- [著]矢立 肇
- [著]福井 晴敏
- [著]富野 由悠季
- カテゴリ:
- 単行本(ソフトカバー) (274頁)
- ISBN:
- 4047150606
- 発売元:
- 角川グループパブリッシング (2008/04/26)
- 価格:
- ¥ 672 (税込)
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ユーズド商品:¥ 399 より
アルベルトは……
安彦氏から挿絵が代わったことに文句を言ってる人が多いけど、自分も同感。しかも、うまい人だったら我慢もできるけどヘタッピ……
内容は相変わらずおもしろい。福井氏の抜群の構成力と胸をえぐるような文章もあいまって、ぐいぐい引きこまれて読んだ。これからも先が楽しみだ。
でも、ヘタな挿絵に一点減点。
ところで、冒頭の様子のおかしさを見て気付いたけど、アルベルトってバナージの〇〇〇〇の〇〇〇〇なのでは………二巻の表紙の左端のブタさん(笑)はアルベルトなんでしょ?それにしちゃあ、〇〇〇〇なあ………
邂逅、強化人間マリーダ・クルス
この物語が起承転結の流れを汲むのなら、その舞台は恐らく起(宇宙)、承(宇宙)、転(地球)、結(宇宙)となり、この第4巻は転(地球)への直前の承(宇宙)に当ります。
主要な登場人物が3巻までで出揃い、地球を舞台とする次の大展開へ繋ぐ為の本巻では、これまでの思想性と主軸ストーリー展開のスケール感という点では既刊より物足りなさを感じました。メインの見せ場は最後半のバナージとマリーダの心の邂逅(共鳴)で、それは、アムロとララァ、カミーユとフォウの系譜を組むもので、この物語の一つの(裏の)核になるべきものだと思います。
小説家、福井晴敏のファンにとっては、メッセージ性・物語展開のダイナミズムを考慮した時、この4巻は満点の出来ではないと思います。それ故、★4つとしました。
ただ、「--No.12」という言葉が登場人物から発せられた時、心が動揺し、かつて中高生時代に最も精神的影響を受けたガンダムという作品の引力のようなものを懐かしく知覚しました。
中高生時代にZ、ZZ、逆襲のシャアをオンタイムで見ていた私の世代のガンダムファンにとっては、既刊と同様に富野ガンダムの正統かつメタモルフォーゼ中の作品(宮部みゆき氏曰く、未来の若者達の「戦争と平和」)として、強くお薦めします。
通常版は表紙だけでも安彦氏なのが唯一の救い
特装版は安彦良和の書き下ろしが全くなかった…。その点では、
通常版のほうが表紙だけでも氏の書き下ろしなので嬉しい。
ガンダムUCはどうやら表紙の人物が、その巻での主役のようだ。
第一巻はバナージ=リンクスが文字通り主役だった。
第二巻はオードリー=パーン
第三巻はフル=フロンタル
第四巻はマリーダ=クルスと続く。
もう一人のヒロインであるマリーダ。
今回は彼女の存在にスポットライトが当てられる。
特装版に書いた評価は、挿絵が安彦氏でないことで辛口に
★2つになってしまったが、この度、表紙絵欲しさに通常版も購入した。
こちらの評価は★4つ(表紙の力が大きい…)になった。
こちらは表紙絵を安彦氏が手掛けたということもあるが、私自身が
「挿絵」のショックから少し立ち直ったからだというところだろうか…。
ただし、安彦氏に戻ってきてもらいたい気持ちは微動だに揺るがない。
さて、本巻であるが、主人公バナージと敵方の人間との交流が
物語の序盤を占める。
バナージとマリーダをはじめ、ネオ・ジオン側の人間との交流は、
善悪だけでは割り切れない「ガンダム」という物語の特性というか
敵役にも正義を含ませるガンダムの世界観を改めて感じさせる。
後半は白熱のMS戦が展開される。ギラ・ドーガ、ガザ、ジェガンなど
懐かしいMSも登場する。終盤、ガンダムとアンジェロのギラ=ズール、
それに続くマリーダのクシャトリヤとの一騎打ちは見ものである。
百式(ではオミットされた可変機構装備)の後継機、
可変機デルタ=プラスも初登場し、戦闘シーンも白熱する。
