- [著]大前 研一
- カテゴリ:
- 単行本 (271頁)
- ISBN:
- 4062124920
- 発売元:
- 講談社 (2004/11/05)
- 価格:
- ¥ 1,680 (税込)
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思考習慣をつけるために
大前さんの思考法の基礎の基礎くらいが垣間見える本です。
非常にわかりやすいと思います。
わかっている人ならば今更という感じのところはあるかと思いますが、内容としては
・自分に質問を投げかける ・どうして?それって本当?もしかしたら?と様々な観点で物事を考えてみる。・常に知的好奇心を持つ等、物事を深く考えるには、ロジカルシンキングを身につけるには、日ごろから考える習慣をつけてトレーニングを積む以外無いというのが結論ですね。
考える「技術」的なところでは、MECEやピラミッドストラクチャー等、フレームワーク的なものが紹介されており目新しいことは無いですが、携帯電話の下りでは、音楽・電子マネーがすべて携帯電話に統合されるということをIpodが出た当初くらいに予測しており、流石と思いました。
仮説構築と検証で考える癖をつけることの大切さ。
仮説ベースで物事を考えることが、日本の社会・教育・未来を予測するために必要だという、大前研一氏の「考える技術」についての本。「知的に仮説を構築できる能力」。「構築した仮説を裏付けるエビデンスで仮説を結論に落とし込む」。
仮説構築と検証」は、アカデミズムに特別に必要とされる道具なのではなく、一般生活、日本の社会・メディア・教育・未来予測という点で、日常的に絶対に身につけなければならないスキルだという主張。取り扱っている対象が違っているだけで、「仮説構築と検証」を行うのが”物理学””一般社会の出来事”と対象の違いに過ぎない。対象がどんなものであっても、「仮説構築と検証」というアプローチを忘れることが、どれだけの危ない橋を渡る結果になるのか。
ロジカルシンキングに関する本はたくさん出版されているけれども、大前氏の文体は、ストレート&知的で良い意味で攻撃的。あくまでビジネスマンを購買層と想定して書いている本なのだけど、アカデミズムと一般社会の枠から新たらしい枠組みへ。年功序列・終身雇用が当然のものだと思っている中年層には目新しい刺激になると思う。
仮設構築&検証という考え方が、義務教育で身につけられないというシステムに逆に絶望を感じてしまう。知ってて当然であるべき内容なんだけど、敷居の高いと思いこんで身に付けないスキル。
- 日本の学校は人の知性を壊すシステム。
とはっきり言いきっている箇所に爽快感を感じた。教育をしっかりと変えて、知性的な子供たちを育てていかないとならない。これからの教育は「仮説構築と検証」をしっかりと教えていかないとまずい。
科学的とはどういうことか?
論理的とはどういうことか?
反証可能性とはどういうことか?
これを子供たちに教えられる先生はどれくらいいるのだろう。
ほとんど無理の先生にこの資質がないのは容易に推論できる。
主張に具体性がある
この本に限らず大前先生の本では、主張の具体的事例が直近のトピックスを利用して説明されているので、非常に説得力があると思います。コンサルタントの書いた本は教科書的なものも多いですが、一線を画していると思います。
この本を読んで、経営コンサルティングという仕事に興味を持つようになりました。周りの情報を鵜呑みにしないで、自分の頭で考えることが今後なぜ大事になってくるのかがよく分かる本だと思います。
面食らってしまいます。
どのように考えたら良いのかはもちろん、その考え方を使って実際の社会にどのようにアプローチしたら良いのかということまで書かれています。
著者の先見性には驚かされます。(携帯電話はまさに著者の言うような様相になってきています。)
しかしそれは誰でも出来ることであると著者は言います。本書に書かれているように、日々真剣に生き、自分の脳みそを鍛えていきたいと思いました。
国家に騙されないために
平凡な題名だが、著者は友人に「題名を「国家が国民をだます時代になってきた」にしたらもっと売れたのに」と言われ、その通りだったと述懐している。論理的思考能力を身に付けるという事は、自分自身の頭で考え、回りの言う事を鵜呑みにしないという事だが、最近では騙す相手が国家になっているのだ。
年金問題、介護問題、公務員の退職金問題など、近年国家が国民を騙し続けて来た事が白日の元に曝されている。自分の身は自分の手で守るという意識がないと生きて行けないとは情けないが、それが現実だ。私が著者の本を初めて読んだのは「新・国富論」だが、その時から著者の思考方法はアメリカナイズされた論理的なもので、理論で物事を解決しようという姿勢が感じられた(その分、情緒的な日本人には受けにくい)。本書は、その基本的な論理的思考方法を述べたものだが、それを用いて何から身を守るか、あるいは何に役立てるかを考えながら読むと更に効果的だと思う。
