- [イラスト]西尾 維新
- [著]take
- カテゴリ:
- 新書 (288頁)
- ISBN:
- 4061823590
- 発売元:
- 講談社 (2004/02/06)
- 価格:
- ¥ 1,365 (税込)
- 在庫状況:
- 通常24時間以内に発送
ユーズド商品:¥ 480 より
零崎双識の人間試験
人生の教科書ですよ、これ。
無人島に何持ってくって
聞かれたら、これだけは譲れないわ。
これは酷い
正直期待外れ。
強烈なキャラクターで書いていく西尾さんの作品とは思えない。三人称ということもあるが、あまりにも彼女――零崎舞織の描写が不完全ではないか。結局殺人鬼への変異という今作のもっとも伝えたいであろう部分が希薄だ。どう読んでも、あるいは何度読んでも、その過程を追えない。というより、薄口過ぎて伝わらない。私はこう勘繰ってしまうのだ。著者自身でさえ、その過程を精緻に組み上げていないのではないか、と。殺人鬼がいかなるものかを定義していないのではないか、と。なるほど分からないものは書けない。書けても読者に伝わるまい。
更に付け加えるなら展開はご都合主義としか言いようがない。零崎人識が何故登場できたのか。それを良く考えてみたい。気配で探し当てたとでも? 丁度良く長兄の危機に?
突っ込み所はまだまだあるが、しかし戯言シリーズへの愛着から星二つに。
これを見ずして戯言を語れず。
はじめに言いますが、戯言にかろうじてあった
ミステリ要素は全く期待してはいけません。
しかしそれを抜かして、面白いです。
これを見ていない戯言ファンはかわいそうと言えてしまいます。
内容は、戯言で多くは語られなかった零崎一賊の話。
変態のお兄ちゃん。
かわいい女子高生。
人間失格が出てきます。
タイトルは双識さんですし、大いに活躍はしていますが、
多くはヒロイン・無桐伊織のお話です。
女の子視点という点が西尾さんでは珍しいと思う。
ダブルダウンくらいでしょうか。
また、そういうキャラなのか人識がおいしいとこどりしてます。
『殺し名』という回収しきれなかったフラグが
見えるものになっています。
読んで損は絶対ない。
戯言を読んでいない人でも、一つの作品として
十二分に楽しめます。
正直、戯言シリーズよりおすすめ。
戯言とはまた違った面白さ
戯言シリーズに登場した零崎人織くんの一族である、殺し名第三位の「零崎一賊」のお話。
タイトル通り、この本は零崎の長兄である零崎双織が主人公・・・と見せかけて、実は伊織ちゃんが主人公と思われます(笑)
戯言とはまた違った展開になっていて面白かったです。
伊織がだんだんと変わっていく感じがいいですね。零崎3人そろったところとか、かなりいいです。
零崎シリーズの1冊目だけあって、伊織の変化を追うことで零崎とは何だという分部をまとめている印象があります。
双織にはもっと活躍して欲しい気がするんだけど、伊織と交代って感じかな。
伊織も交えた潤との対決分部も読みたかったな。
零崎とはなんぞや
西尾維新「戯言シリーズ」で登場した零崎一族。彼らは、他の殺し名とは違う。それがゆえ、最も忌み嫌われる。
零崎人識が唯一、家族と認める零崎双識の話です。
これは戯言の知識が無くても全然楽しめます。零崎双識という殺人鬼を堪能できます。双識のキャラは濃い。西尾キャラでも中々濃いほうだと思う。家族思いのお兄さん、なら単純ですが、彼らは殺人鬼。ありえないような話です。
最悪の殺人鬼集団、零崎一族とは一体何か。戯言ファン必見はさることながら、これ単体で優れた作品でもあると思います。
「殺人鬼」という単語の偏見
この本には殺人鬼が出てくるが、彼は決して殺人狂というわけではなかった。
彼は誰でも殺すというわけではなく、「殺人鬼」という単語の偏見を考えさしてくれた一冊でした。
双識さん……大好きだ!!
自殺志願(マインドレンデル)の使い手、零崎双識。二十人目の地獄(意味は不明)。もうミステリー要素は一切無く、ただただ人外バトル!!人識も出ます。かわいい妹(精神崩壊気味)も出ます。双識さん、そして西尾さん……大好きだ!!
妹萌えの小説
というのは半分嘘として。
戯言シリーズ本編と比較した時に感じる疾走感みたいなものは、
肉体を破壊するというその行為に根付いているのはもちろんだと思いますが、
それと共に零崎の特殊性それ自体に根付いていると思いました。
あと、三人称視点もそうか。
零崎の特殊性を感じながら、その鏡の向こうの特殊性も改めて感じるかもしれません。
タイミング的にはヒトクイの後で読むのがいいのかな?
異常が正常。
この話でも、他の話でもそうだが、正常、一般といった部類の人間は一蹴される。
異常が正常となり話を進めていく。
異常ともいえる家族愛、異常ともいえる考え方、異常ともいえる強さと恐怖。
こんなに破天荒だから、人は読むのかもしれない。
予測なんて出来ない、展開と結末が好きな方には、たまらない一冊です。
理想の兄かも?
戯言シリーズの主人公いっくんの大大大親友(笑)零崎人識くんのステキなファミリーが大暴れまくる戯言シリーズの外伝第一号であります。殺し名三位にして忌み嫌われ度NO.1の殺人鬼ファミリー「零崎一族」。今巻にはその長男が登場!家族想いなお兄ちゃんが囚われのかわいい妹を助け出すために命を賭けて闘います!「それでは零崎を始めよう……」てな感じの話ですな。作品の感想としては、話としては面白いが、なんとなく「零崎というブランド」に守られすぎ、という気もします。ミステリー要素が削ぎおとされた分、本編にあったいい感じの冷たさがなくなり、ただの際限なく続くだれた文章になっちゃってる気がします。これが零崎でない新キャラによる新作だったとしたら、作品のレベルは決して高くなかったと思います。どうやら外伝は外伝でシリーズ化するみたいなので、「零崎ブランド」に頼らない作品になることを期待します。とはいえ今巻の主役、最強の家族愛を持つ男、零崎双識の活躍は必見です!次巻には彼とはまたひと味違った「零崎」が登場するようですし、ぜひとも次巻が出る前には読んでおきたい一作です。とりあえず未読の方はお早めにお読み下さい!
