- [著]村上 春樹
- カテゴリ:
- 文庫 (570頁)
- ISBN:
- 4061853821
- 発売元:
- 講談社 (1993/04)
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- ¥ 840 (税込)
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読むと旅に出たくなる本
海外のことをこんな目線で
おもしろおかしく
捉えられるのがすごいと思います。
なおかつ、読んだあと旅に出たくなる一冊。
旅行記
人気作家、村上春樹の旅行記です。奥様と日本を離れ、ギリシア、イタリアに滞在した3年間の記録です。観光地等ではなく、現地でアパートを借りての生活の記録です。ジョギングをしたり、買い物に行ったり、レストランやカフェで食事をしたりです。ランチア・デルタを買い、ドライブをしたりしています。当然、故障のエピソードもあります。滞在中、翻訳をしたり、ノルウェイの森を書きあげたりしています。とうてい、普通の人にはできない外国体験ですが、作家の感性が伝わり、面白い旅行記です。最初、著者も言うように、時差ボケなのか、面白くないのですが、だんだん、面白みをますので、最初で、つまらないと思い、投げ出さずに、最後まで読むのをお勧めします。こういうところ、演出なのかどうかわかりませんが、著者はすごいなあと思います。
大好きな本のひとつ
とにかく楽しくて面白い。
何がどうこう言うより、とにかく面白い。
何が面白いのかよく分からないけれど、読後感はとても良い。
村上氏のエッセイが嫌いじゃない方にはお勧めです。
旅に出たいとき読む本
日常生活に疲れ、旅に出たい、と思うときに読む本です。日記なので、好きなときに好きなページから読めます。自分では出来ない異国での長期日常的滞在への憧れや好奇心が満たされる様な気がする本です。
時間があれば何度でも読みたい
「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が、生涯の愛読書4冊を選ぶ作業において、5冊目に選んだ本がこれ、とのこと。
日本を飛び出した梅田氏が、さらにシリコンバレーで独立を決心した時の心の内を、今あらためてこの本に見い出した
らしい。というようなことを知って、さっそく読みました。
ギリシアの田舎では家々の白い壁と教会が、港町では潮の香りと新鮮な魚が、イタリアのワインではその色合いが、
読んでいてありありと目に浮かぶ、実に楽しくリアルでしかも気取らない旅行記です。もちろん行ったことはありま
せんが。
しかも「ノルウェイの森」「ダンス・ダンス・ダンス」が読みたくなる、というおまけもついている。
今ではノーベル文学賞の噂まで出る著者ですが、例えば大江健三郎氏の講演集を読むと、もう難しくて話題が全然
身近じゃなくて、良くも悪しくも「いやあ、さすがですね。すごいですね」としか思えません。
しかしこの本はとても親しみやすく、しかも文章はやはりただ者ではなく、クラシック音楽やポピュラー音楽やワインや
グルメの造詣はあくまで深く、それでいて悠々自適っぽくもなく。
暇なときには何度でも読んでみたい本です。
見る力
とても楽しい本です。ギリシャにもイタリアにも行ったことがないですけど、たとえ観光で行ったとしても、また同じくらい住んだとしても、こうゆうふうには観察できないだろうと思います。村上は語り手としてすごい人だと思っていたけれど、いちばんすごいのは眼かも。
最高に面白い
はじめは何となく読み始めたんですが、はじめの「ジョルジョとカルロ」からやられてしまいました。
ジョークが最高に冴えていて電車の中でクスクス笑ってしまいました。
とくにイタリアの車について論じているところで笑えました。
執筆活動の様子(『ノルウェイの森』など)も少し伝わってきて、とても参考になりました。
村上春樹さんはとても丁寧に、そしてクールに生きてる気がしました。
村上さんファンなら必読です!
かなり分厚いのですが、すらすらと読めますから心配無用です。
観光では行かない土地やお店、シーズンオフの雰囲気、地元の人たちとの交流も満載です。
著者がどこの土地でどんな気持ちでノルウェイの森やダンスダンスダンスを書いたかも知ることができ、ファンにとってはたまりません。
陽子夫人とどんな会話をし、どんな食事を作り生活をしていたか、苦労しながらあちこちに転居する様子などすべて楽しめます。
旅が日常になったら
外国生活とはかっこいいだけのものではない、
旅する生活とは日々新しいことに出会える充実したものではない、
という現実を淡々と描いた本です。
何かをするための旅ではなく、
旅することが目的になった旅も悪くないな、と思わされます。
退屈だからホテルにこもって読書したり、
時間つぶしに島をレンタカーで一周したり、
そんな旅も悪くないな、と。
ちょっと旅行に行く時は必ず持っていく本です。
春樹氏の目線で見たイタリアとギリシャの人々は
たまらない愛おしさを感じさせてくれます。
海外暮らし
村上春樹の作品はまだあまり多くは読んでいませんが、これが今のところ一番すきです。
最初図書館で借りて読んだのですが、おもわず文庫を買ってしまいました。
私も海外に暮らした経験がありますが、国こそちがうけれどなんだかその頃のことを思い出させてくれます。
いろいろな困難があって、いらいらしたり、疲れたりするけど、でもあとになってみるとそんなことがとっても懐かしいんですよね。
あと、著者の奥様が時々でてきて、その生活がとても興味深かったです。(著者が執筆中はいったい何をしていたのかな?とか。。)
ギリシャはギリシャサラダ以外にはまったく知識がなかったのですが、この本を読んで行ってみたくなりました。
