- [著]西尾 維新
- カテゴリ:
- 新書 (235頁)
- ISBN:
- 4061825828
- 発売元:
- 講談社 (2008/03)
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- ¥ 1,092 (税込)
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悪くない
このシリーズにしては落ち着いた雰囲気。もちろん笑える会話も、登場人物もあるが一線を画す存在感。
ただ子萩ちゃんや橙など本編を読んでいない方にはちと敷居が高い気もする。
それでも<零崎>を始めるにはよいきっかけになるかも
よかった!
<戯言>シリーズの外伝とも言える零崎一族の<人間>シリーズ第3弾です。
今回は、「零崎曲識」が主役のようですが、人識、双識、軋識に加え、無桐伊織や匂宮出夢や萩原子萩その他豪華メンバーで、<戯言>シリーズや<人間>シリーズ好きにはたまらない内容になっています。
「ランドセルランドの闘い」
曲識の戦闘能力の紹介とも言うべき作品です。敵との戦いが進むにつれ、彼の驚くべき能力が徐々に明らかになっていきます。そして、彼の魅力紹介だけでなく、人識と出夢のかけあいもあり、双識のくせ者ぶりも出ていたりで、ファンならにやっとしつつ読んでしまう作品になっています。
「ロイヤルロイヤリティーホテルの音階」
若い頃のあの人と、曲識の出会いを描いたもので、曲識が曲識となったというか、彼の「少女趣味(ボルトキープ)」というキャラを決定付けることになった事件の話です。曲識が「少女趣味」になる前であるように、双識、軋識の若い頃もちょっぴり出てきて、うわぁーという気分になります。ただ、曲識たちの戦っている敵キャラが、刀語に出てきた奴とちょっと似てるのが気になるところです。
「クラッシュクラシックの面会」
伊織の義手を得るために、曲識の元を人識が訪れて...というお話です。人識の尽くしっぷりがいいです。彼は、零崎一族でなければ、福祉関係が天職だったのでは?と思わせる介護ぶりが他の作品でも時々出てきますし、出夢にもいろいろやられまくってるところもあわせて、サド系の何かをくすぐる部分もありそうです。耐える人曲識。いいです。
「ラストフルラストの本懐」
曲識とあの人の再会です。<戯言>シリーズに描かれていなかった部分でもあるので、<戯言>シリーズを読んでる人にとっては、「あぁっ!」と思うこと間違いなし。そして、曲識の短編集のラストを飾るにふさわしい内容になってます。
それぞれで読むと、それぞれでいいのですが、四本まとめて読むとまたよいです。人間シリーズのラストは人識のお話になるとのことですが、今回の作品作品のような完成度だととても嬉しいです。期待大です。
零崎曲識が魅せる一冊の音楽
零崎シリーズ待望の三冊目です。
今回の主役は『少女趣味』こと零崎曲識です。
一見、『少女趣味』ってどーよと思いますが最後まで見たときこの名前に愛を感じてしまうほど面白かったです。
物語の構成は、全四部で読めば笑い、読み終わればほろりと泣いてしまい。
本当に零崎曲識には魅せられてしまった。
そして、次は最終巻『零崎人識の人間関係』(ザレゴトディクショナル参照)です。
西尾先生には大いに期待してます。
おもしろかったです。
人間シリーズ3冊目、曲識の登場です。
今作は、3つの時系列が存在します。
人類最強の請負人・哀川潤と狐面の男・西東天の衝突を書いた10年前の大戦争。
策師・萩原子荻と零崎一賊の戦いを書いた5年前の小さな戦争。
戯言最終作ネコソギラジカルの舞台裏での橙なる種・想影真心による零崎一賊全滅。
とても読みやすく、ネコソギで放置されていた伏線を「ここで回収すんのかよ!」といいたくなりました。西尾維新初心者にはお勧め出来ませんが(シリーズですし)文句ない出来です。
気になったところ
ペリルポイントは4冊目でちゃんと出番はあるのか?
それにしても無桐伊織はなぜ零崎舞織を名乗らないのだろう?
さらに最終作といわれる4冊目はやっぱり「零崎人識の人間失格」になるのだろうか?
追記>『零崎人識の人間関係』らしい
次回作で最終作、零崎人識の物語にも期待
零崎三天王の最後の一人、零崎曲識の物語。
時代が表紙の絵のように大体3つに分けられています。
戯言シリーズ、今までの零崎シリーズを読んできた人なら、伏線を探すことにも夢中になれる作品です。
ですが、あまりにも伏線が多いため、作者さんが回収しきれていない部分もあったかと。
例えば、ネコソギラジカル下で、人識が三人目の三天王のことを内臓(略)と言っていましたが、そんな描写は作中には見受けられません。
思わせぶりだったのが、作中でいつの間にかないことにされてしまっている、そこら辺が少し残念だったかな。
このシリーズ(?)を読んだのは初めてだけど
笑った。ちょっと泣いた。おもしろかった。
読んだ直後の感想をまとめたらこんな感じ。
個人的に曲識のキャラはかなり好きです。
今までなんとなく食わず嫌いで西尾維新さんの本は読んだことなかったのですが・・。
他の作品も読んでみようかな・・。
シリーズものらしいですが、別にこれを一番最初に読んじゃっても
大きな支障はなかったです。(^^;)若干分からないこともあったけど。
ラストは思わずしんみり
著者の人気作品『戯言シリーズ』の外伝とも言えるシリーズで,
メフィスト誌07年05月,09月,08年01月号に掲載の3話にくわえ,
書きおろしが1本の4話.掲載時にはなかったイラストも多めです.
バラバラの時代が描かれた4話が不規則に並んではいるものの,
むしろそれが効果的で,主人公が『誕生』した由縁や特徴など,
謎ばかりだった彼のことが丁寧に描かれている印象を受けますし,
各話のタイトルも,著者おなじみの言葉遊びで楽しませてくれます.
ただ,著者の最近の作品ではもはや当たり前となった掛け合い,
本作でも楽しませてはくれますが,いささか空まわりのところも.
どの作品でもこのノリでは,さすがにちょっと飽きてしまいます….
とはいえ,各話はもちろん,最終話での盛りあがりからの締めもよく,
音楽家と名乗る彼が,その最終話で奏でる『曲名』には思わずしんみり.
わずかに残された『希望』が,次の最終作でどう描かれるかにも期待です.
時系列としては,『戯言シリーズ』本編以前から終盤あたりまで,
本編はもちろん,この『人間シリーズ』と繋がるエピソードも多く,
シリーズの愛読者なら,いろいろと思い出しながら楽しめる作品です.
可もなく不可もなく安定。
特筆すべき点は特に無いんじゃないかな。
西尾維新作品として安定している一冊でした。
人間シリーズ3作目なので、読むのであれば
戯言シリーズは言うに及ばず双識、軋識を
先に読んでおくことをお勧めします。
シリーズ物を3作目だけ読む人は少ないだろうけど。
