新世紀エヴァンゲリオン (1) (角川コミックス・エース)

カテゴリ:
コミック (167頁)
ISBN:
4047131156
発売元:
角川書店 (1995/09)
価格:
¥ 567 (税込)
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評価: 4.5
2008
10/06
Mon

そのための貞本エヴァです

[No.23] posted by 大石正隆

アニメ版と決定的に違う点は、やはりシンジの性格であろう。アニメ版のシンジは、おとなしくて真面目で素直な優等生タイプ。それに対し、漫画版のシンジは、少しひねくれてへたれな落ちこぼれタイプ。これは、作り手の庵野秀明と貞本義行の性格の違いから来ているのだという。
因みに、新劇場版のシンジは、シンジ自体の性格が変化したというよりも、シンジを取り巻く人々の立ち位置が変化したことにより、それに対するシンジの反応が変わった、という印象を受ける。
これから我々を待ち受ける『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破・急・?』の予習の意味でも、一度読破してみてはいかがだろうか?

2008
10/05
Sun

気に入らないけど気になる作品

0.0% (0 / 3)
[No.22] posted by 人間の屑

ぼくはエヴァが正直好きではない。
なにが気に入らないのか、コミックを読んで再確認できた。
主人公に内気な少年、周囲を美少女ばかりで固め上げ(しかもどれも主人公に好意を抱いている)、挙句「世界の命運はきみにかかっている」、だ。
こういうご都合主義な舞台設定が、男性であるぼくの眼から見て、きわめて自己中心的かつ閉鎖的で気持ちが悪い。
これは作者の自己投影の結果であり、同時に受け手の自己投影の強要である。
宗教的というか洗脳的というか、やっぱりぼくは気に入らない。
主人公が登場する女の子全員とセックスする村上春樹の小説みたいな気持ち悪さを感じてしまうのだ。
とても気に入らない――だけど気になる作品ではある。
台詞の掛け合いはよくできており、名台詞と呼べるものが一巻につきひとつふたつは確実にある。
キャラクタもなるほど、容貌・内面とも魅力的な造形が施され、感情移入しやすい。
それぞれのバックボーンもしっかりしており、生命感がある。
親と子の確執、愛憎など複雑な感情もよく描写され、ATフィールドやパイロットと感覚を共有する巨大人型ロボットなど、小道具も非常によく出来ている。
某キャラが死ぬシーン(シンジがそれに深く関わる)なんて、オタ向けマンガとは思えぬやるせなさと絶望感に満ちている。
舞台設定自体は非常に感情移入しづらいが、そこからのストーリーの運び方や展開においてはたしかに秀逸。一読に値する。
閉鎖的な世界観から、受け手に対するたしかなコミュニケートを図ろうとするかのような、そんな気概を感じる一作。

2008
07/17
Thu

評価が、なぜ高いのか

0.0% (0 / 2)
[No.21] posted by ゆかた鬼太郎

僕には評価の高い意味が、よくわからない。
アニメのものを変えようとすると、おもしろくない。
めんどくさいからここに書くけど、ゲーム(PSP造られし世界)もおもしろくなかった。
画は、いうなら、動画のきれっぱし。

大人買いはやめたほうがいいですよ。
後悔するから。
したもん。

物語より、アニメの見せ方が良かったのだと気付かされた。

どれだけ評価をしても、☆2が限界。
これをみて、M−1でキングコングの評価が高かったのを思い出した。

まったくおもしろくなかったのに・・・。
俺がオカシイんか?

2008
03/21
Fri

アニメよりも綺麗なのでポイント高い。後はラストが心配。

50.0% (1 / 2)
[No.20] posted by 臼井健士

「エヴァンゲリオン」の漫画版。誤解が多いようだが、こちらの漫画がアニメの原作ではないのだ。

他の皆さんも言うように「画」に関しては貞本先生が描かれているので全く問題は無い。
特に3巻のレイの笑顔が印象的。
要は「ストーリーがどうなるか?」で、この漫画の最終的な評価を決定するのだとみて間違いない。

アスカが登場した頃は雰囲気も明るく、みんなでパーティーをしたりとシンジの性格も内に篭り過ぎないような描写が多いのは好感。父と再会した頃は「父親に捨てられたと思い込み、自分なんていつ死んでも構わないと生きることに無気力になっていた」のに、ミサトやレイ、加持やトウジ等と触れ合うことで次第に感情を吐露するようになり、レイに笑い方を教えたり、アスカの虚勢を見抜いて「もっと肩の力を抜いて生きたほうがいい」と助言をしたり、エヴァのパイロットに選ばれたトウジの不安を先輩として抱き止めたり・・・と、苦しみを感じつつも「そこから這い上がっていこうとする前向きさ」を終始感じられる点は特筆。

トウジの死後は一気に作品の雰囲気が落ち込んだが、母・ユイとの精神の触れ合いを経て物語りもいよいよ核心へと移行する。

だからこそ、ここからラストシーンへの展開はある意味「他のどんな漫画よりも重要」。
おそらくはアニメ版では批判も多いのに、こちらでは概ね好評なのは「誰もがアニメ版よりも明るく、希望あるラストシーンを望み、期待している」からに相違ないはず。

アニメ版は「賛否両論」であることを否定できない作品なので、漫画版はアニメの欠点を修正していくことでアニメ版から「正統」の地位を奪い取ることができるだろう。

そのときこそ「真のエヴァンゲリオンは漫画版だ!」と囁かれる日が到来しているに違いない。
ちょうど、劇場公開が再度行われ事が決まってアピールもしやすいはず!
作者の「遅筆」が欠点だが、今後は要注目の作品である。

