見つけて読むとかしてたんですが、これは途中でやめれなかったので、一気に読んでしまいした。
今回は、今まであまりスポットが当てられてなかった人の話がかかれてますが、私は、なんといっても、黎深の話が良かったです。
秀麗ラブラブ叔父バカ丸出しの黎深の過去がわかる。・・・そう思っただけで、読んでみたくなりませんか?
そして、笑い転げたい人には、秀麗の国試前の話がオススメです。
なんとなく、惰性で買い続けてましたが、今回は、買い続けててよかった!一冊でした。
