- [著]ボブ・ジョーンズ
- [翻訳]楡井 浩一
- カテゴリ:
- 単行本 (221頁)
- ISBN:
- 406212940X
- 発売元:
- 講談社 (2005/06/10)
- 価格:
- ¥ 1,500 (税込)
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衝撃的ではなかったけど
これまでゴシップ記事などに書かれていた内容を、肯定して掘り下げた感じで衝撃的な新事実は特に無かった気がします。
本当はもっと表に出ていないような秘密を知っているのかもしれないけど、さすがに著者もそこまでは暴露出来ないのかも。そんな中途半端感もありました。
マイケルは、神からもらった素晴らしい才能で世界を魅了し、当時まだ差別されていた黒人のイメージを変えた希望の星だったはずが、悪魔にも魅入られてしまったのかなという感じです。
本当に彼のパフォーマンスは桁外れに素晴らしかった!!
スーパースターになると得るものも多いけど、引き換えに失うものもすごそうですね。
それと、解雇されたら暴露するという著者の人間性は、雇う側からすると一番怖いタイプです(笑)
読む前も読んだ後もよく考えよう
まず考えるべきは、著者がこの本を書いた目的、そして結果誰が何を得たかである。
私が星一つの評価を下した理由は、まず単なる俗悪きわまる暴露本であり、題材がイメージの操作をされやすい人物であったこと。
そして何も知らない第三者の私であってもすぐ思い浮かぶ初歩的な疑問点、「この著者はなぜマイケルに解雇されたのか?」である。
どれだけ長い期間マイケルの側近であったかは問題ではない。
問題なのはこの著者がマイケルジャクソンの情報発信源として、信用に足る人物であるかどうかだ。
また細かな内容なども本当の問題ではない。
「マイケルジャクソンは有罪であった」もしくは「マイケルはやはり危険人物」といった内容の本や記事・報道などが、情報源となった者に報酬として直接的な利益をもたらしている。
裁判を終えたばかりのマイケルジャクソンはまさに今が“旬”なのである。
どうせ解雇された身である、マイケルに協力して利益を得られないなら彼を犠牲にして利益を得ようとするのは自然な流れではないか。
嘘も真実も証明は難しいし、ましてや誰も追及などしないだろう。
50歳近いマイケルに大衆が求めるものは何か?“スーパースターの没落”というのがお決まりのパターンだろう。
現実に「逸脱」したお前はアーティストなどではない!!
本書の終盤で、著者はナショナル・エンクワイアラー紙を引用している。曰く、マイケルはもはや「世界を魅了したかわいい男の子ではなく、少年にちょっかいを出す幼い男としてしか見てもらえない。」また、著者はこうも言う。「マイケルはアフリカ系アメリカ人の愛らしい子どもから、白色人種女性の醜悪な複製へと変わっていった。」
マイケルは哀れな男なのだと思う。黒人としてのコンプレックスに振り回され、奪われた子供時代を取り戻そうと足掻き、その結果、愛らしい美少年から醜い白人のパロディへと、子供を襲う憎むべきモンスターへと変貌してしまった。
しかし、いくら哀れでもマイケルの行状を擁護することは許されない。子供を虐待する小児性愛者もその多くはマイケル同様、子供時代に大人から虐待を受けていたと言われている。被害者が加害者へと転じてしまう運命の皮肉には慄然とさせられるが、しかしだからと言って弱者を傷つける行為を許容することは、絶対に許されないのだ。
『電波男』の本田透は、ルサンチマンを「萌え」へと昇華させることで自らの欲望をコントロールせよと説く。実際、通念と違って「萌えオタ」の多くは子供に手を出したりはしない。
マイケルもいのまたむつみという、アニメファンに絶大な人気を誇るアニメーターのファンであったはず。オタクとしての「素質」を備えていたはずなのだ。彼がオタクになれていれば――自らの悪しき欲望をフィクションの世界で昇華できていれば、こんな悲劇を引き起こすことはなかったのでは……と思われてならない。
筆者はマイケルが大好きなんだな
クビになったマイケルの側近が作者のいわば暴露本であるが、
35年間に渡るマイケルの振る舞いや出来事が綴られている。
はっきり言って、尽くして捨てられた人間が別れた相手に恨み事を言っているようにしか聞こえず、
読んでいるうちに「この人はマイケルにかなり未練がある」と
思えてくるのは私だけではあるまい。
原告の少年側について援護するような事を書きながら、
「私はマイケルが幼児虐待をしているところは見た事がない」と
何度も繰り返し綴っていたり、心の底では無実だと思っている様子も感じられた。
全編に渡って繰り返し同じ文章が何度も出てくるので読んでいて結構疲れた。要約したら半分以下になるだろうな。
嘘ばかり・・・
私もマイケル・ジャクソンが無罪だとは思いませんが
調べたところ彼は裁判で証言したところ、マイケル側の弁護士につっこまれ、
結局有効になった証言は無いとされています。
また、載っている情報も殆どが日本で取り上げられてきた内容であり、
正直わざわざ買うほどのものではないと思いました。
そもそも裁判で無効とされたものがあたかも真実かのように
取り上げられているのがとても胡散臭く感じました。