(Zガンダムにおいてクワトロ大尉が乗っていた百式も、実は
変形予定のMSだったのだが、その名残が背中のバインダーに残っている。
あれは、実はウェイブライダーの翼になる部分だったのだ。
変形機構は排除されたものの、基本的なデザインは踏襲されて、
細部は変更されずに実戦投入されたのだ。
その「Z計画」の幻の機体が、完成版として今回の小説には登場する。
なんとも心憎い演出ではないか…。)
改めて言うまでもないが、福井氏の筆力・文章表現力には脱帽する。
「ガンダム」が子供騙しの娯楽小説に陥ることを免れているのは、
ひとえに氏の力量、貢献によるところが大きい。
挿絵が気持ち悪い。
内容には不満は全くありません、でも小説にとって挿絵はすごく重要な物だと私は思います、小説のイメージが変わってしまったのが残念なので、厳しい評価をします。
ZZを黒歴史にしない点が好感
謎めいてた部分が少しずつ明らかになり、受動的だった登場人物たちがおのおのの
考えで能動的に動き始めました。
相変わらず筆者の描写は精緻を極めています。機械などの説明が優れていることは
既刊でわかっていたことですが、ガンダムならではのニュータイプ同士の
共感シーンも秀逸。
特に好感が持てるのは富野さん自身も黒歴史にして消したがっているように見える
ZZのエピソードがちょいちょい出てくる点。旗艦はネェル・アーガマだし。
ZZはコミカルにしすぎて他のガンダムシリーズとやや浮いている感は否めないが、
掘り起こせば魅力的な設定やキャラがたくさんあったと思います。
ZZ後消息不明のイリア・パゾムとか出てこないかなーw
本当におもしろい
これおもしろいよ。
ガンダム、Z、ZZ、逆襲のシャアを知っていることが前提だとは思いますが。
閃光のハサウェイとUC。
この2作品は必ず読みましょう。
ここへきて
まず書店でいろいろみてみると
おまけつきのバージョンはあまり売ってなかったです
数が限られているようですが…
自分はガンプラの方を持ってないので
通常版のほうを買いました.
おまけがついているほうは表紙がユニコーンガンダムです
通常版はマリーダが描かれています
で
個人的には
本の分厚さが目に入りました
前の巻とかよりも厚みがだいぶ増してます
しかし
自分はこれまでのその巻よりも早く読み終えてしまいました
内容としては
巻の題名どおり
パラオ攻略(パラオの意味は中身に書いてあります)のみなのですが
主人公バナージの成長も少し垣間見れますし
とても読み応えがありました.過去の作品へのオマージュもたくさんありますが
いろいろ
新事実が明らかになってきます!
是非前回までを熟読した後にお読みすることをお勧めします!
すごいぞユニコーン。
なんとこの本は近所の本屋で発売日に売切れていた。注目が集まってきたなあ。
さて、今作もガンダムらしさ、福井晴敏らしさ満載である。エコーズの部隊ナンバーが729と920。福井ファンは、おお!と思ったはず。そして作戦行動のシーンは、福井晴敏が得意とする描写で、臨場感や緊迫感は抜群。純粋に小説としてのレベルが高い。
ストーリーもとても盛り上がる。リディとミネバの決意・ネェルアーガマの面々のあらゆる想い・バナージとマリーダの共感・・・。見所満載。中盤から最後にかけては盛り上がりっぱなしである。さらに変形する百式まで出てきた日にゃあガンダムファンは狂喜するしかない。今後も全く目が離せない。
先日、三巻が発売されたときのサイン会に行ってきた。丁寧にサインしていただき、「今後ともよろしくお願いします」と言っていただいた。間違いなく最後までついて行きます。
胸が躍らない読者は少ないだろう
著者と同い年、所謂ガンダム世代の私にとって
トミノ監督の手によらないにもかかわらず
ひさびさに「正統な」作品を読んでいる気がした。
(挿絵の効果も大きいとは思われるが、
その点からすると本巻から部数が伸びないような気も・・・)
ファーストから30年近い年月が経過し
直木賞候補作家が作品を手掛けるまでの成長を
当時、誰が予想し得ただろうか?
