- [著]福井 晴敏
- カテゴリ:
- コミック (222頁)
- ISBN:
- 404713970X
- 発売元:
- 角川書店 (2007/09/26)
- 価格:
- ¥ 672 (税込)
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父子の邂逅、バナージとUCガンダムの覚醒
本書は20年程前の映画「機動戦士ガンダム・逆襲のシャア」の数年後の世界を乱歩賞作家の福井晴敏氏が、富野氏が描いたガンダムの世界観を継承・発展させながら描いており、正統なガンダム小説としても福井氏の新作小説としても十分に楽しめると思います。
軍需産業を中心に政府と癒着して成長してきたコングロマリット企業のアナハイム・エレクトロニクス(AF)社の筆頭株主として政財界に巨大な影響力を持つビスト財団の当主は財団創設者の祖父から受け継いだ「内なる可能性を持って、人の人たる力とやさしさを世界に示す」という理念実現の為、ある行動を実行に移し、主人公の少年(バナージ)と少女(オードリー)、地球連邦政府(軍)、ビスト財団、AF社、ネオ・ジオン、それぞれの思惑が交錯する中、バナージと父の邂逅、そして、彼とユニコーンガンダムの覚醒までが描かれています。
過去のガンダムの主人公アムロとカミーユの父子関係は正に富野ガンダムが我々に家族の有り様を投げかけた重要なアンチテーゼでしたが、バナージと父の魂の邂逅は福井氏であるが故に描き得た世界であり、その「必然なる偶然」と「人が持つ心のやさしさに」の描かれ方に心が打たれました。第1巻同様、21世紀の「戦争と平和」たる新ガンダム叙事詩の長いフィナーレに向けた第2章として、楽しくかつ感動を持って一気に読むことが出来ると思います。
おもしろいやん!
福井作品として、読みはじめたこの作品ですが、ぐいぐいと作品の中に引きこまれて行きます。
第一作のガンダムはなんとなく知っているので、なんとなくはわかるのですが、固有名詞にちょっと苦戦します。
ガンダムUCのHPを見ながら、MSなどの確認をしながら読み進んでいきますと、なにやらガンダムの世界観に魅せられてきます。
ガンダム、Zガンダムの続編らしいのですが、ここまでのスト-リ-が気になりだしました
ユニコーン2
2巻ということで
ついに「ヤツ」が始動します!
ここまでの
学園生活やコロニー全体の雰囲気の描写などがよく活かされています
物語は
1巻に比べてとてもよく動きます
自分的には
1巻はこの巻以降を十分に楽しむための情報を教えてくれる巻
だった風に思います
ぜひ読んでください
あの感動がまた甦るようです
もはや映像より厳しく、、、
現実のなんとおぞましいことか。本誌の少年はうつくしくも清くもなく、軟弱な青年になり、
青年は速くも老いる。これはわたくしたち大人の責任ではないか。
ガンダム富野さんの時代と福井さんガンダムには一線を引いたほうが良いのかも知れぬ。
べつに道徳的にどうとかでなく。20数年前のガンダムは鼓動がきこえているようだった。
いまのガンダムは果たしてそんな微細な内容が含まれているのか、少し心配になった。
もちろん全ての作品には良いところが沢山あるが、後をゆくということが、いかに難しい
ことかが分かる。
しかし、一読の価値はある。装丁とか内部について言わせていただくと、
カラーが多様すぎて集中できずらい。
もっと淡色を使用するほうがよいのではないか。イラストレーターのはしくれとして、
そんな感じがした。なお、ひとつ文字も大きいとたすかる。
映画もしくはOVA化を!
『亡国のイージス』『終戦のローレライ』など軍もの作品で一躍注目を浴びた福井が描き出した新たなガンダムストーリー。3年前の「シャアの反乱」はすでに遠方の過去の出来事として感じる「戦争を知らない子供たち」がある日を境に“戦争”に巻き込まれていく。いわゆるガンダムのありふれたストーリーではあるが、著者らしいリアルな戦争描写と富野色を殺さないガンダムスタイルが良く描かれており、とても読みやすかった。
昨今のアニメシリーズにはがっかりさせられ続けているだけに映画、もしくはOVA化が望まれる。
ユニコーンガンダム大地に立つ!
小説を読んでいて感謝出来たのは稀な事です…
ユニコーンガンダムが始動する場面は読んでいて興奮しました!
子供の頃に見た「ガンダム大地に立つ」のガンダム始動の興奮と、
同等の感覚を与えてくれたからです!
宇宙世紀誕生からプロローグを語り、丁寧なキャラクター描写で
主人公バナージがユニコーンガンダムのパイロットに相応しい人物で、
あることを理解させてくれたのは、小説ならではの展開だと思います!