知的に怠惰にならない
・その問題の原因は何かを明確にする
・知識がない問題に対しては、前提を作ったうえで結論を導く
・常に疑う癖をつける
などなど、論理的思考の基本が、具体例と模範解答を交えながら展開されていきます。
練習問題もあり、考えてみてから解答例をみると、
ズバリだめ解答に当てはまっていることが多く、危機感を煽られました。
論理的思考をちゃんと勉強してみようと思わせてくれたので、星5つです。
【徹底的に考えること】が重要
改めて、それを実行するためには、脳の重労働が必要だなと痛感しました。
すべては意識することから。
一言で要約してしまうと、本文中にもあった
「考える」とは、つねに質問をし、自分で答えを一生懸命見つけるということだ。
ということでしょう。
とにかくそれを論理的に、ニュースで聞いたこと、人から伝えられたことを鵜呑みにするのではなく、
一度立ち止まって考え、自分なりの答えをだすことがどだけ大事かということだと思いました。
またそういったトレーニングを日々欠かさずに行えば誰にでもできるものなので、日々の努力の積み重ねを
しなさい、と練習問題もちょこちょことついています。
この本を読んで実践するかしないかは自分次第。
自分の人生は自分で考えて決めたいものですよね。
なんとなく決まった、流されてこうなった、というのは後味の悪いものです。
この本ほとんど賛成できる内容なんですが、ところどころ疑問がわいてきます。
言葉のあやだったり、表現だったりするので
仮説 → 検証 → 実験
の流れを頭の中で繰り返し行いなさい、という一番の主張に違和感を感じることはないのですが、
読んだ後でちょっとひっかかる部分はあるかもしれません。
たとえば、
「グーグッて」という表現だとか、大前の法則でウインドウズを使いネットを始めた人は1年目にE-mail,
2年目にパワーポイント,3年目に検索エンジンを使い始めるなんてビジネスマンはそうかもしれませんが、
今じゃとりあえずネットを使ってみる人の方が大多数のような・・・。
また社会や政治、企業の問題について解説をしていますが企業の問題と違って政治は論理だけでは片付きません。
問題の指摘は間違っていないと思いますが、企業でさえためらう部分をどうやって政府が実行するのでしょう。
政府の意思決定は、それに関係する利権を握っている人たちをいかに動かすかが重要であって、
論理では決して動いてくれません。
大前研一のこと好きですか?
本筋は巷に溢れる論理的思考を紹介した本とそれほど違いは感じなかった。
特徴は事例が具体的であることと、大前研一さんの体験談と思想がふんだんに
盛り込まれていること。おかげで読み終わったときに、やる気が沸く一冊でした。
大前研一さんを好む人は、すべて読むことをお勧めします。
大前研一さんを嫌う人は、彼自身の功績(自慢?)を読み飛ばすことをお勧めします。
大前研一さんを知らない人は、著者が本書で「経済学者の言うことを鵜呑みにするな」と
諭しているが、経済学者を大前研一さんに置き換えて読むことをお勧めします。
私はもちろん全部読みました。
弱肉強食、米国型世界でのプロの思考ノウハウとは?
読んできた大前氏の著作の中では、「ザ・プロフェッショナル」
に次ぐ、内容のよい本ではないかと(今のところ)思います。
オレがオレが、の迫力ある文章に辟易することを我慢すれば、
大前氏の力強い筆致であらわされた、ビジネスエリート、
ビジネスプロフェッショナルとしての思考訓練には圧倒されます。
本書では、とうとう「大前の法則」とまで言ってしまっていますが、
これは、ネット時代の世界のフラット化、同質化現象を言っている
ととれます。そんな世界でビジネス世界で生き残るための大前氏の
ノウハウの結晶かもしれません。
本書の姿勢は、好きとか嫌いではなく、ビジネス世界で、
希望の年収を確保し、押し寄せる世界的な格差世界を生き抜いて
生き残りたい人には、これくらいの心構えと厳しさが
必要なのだ、というメッセージです。
そのためには、知的怠慢は許しません、過去の成功にしがみつて
いても脱落していくので、たゆまぬ訓練、知的鍛錬を、日常生活
のちょっとした工夫でも思考シミュレーションを行っていく。
本書で大前氏は、散歩くらいのんびりと、という人は、この本を
読む必要はない、とまで言い切り叱咤激励しています。
各章には、大前式練習問題付で、試してみるのも面白いです。
読めば、危機意識が高まること、請け合いです。
論理的思考
教育業界で受験の内容などでも 論理的思考といわれているが ビジネスの世界では 論理的思考がどのように捕らえられているんだろうという疑問を優しく描かれていました。専門的に深い世界観はありませんが
話しの材料にはなりそうな本でした。