本巻は第四巻。大人の事情で翻弄される中、
戦場で出遭ってしまうニュータイプたちと
無謀とも云える状況打破が、過剰な台詞とともに展開する
ファーストガンダムのオマージュに満ち満ちている。
本歌取りではあるが、
それでも圧倒的な筆力で展開される物語に
胸が躍らない読者は少ないだろう。
挿絵、付録、ストーリー
皆さん、通常版と特別版(付録付)どちらを購入しましたか?
僕は、大きく分けて3つのポイントがあると思いますので、参考にして頂ければ。
1・表紙&挿絵
本巻から、挿絵が安彦氏ではなくなりました。
ただ、通常版は安彦氏が表紙だけ書いているので、
通常版の方が今までの3巻と統一感がありますね。
特別版は、MGユニコーンの箱っぽいです。当然、合わせてるんでしょうね。
ちなみに挿絵は今までと全く違う画風で、イメージが大きく変わっています。
読者にとっては挿絵も作品を構成する大きな要素になっていたので、
少し残念ですが、かといって、作品自体が大きく変わる程の衝撃でもなく、
読後は挿絵の事なんて忘れていました。
2.付録
付録のビームガトリングガンは、個人的にはそれほどカッコいいと思えませんでした。
上述した通り、他の巻との統一感を犠牲にしても、とまでは思えず。
本巻を読むと、そもそもクシャトリア用に開発された武器という設定だし。
『出たからには揃えておかないとね』という方には良いのでしょうね、きっと。
3.ストーリー
は、もちろん同じです。やはり一番大事なのはストーリーかと。
いよいよラプラスの謎が明らかに?と思いながら読みましたが、それはまだ先のようで、
本巻では、ネオジオンに強奪されたガンダムの奪還作戦を中心に、様々な物語が
展開します。
特に今回は強化人間マリーダ・クルスにフォーカスを当てていて、これがまた面白い。
マリーダはバナージとの何気ない関わりから、少しずつその鉄のような心を開き始めますが、
ガンダム強奪作戦の最中、そのバナージと戦う事に。
そしてその戦闘中に、まるでアムロとララァのように思惟が交わされ、
その中で彼女の悲しい過去が明らかになります。ていうか、ちょっと悲しすぎます。
一方、オードリーは一大決心をし、世界を変えるべく大胆な行動に出ます。
そのオードリーとリディ少尉の関わりもまた面白い。
大きな責任と義務を持った者同士の苦悩が描かれていますが、
特に今回はリディが男を上げましたね。カッコいいです。
この辺り、淡い恋を予感させ、今後の展開に目が話せません(笑)
さらに、今回はフル・フロンタルも本格的に登場し、ストーリーを左右しています。
特に、状況を全て先読みし、掌で遊ぶがごとく余裕は、若かりし頃のシャア・アズナブルを髣髴とさせます。
Zや逆シャアもそうでしたが、やはりこういった政治劇は、30代後半を迎えたファーストファンの
欲求を満たしてくれるのではないでしょうか。
また、これは福井先生の一貫したスタンスなのですが、
いつもながら随所に他の作家さんへのリスペクトが垣間見え(るような気がして)、
個人的に好感が持てました。
映像化はまだかなぁ〜。
表紙だけは今後も安彦氏にお願いしたいなぁ〜。
