- [著]吉川 元忠
- [著]リチャード・A. ヴェルナー
- [原著]Richard A. Werner
- カテゴリ:
- 単行本 (222頁)
- ISBN:
- 4062118688
- 発売元:
- 講談社 (2003/07)
- 定価:
¥ 1,575 (税込)- 在庫状況:
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「日本再生」への最後の劇薬!!
世界支配を狙うワシントン&ウォール街複合体と、日本の金融・政治・論壇エージェントたちの「日本潰し」を阻止せよ! ベストセラー「マネー敗戦」「円の支配者」の両雄が処方する「日本再生」への最後の劇薬!!
---以下自分なりの要約です---
成功していた日本の経済モデルを潰したのは
1.1986年〜89年にかけて福井氏率いる日銀の営業局は投機的な不動産貸付を増やすようにと全ての銀行に命令していた。
2.金融引締め政策によりデフレ・不況・倒産失業過去最高になり日本経済モデルはもうダメだと思わせた。
3.外資により日本から富が奪われかつての経済構造の最後の片鱗までもが政治改革みよって解体されつつある。
日銀は言っている事とやっている事が全く矛盾している。日本型経済モデルはアメリカの主導権を脅かすほどに大成功を収めたがゆえに解体されつつある。日銀はメディアに対して「バブルは大蔵省の政策ミスだ」と巧みに解説した。外資系へ天下る日銀マンたち。竹中はアメリカが送り込んだエージェント。構造改革とは日本の銀行と企業を外資へ売り渡す事。竹中、木村剛、日経新聞、日銀、小泉は経済戦犯。
アメリカとの共存
ネットでこの本の内容の真偽を調べてみたがよく分からなかった.
この本の通り,現在の不況の原因が日銀とアメリカにあるとして,
この本の中で欠けている視点が一つあると思う.
仮にこの本の提言通りの金融政策が取られて日本経済が再び
活性を取り戻した時に,
「日本の隆盛」=「アメリカの没落」
という図式が成り立つならば,その金融政策は永遠に実施されまい.
この本によれば,そもそも日銀が構造改革に突っ走った原因も
「日本の隆盛」=「アメリカの没落」という図式が成立してしまったことにあった.
日本が現在の苦境を脱するには,アメリカとの共存共栄の道を模索する以外,
方法がないのではないか.
日銀はまさにそういう方向へと舵をきったのだ,という見方も
できないだろうか.
しかし,その妥当性はまた別だ.
win-winの別解への模索も不可欠だろう.
陰謀を解明しても・・
日本のバブルも崩壊も、ヴェルナーは日銀が意図的に行ったと論ずる
それを、吉川が様々な角度から質問をぶつけるところから始まる対談集
正直、策略や陰謀は解明されていくと
そこに自分の踏みこめる余地があれば変化をどう起こすか楽しいだろう
でも、私には独りでどうこうできない裏の政策を見せられた感じで
不完全燃焼になる
組織の中で、上司に囲まれている下の方からすると
会社も国も勝手なことを言うても逃れられない
う~ん後味の悪い本でした
米国をもっと相対化せよ。
本書は吉川氏とヴェルナー氏の対話形式で展開される。
吉川氏は興銀におられた方なので、やはり「大蔵省=支配者」
という見解が多い。
逆にヴェルナー氏は、言うまでもなく「中央銀行=支配者」
という見解。
お互いの持論を遠慮なくぶつけ合っていて読み応え十分。
一章では、新古典派経済学の貧困・虚構や、米国のダブル
スタンダード・日本潰しの理由とその歴史について考察している。
二章では、大蔵省と日銀について議論されている。
復興金融金庫についての見方にかなり相違があり、興味深い。
大蔵省は表向き強大な支配者に見えるが、日々の金融実務
(量的政策・フロー等)については素人らしい。
三章では、歴代総理の政策をあげながら対米追従批判を展開
している。橋本龍太郎と柳沢伯夫は偉大である。
米国債についての記述を読んで、日本が「世界一の債権大国」
というのは幻想だと分かる。そして、「民営化」の果てにある
ものは、貧富差の急激な拡大である。
四章では、日独と米国の経済システムの違いを中心に、英米
の世界戦略・EUの行方・アジア中央銀行&AUの設立についても
考察している。また、吉川氏の公共事業についての提案は非常
に面白い。栃木県は参考にすべきだ。
五章では、我々納税者に負担を強いない日本経済復活のための
政策が提案されている。
不良債権問題は納税者の責任では決してないから、税金投入
など必要ないのだ。
また、米国債の2010年問題も興味深い。
全編通じて「米国をもっと相対化せよ」「最大多数の最大幸福
を実現する国民経済学を構築せよ」と主張されている。
今、これこそまさに必要とされている考え方だ。
本書の提案を強く支持する。
陰謀論ではない
本にはどのようにそして何故日本が長い不況なのか、誰がやっているのかが述べられており、著者が「虚構の終焉」で行っているように極めて科学的な検証と分析を基にして一部に言われる陰謀論ではない。日銀やその他の一部のアメリカのハゲタカファンドに日本を売り飛ばしたい人たちは、事実に対して何も言えないか著者個人を攻撃するのだろう。日本の国益をそこなう事態に目を開かせてくれるのが日本人ではなく外国人であるのは、日本の批評家のレベルが地に落ちたというか、全く情けないことだ。一読してみませんか、この本?
対談でこの手の陰謀ものの話をするのいかがなのでしょうか
刺激的なタイトルです。「謎解き平成大不況」を読んでこの本も読んでみようと思ったのですが、ちょっと期待はずれという感じでした。
だれが日本経済を殺したのか、タイトルをそう読み替えていただくと内容が出てきます。いわば犯人捜しといいますか、陰謀説なのです。
ただ中身が著者二人の対談なので、議論が深まっていかない。著者の主張は少しずつ違う部分もあるのですが、お二人ともセンセーですから、「朝まで…」のように食い違う部分をののしりあったりして、追求したりせず、何となくで進んでしまう。
内容的にも迫力を感じませんでしたし、いい放しの感じがして面白くありませんでした。犯人とされる人たちが日本経済を殺そうとしたインセンティブって何なのでしょうか。それがボクには読み解けませんでした。
「パパンがパン。誰が殺した日本経済」
うーん、でも読んでみてください
題名からして陰謀論の臭いがプンプンしています。内容も刺激的です。もはや新古典派のイデオロギーにどっぷり毒されて、その影響を無視して生きていくことはこの日本では不可能なわけですけど、この本はより広い新鮮な視角を提供してくれます。その結論や処方箋への賛否は別として、現状分析並びに過去の解説は実に生き生きとしており、経済と政治の関連、並びに国家経営のもとにあるグランドデザインを構想する重要性を、教えてくれます。うーん、知らない間にみんな私たちはアメリカのエージェントに踊らされるPAWNになっているのでしょうか?怖い結論ですね。