ユニコーンモードでも圧倒的な機動性を見せつけましたが、
パイロットの思考通りに動くデストロイモードは異次元の機動性能では?
ただ機体性能だけではなくバナージもファンネルを感覚として捉え、
人の意志を感じとる等、ニュータイプの素質も見せています!
初陣からファンネルのオールレンジ攻撃を瞬間移動的にかわす、
ユニコーンガンダムは現時点で最強のガンダムだと思います?
久しぶりにガンダムは特別なオンリーワンの機体だという事を
表現してくれた傑作だと思います!…以降の展開が楽しみです…
これからが期待できるだけに
久々に読めるガンダム小説であると思う。
特に、WだGだといったのに辟易としてた人には。
ただ、科学的考証につっこんでリアリティを出そうとしているらしいのにそれが間違ってたりして興醒め。
特に気になったのが、コロニー中での重力のかかり方。
コロニーの地面に触れた瞬間に重力がかかるんじゃなくて、地面と相対速度が一致してれば重力がかかる。
もし重力がかかってないなら、コロニーの回転から独立してるので、壁や建物との相対速度が大きくなければならない。
ノーマルスーツで浮遊移動して、着地した瞬間に重力がかかってよろめく、なんて状況はあり得ない。(高速で動いている床に一瞬で速度を合わせることになる)
仕方ねぇなぁ、と減点して☆3つ
SF作家のガンダム
さすがSF作家が書いただけあって、かなりのリアリティーです。
特にコロニーの建造過程などは今まで長くガンダムに接して来ましたが、「なるほど」と納得してしまうような描写。
一年戦争からのガンダムの歴史に後付けしたはずのストーリーもまるで富野さんと最初から打ち合わせしていたかのような重厚感があります。
アニメが元とは思えないような読み応え、まさしくガンダムで育った30代に向けて作られた小説といえると思います。
難点は文庫ではないことと、何巻で完結するかということ・・・・
安彦ガンダム
この本は買って損はしません。
ところで、いつもガンダムオリジンのコミックって予約始まるの遅いのは意図的か?
もう今月16巻でるのにまだ予約できないのは不便の一言に尽きる。
これは僕らの知ってる『あのガンダム』です!
これはもう『待ってました!』の一言です。
ストーリーと展開といい、キャラクターやMSの描写といい、圧倒的なリアリズムといい、
これは僕らと同じガンダム世代の著者が描く、僕らの知ってる『あのガンダム』の続きですね。
本当に長い間、僕らが待ち望んでいた物語が、ようやく始まったという事です。
これを読まずして、何を読むのかガンダムファン!
見た目はコミックだけど読んだら実は小説だった、でもそんなの関係ねえ!
というぐらいの痛快事です。
いやぁ、ガンダムファンをやってて良かった・・・
さてストーリーですが、人間ドラマを中心としていた一巻に対し、この巻では一気にMSの戦闘シーンがメインになりました。
連邦、ネオジオン、そして物語の背景にある謎の主である、ある財団。
それぞれが抱える思惑が偶然、主人公のいるコロニーでぶつかり、そこは地獄絵図に一変しますが、
そこで描かれる人々の混乱や、主人公の少年が体験する出会い、そして主役機であるガンダムの始動シーンなど、
全てが『あのガンダム』を髣髴とさせ、たまりません。
また、ニュータイプの描写の仕方は、まるでアニメでのアムロを見ているよう。
MS同士の戦闘シーンも、目に浮かびそうなぐらいリアルな描写です。
物語はまだ始まったばかりですが、早く映像化を実現して欲しいですね。
映像化しないと罪ですよ、これは。
さらに!この巻の最後には、恐らくこの物語のキーマンである、謎の男が出てきます。
そしてこの男の登場で、一気に物語が『あのガンダム』という事が分かるのです!
(もちろん『あの子』も出てるから、この男がいなくても分かると思うけど…)
いやぁ、でもホントに嬉しくて涙が出てきますよ。
これって、誰もが待ち望んだ展開じゃないでしょうか?
結局この物語は、正統派、というよりガンダムそのものなんですよね。
また、3つの組織が交わるというのはZと同じですが、全ての組織が平等に描かれ、
一体誰が本当の主人公か分からなくなるぐらい。
それほど、個性的かつ魅力的なキャラが各組織に分配されています。
それぞれが微妙に絡まり、離れ、物語が劇的変化を遂げていき、ホントに目が離せません。
ホント、長かったなぁ。生きていれば良い事もあるんだなぁ。
ということで、☆100個ぐらいつけたいですね。
