- カテゴリ:
- コミック (289頁)
- ISBN:
- 4048534181
- 発売元:
- 角川書店 (2001/11)
- 価格:
- ¥ 1,155 (税込)
- 在庫状況:
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ユーズド商品:¥ 518 より
魅入って見入る
作者の山田章博氏は「十二国記」のキャラクターデザインを手がけられた著名なイラストレーターです。
イラストレーターの漫画ということもあってか、一つ一つのコマに力が入っています。
素人目ではありますが、「これを書くのに時間がかかるだろうな〜」とか「週刊連載は無理だよな〜」なんて思ってしまいます。
結果、読み切るのにものすごく時間がかかってしまうのです。
嬉しい悲鳴であると同時に、やっぱり嬉しい悲鳴なんですよね。
描き込みが激しい代償として、絵が入り組んでいて判別がつきにくいコマがあります。
それでも時間をかけて見分けようと努力するのは、私がこの作品を気に入っている何よりの証拠なのでしょう。
電車の中で軽めに読むには向いていません。
ある程度まとまった時間を確保して、コーヒーなんぞを飲みながらじっくり味わっていただきたい作品です。
読了した後に小説版も読み返してしまいたくなるので、かなりの時間が必要になるかもしれません。
まあ、これは私だけかもしれませんが・・・。
タッチはトーンをあまり使わずに線で陰影を表現しているので、劇画ベースに漫画風味を加えた感じでしょうか。
20年ほど前の挿絵みたいなタッチであり、子供の頃に読んだ冒険ものを想起してしまうことがしばしばあります。
いずれにしても、絵に魅入ってしまい、知らず知らずのうちに見入ってしまうのは確実です。
ファンタジー漫画の金字塔
ロードス島戦記(水野良)の魔神戦争を描いたファンタジー漫画。
山田章博氏はファンタジーを得意とする有名なイラストレータですが、
漫画とは思えないほどの素晴らしい絵の数々。
1ページ1ページがイラストのように、緻密で素晴らしい構図とタッチで描かれています。
中世の絵画や英雄譚を描いたタペストリーを思わせる画風。
人物や背景だけでなく、架空の怪物であるはずの魔神までもが、実際に存在するかのようなリアリティで迫ってきます。
作者自身が巻末で語っていますが、
「石と木の世界で、荒涼たる大地に雷鳴が轟き、暗い雲が黙々とわきたち、竜が飛ぶ」
まさにその言葉のままの世界が繰り広げられています。
初版は1994.05.20と十年以上も前になりますが、これを超えるファンタジーコミックは未だにないと思います。
通常の漫画とは違っていますので、読みづらいかもしれません。
例えるなら、連続したイラストでストーリーを描いていく本とでも言えばいいでしょうか。
そう言った点を差し引いても、素晴らしいの一言に尽きます。
ファンタジー好きでも、そうでない人にも是非、一読して貰いたい本です。
不朽の名作です。
ファンタジーというよりも叙事詩!
水野良氏の原作小説「ロードス島戦記」は読んだことがありませんが、山田章博氏の漫画ということで購入。
小説の何冊分を2冊に収めたのかは知りませんが、「多分、かなり端折られてるんだろうな」とは思いました。
「よくこれだけの情報量をこの2冊にまとめたものだ」と感心もしました。
確かに、説明不足や展開が早過ぎる等の印象はありますが、
それを補って余りある画力と画面構成はさすがです。素晴らしい。
絵の美しさやカラーの幻想的なことは言うに及ばずです。
魔物の造詣や魔人王の不気味さも、他に類を見ないものと思います。
小説を未読でも、大して問題は無いでしょう。
これはお買い得!
いやー、お買い得ですよ。山田画伯の宝物のような絵が満載です。普通の漫画だったら、2回も読めば飽きちゃいますが、この人の絵は飽きることがありません。ということは、一生楽しめるという事です。
まあ、だまされたと思って一度購入されてはいかがでしょうか。唯ひとつ難点があるとすれば、ちょっと描き込み過ぎてて読みにくい所でしょうか。
ファンタジーの世界観を王道で描いています
ストーリーは、アニメ化もされてる「ロードス島戦記」の、それ以前の6英雄の物語。
昨今のお気楽ファンタジーに 物足りなさを感じてる方に是非。
作画されてる山田章博さんの緻密な描写と存在感のある登場人物達が、読み応えのある作品に仕上がっています。
