- [著]久石 譲
- カテゴリ:
- 新書 (190頁)
- ISBN:
- 4047100617
- 発売元:
- 角川書店 (2006/08)
- 価格:
- ¥ 760 (税込)
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ユーズド商品:¥ 148 より
ちょっとお説教臭い
久石譲の音楽は、ナウシカ以来のファンだ。最近は CM でもしばしば現れ、「あ、久石譲節だ」とすぐ分かる。その久石譲が自作を語るのだと思って、勇んで買った。
が、読んでみると、抽象的な話が多くて、ちょっと退屈。期待したのは、具体的な曲や映画のエピソードだった。それが、一般的な曲つくりのプロセスや、心構えがほとんどで、最後の方は説教があったりして、彼の音楽の醍醐味が伝わってこない。まあ、期待通りでも、音楽の説明を紙でするのは、よほど曲を知っていないと仕方ないし、どうせ無理があったのかも。これは、DVD でやる仕事ですよね。おっと、そうなると著作権のクリアがとっても大変。むずかしいなあ。
プロクリエーターの思考の一端が分かる
創作に関する発想法や共同作業での対応、
本番に際しての集中法などなど、
プロのクリエーターがどう行動すればいいのか、
実体験をもとに語ってくれている。
クリエーター入門者には、きっと参考になるはず。
アーティストというより仕事人の匂い。
北野映画やジブリ作品、伊右衛門など、耳に残る少し切ない旋律の創作者「久石 譲」。
前々から音楽以外にも創作スタンスなどに親近感を感じており、一度頭の中を覗いて見たいと思っていたところだったので迷わず購入。
想像を裏切らない冷静で前向きな姿勢は分かっていても辿り着けない境地。クリエイティブに関する考えたにも痛く共感です。
終始うなづきっぱなしです。
クリエイティブな仕事をしている人におススメ!!
元々久石さんの音楽はとても好きだったので、気になって読みました。
「物凄い才能をお持ちで、それを遺憾なく発揮してるよな〜」と尊敬の念で見ていましたが、この本を読んで、久石さんがそれだけでないということがよく分かりました。
好きな音楽を作る芸術家でなく、大好きな音楽を仕事として見ている‘職人’なんだなぁと思い、その姿勢にはかなり刺激を受けました。
「毎回毎回ヒットする作品を作る=物凄い才能」と思って、彼はまさに天才だとばかり思っていたのですが、自分の好きなものを作るわけでなく、‘ビジネスとして相手に求められているものを作る’という姿勢を徹底している姿に驚きです。と言っても、もちろん彼自身の物凄い才能もあるのですが。
特に私が感銘を受けたのが、‘気分に左右されずに仕事をする’というところで、(クリエイターとしては当然のことなのですが、)‘今日は気分が乗らないから…という理由で仕事(曲作り)をしないのではなく、気分が乗ろうが乗るまいが毎日必ず仕事をする。気分に任せて仕事をするようではダメだ’ということが書いてあり、私生活の悩みが仕事のモチベーションにかなり影響を及ぼしている自分にとっては、本当に「喝!!」でした。
この本を読んで、真のクリエイターとは何か?ということが分かりました。
芸術家の本ではない、仕事人の本
自分の作りたいものを作るのは芸術家。
しかし、久石さんの仕事は映画音楽を作ることで、すべてを好きなようには作ることができない。
その中で、最高のパフォーマンスを出すことがプロの仕事だという。
しかも、常に最高のパフォーマンスを出し続けなければ仕事がなくなるという意識で、
どんな仕事も最大限自分自身を追い込んでいく。
こうした考えは、多くのビジネスマンも参考になるはずだ。
100%売りたいものではない、100%作りたいものではない、100%自由にできる仕事ではない……。
そんなのは当たり前で、その中で自分が100%の仕事をするために、何をしなければならないか。
そうした部分の仕事術は、久石さんのやり方はかなり参考になる。
常に最高の音楽を作り出す氏の仕事術は、常に最高の仕事をしなければならないビジネスマンと共通している。
ジャンルにこだわらない作曲家・久石譲さん
やっぱり久石譲さんは素晴らしいお方。ますます久石さんと久石さんの音楽が好きになりました。これからも多くの名曲をたくさん書いてほしいです。ファンの人はぜひ買っておくべきです!
青さと誠実さが久石譲の映画音楽の原点
OnTimeで氏のナウシカのBGMを聞いて以来、大林宣彦氏の映画「ふたり」等々、その旋律でこの曲は久石譲の曲だと凡そ分かるくらい、十数年前は氏のレコードを聞いていました。
その氏自身がどんな人なのか興味が湧き、本書を手にしました。
氏は「会社というシステムに入った限りは男性も女性も関係なく、社長を目指そう」と述べるほど、青くさく、でも熱い思いを持っています。
そして、映画音楽の製作にはとても真摯に真剣に全力で取り組んでいるのが本書で分かりました。
宮崎作品や北野作品の音楽に対するそれぞれの監督の裏話も掲載されており、久石譲氏自身や宮崎・北野両監督作品に興味がある方は読んで損はない本だと思います。
プロクリ
自分のクリエイターの才能を使って世間に影響を与えている人は非常にストイックだ。
そう感じました。
自分の才能を使うということは、器である身体を鍛え、適切に手を入れ、休息が必要なのだ。
プロフェッショナルなクリエイター・・・プロクリな人の言葉をとても重い。
健全な身体に健全な心が宿るとは昔の人はよくぞ言ったものです。
プロフェッショナルな人は感動を人に伝えることができる人なのだと確信した。
トップクリエイターの考えること
一応はクリエイターのハシクレである私にとって
好きな作品を多く手がけられる久石氏の考え方が
良くわかって、読んで良かったと思います。
中には賛同できない部分もありますが、一つの考
え方として参考になりました。
またいづれ読み直そうと思います。
きっと今回読んだときには気付かなかったり、理
解できなかった何かがありそうな気がしますので
感性よりも論理
創造に不可欠なのは感性だ
という言い方はありふれているが、
この本の著者久石譲はそれを否定し、
むしろ大切なのは論理的思考だと説く。
そして、論理を支えるのは知識であり体験なのだと。
面白い知見であると思う。
しかし、論理的思考の大切さを説いているこの本の
表現に、あまり論理的ではない表現が散見された。
それで星ひとつ減とさせていただく。