2008
01/25
Fri

夢も希望もない…だけど

50.0% (1 / 2)
[No.19] posted by 夜葉

大まかな概要はTV版と同じです。

映像作品としてのエヴァに慣れ親しんでいる人にとっては
あのアニメ特有の間、ワクワクさせる音楽は漫画には表現しえない事なので少し物足りなさを感じるかもしれません。

ただ貞本さんの作画は(当然ですが)アニメの印象と全く同じな上に初号機の獣じみたスピードまでも素晴らしい迫力で描いており驚きました。カラーPの色彩も綺麗です。

シンジが反抗的でドライな人物で描かれている為細かな場面や台詞には差異があるんですが、特に ここでのシンジは生きる事に投げやり、自暴自棄のようです。
しかし何の希望もないと思っていた彼も心の奥で父に愛されたい気持ちでいっぱいだったのだと最後にミサトの前で流す涙が物語っています。 11巻まで読みましたが、1巻の最後は実にストレートで良いシーンだと思います。

2007
11/24
Sat

本作品はそのアニメのエヴァンゲリオンをベースに漫画化

66.7% (2 / 3)
[No.18] posted by やひろ

セカンド・インパクトと呼ばれるナゾの大爆発により
世界の大半の人間が死亡し、なおかつ
『使途』と呼称される正体不明の巨大生命体が襲来する……
というのが『新世紀エヴァンゲリオン』の初期プロットである。
そして、本作品はそのアニメのエヴァンゲリオンをベースに漫画化……
なのだが、見た感じ殆ど同じなのである(笑)
しかし表紙をめくったトビラ絵にとりあえず感動。
包帯を巻いたレイの絵である。
レイ=包帯というイメージは納得できるのだが、
どういうわけかこの絵は色調が赤いのである。
赤=血、青=死と結ぶことができるとするならば
この構図はいささか特殊なものであるようだ。
しかし、その違和感を消し去るくらいクオリティの高い一枚絵である。
そしてストーリーが進行していくが、
もう最初のあたりは原作と全く同じである。
ただ少し違う点を挙げるとすると、シンジがミサトの写真を見て
『ヘンな女……こいつオヤジの何?』と思ったりするなどである。
こういう違いはわずかではあるのだが、
それでも庵野監督と貞本氏では考え方が違うんだな……
と思わせるものが随所にちりばめられている。
そして、第三新東京市がせりあがるところで一巻は終わる。
ここは、原作でも感動的なシーンだった。

2007
11/11
Sun

コミックで英語版エヴァを

100.0% (1 / 1)
[No.17] posted by 職業玄人

エヴァ好きなうちの子は放っておいてもどっかで見つけて読むだろうから、先回りして買ってみた。
ただし、どうせ読むなら英語版で読ませようということで10巻まで大人買いして、まず自分で読んでいる。
トウジの関西弁が少々きたない英語に訳されてるあたり、なかなか勉強になる。

2007
09/28
Fri

アニメファンでなくとも非常におもしろいと思いました

60.0% (3 / 5)
[No.16] posted by Takaちゃん

私の世代にはガンダムファンが多かったのですが、そうした周りの流れにもさして興味を持たず過ごしてきた自分がなぜかこの本を購入することとなりました。
読んでみて「こういう世界があるのか。確かにおもしろい」というのが正直なところで、瞬く間に続巻を購入してしまいました。
この巻では戦闘で傷ついたレイの姿が衝撃的でしたし、息子であるシンジにまったく人的なおもいやりを見せない父、碇司令の冷徹さ、そもそも「使徒」って何なんだ、などいろんな疑問が生じてきました。
物語にふんだんに用意されているであろう複雑な背景をとにかく早く読み進んでいきたい一心です。

2007
09/10
Mon

エヴァは青春グラフィティだ

50.0% (1 / 2)
[No.15] posted by オールワークス主夫

コミックを読むと、とても胸にキュンとくる。
アニメでは使徒との戦闘や様々なメカに目が奪われていた。
テンポが早くてよく分からなかったところが、コミックを読むと14歳の碇シンジ君を中心とした人間ドラマであると分かる。
私の時もあった初恋の切なさや大人になる前の不安な気持ち。それを想い出させるのだ。
選ばれたエヴァのパイロットという設定によって、シンジ君達14歳の少年少女が置かれている状況をより厳しくしている。
ネルフやゼーレ等も、登場人物がみな緊迫した状況を作り出すための舞台なのだろう。
テレビアニメの25話、26話(最終話)がよく分からなかった人はコミックの購読をお勧めする。

2007
08/21
Tue

5.

33.3% (1 / 3)
[No.14] posted by シカ

エヴァコミック版の一番惜しいのは1から4までがツマラナイということだ。
だが
5を読んでみれば、否。手に取っただけでもう違う。表紙の画力だけでもう全然違う。
イラストを見ただけでは最初なんのマンガかわからないだろう。僕も実際わからなかった。そして、わからないけど猛烈に惹かれた。
5からはまさに本領発揮。壮大な世界観とは言いません。ですが、確実に鎮座している圧倒的な存在感。
1から4まで読んだだけで止らないで下さい。もったいないです。特に11は完璧です。画力、構成、コマ割り、物語。どれをとっても文句無し。
さらに、これは想像以上にシリアスな話です。
どうせオタクマンガだろ、と読んだら確実に失敗しますよ。鬱になります。病みます。だから4を読み終え、5にいくときは心の準備が必要です。


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