- [著]オーエン コルファー
- [原著]Eoin Colfer
- [翻訳]大久保 寛
- カテゴリ:
- 単行本 (329頁)
- ISBN:
- 4047914193
- 発売元:
- 角川書店 (2002/08)
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一流のエンターテイメント
お決まりのプロット、「正義が勝つ!妖精が愛らしくて愛と勇気と希望を・・・」という筋とは、まったくもって正反対のこのお話。
主人公は血も涙も無い、黒髪の顔色の悪いアルテミス・ファウル。歴代の犯罪一家。その標的になった妖精もまた、狡猾で人間くさいどろどろした世界に住んでいる。こんなにダークな奴らだけの世界が、目を覆いたくなるような醜いものにならないのは、作者のどこか滑稽な書き方によるだろう。悪い、醜い、ずるい、こんなにも揃っているのに、物語はウィットに満ち、どこか笑ってしまうのだ。ファウルに対しては全く感情移入できないが、だからといってどちらかといえば善の妖精側のヒロイン、ホーリーにより強く感情移入するわけではない。第三者的な立場から、人間×妖精 というとんでもない設定の対岸の火事を見ている感じがする。
いやー、面白いですよ。
私はファンタジーはあまり読まないですし、児童書については仕事で読まざるを得ないもののほとんど興味なし。善が必ず勝つようなステレオタイプな、万人を安心させるストーリーも好きではありません。
この作品は確かにファンタジーですが、ちょっとひねくれているのでダーっと読めてしまいます。続きが気になる!!
久しぶりの単日読破!良し!好し!善し!
普段読まなかったジャンルなんだけど、『アルテミス ファウル』というタイトルに、私が好きな(うんちく)めいた[匂い]を嗅ぎ取り読んでみた。おもろいいいー!いつもの読書スタイルは[何冊かの本をローテーション読み]している私・・・そうしないと一冊を読み終えるまでに飽きてしまうからなんですが・・・これは話の先が読みたくて読みたくて、一気読みしてしまった!もともとが児童書のようなので簡単なんだけど、大人でもとてもはまり込めた。主人公のアルテミスが某コミックに登場する[アル ボーエン]に被ったのは私だけだろうか・・・?
複雑(正直理解不能)
近未来の話でした。少年が犯罪を犯していくのは
おもしろかったけれど、いろいろな犯罪グッズや
人物関係などが複雑で、あまりおすすめできない
話でした。
第1巻が複雑だったので、続刊はあまり期待しませんでした。
新しいタイプのファンタジーの本?
ニヒルでダークな魅力の主人公アルテミス少年が、
テクノロジーを駆使して妖精たちを翻弄するところが、
とても魅力的なお話。
少年少女に向けたファンタジーと言えば、
「無色透明な個性の主人公・彩り豊かなファンタジー世界」
というイメージがあるので、ステレオタイプなファンタジーが
好きな私にとっては、ちょっと物足りなかったです。
ですが、テクノロジーを駆使した妖精とのやり取りは、
ファンタジーの「お約束」を知らないイマドキの子供たちにとっては、
逆にわかりやすく感じるかも。
私的には・・・・・。
悪のハリー・ポッターといわれているが夢がない。ファンタジーってきがしない。天才少年アルテミスの賢さだけが読める本みたいなかんじ。
なんとも賢い主人公のアルテミス・ファウル
こんな子どもがいるかしら???
何て思いながら読み進めていくうちに、やはりお母さんに認められたい、我が家を何とかしたいと思うアルテミスの気持ちがひしひしと伝わってきました。
こんな観点で見るとちょっと違って読めるかも?
読み終えた後は妖精文字にはまり・・・ずうっと周りに書かれた文字を読んでいました。きっと次に繋がるのね・・・と思いながら。
こんなヤツがいても楽しい!と思える一冊。結構、はまるかも?
こういうの、好きだ……
この本、悪役が12歳の天才少年という所も良いが、
なにより妖精だなぁ、と思うのは私だけかな?
これまで、妖精は(けっして魔女とはちがう)人を
助けてくれたり、願いを叶えてくれたりだったからか、この「アル
テミス・ファウル」や「バーティミアス」といった、
妖精やジンが素晴らしい技術を持ち、
人間のように欲があり、
やっぱり自分は大切で ずるがしこい
というのに惹かれた。
ダークなヒーロー登場
~主人公のアルテミス・ファウル二世は父親が行方不明、母親は精神の均衡を失って寝たきりの一見かわいそうな少年ですが、実はとんでもない悪党です。ハリーポッターのように勇気と正義感に溢れ、家族の愛情を渇望するヒーローではなく、天才的な頭脳を持ち、コンピューターを駆使し、召使いを顎で使う嫌なやつです。それでもちらほら12歳の子供らしさが見え~~隠れし憎めません。タイプとしてはバーティミアスシリーズのの少年魔法使いナサニエルに似ています。敵対する妖精もきれいでかわいい姿形をしておらず、魔法+ハイテク機器を武器とする思い切った発想です。古い伝承にSFの要素を融合した面白いシリーズだと思います。~
とまらない、やめられない!!!!!
読んだらやめられないお話です!
私はファンタジーとかを相当読んでいるのですが、こんな主人公、見たことがありません!
アルテミス・ファウル―――――、悪の天才少年。
彼は、その頭脳と力を駆使して『妖精の書』というものを見つけ出した。
そして、真の目的である妖精の誘拐に踏み出す!
この妖精たちがまたユニーク。
なんと、銃やパソコンを普通に使っているのです!
こんなお話もアリかな、と思える作品です。
SFとファンタジーの絶妙な融合
アイルランドの裏社会の御曹司、アルテミス・ファウル2世は、若干12歳にしてすでに悪の天才としての片鱗を見せていた。彼がやっと手に入れた妖精の書を使ってもくろむ次なる一手は・・・。
SFとファンタジーが融合している、という点が非常に斬新でした。SF/ファンタジーな設定が無理なく、また、その奇抜な設定だけで話を進めるのではなく、それはあくまで小道具として、プロットとストーリー展開できちっと読ませる点に好感を覚えました。面白いです。唯一の難点は、環境問題に対する筆者のややラディカルな意見がところどころに見え隠れしてしまうこと。楽しいお話を読んでいる読者として、その点だけがやや興ざめでした。
