- [著]酒井 順子
- カテゴリ:
- 単行本 (325頁)
- ISBN:
- 4062129884
- 発売元:
- 講談社 (2005/07/01)
- 価格:
- ¥ 1,575 (税込)
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「負け犬の遠吠え」その後
週刊現代に04年1月から05年の4月まで連載されたエッセーをまとめた本。
週刊現代というメディアの特性&著者の性格が繁栄されて、著者の他の本よりは
下ネタが多めになっています(それでもエロさを感じることはない)。
著者自身が述べているように『負け犬の遠吠え』実践編(若しくはその後編)
なので、いわゆる「負け犬」の生態が赤裸々に記されています。それと「負け犬」
な女性から見た男性の生態も。
(相手からどう見られているか?は参考になるかも)
未婚30代女性の考えを知る一例として読んでも良いでしょうし、そんなに
深く考えず日常観察エッセーとして読むのも良いでしょう。
少なくとも「ハズレ」とは無縁の出来ですので。
しかし、負け犬にもやはり階層は存在するのです。結婚はしないけど恋人が
いる・いた(著者やその友人達)。この人達は踏ん切りさえつけば結婚可能な
訳です(互いに妥協できるところ、そうでないところはあるでしょうが)。
その対極にはそれすら叶わない(恋人がいない、縁すら無い)人、真性の
「負け犬」も存在するのです。
面白さの副作用として、そういう現実を突きつけられる点、くれぐれも
御注意下さい。
モテ自慢はほどほどにしてほしい
この人のエッセイの特徴は、所々に自分の自慢話が散りばめられている
ことです。私自身は男の負け犬ですが、ハッキリ言いますと、たとえ異性
でも自慢話を、それとなく何度も聞かされるのはかなりウザイことです。
「それだけ、モテていたのならどうして今まで結婚してないいんだよ」と
勘ぐりたくもなります。
本心は自分の容姿にほとんど自信がもてないのに、「こう見えても結構、
モテてるんだぜ」というのがミエミエで、そこが逆に痛々しさを助長して
います。
モテないヤツは、男にせよ女にせよ、カネや名誉があろうがなかろうが
適齢期を過ぎても売れ残っている筈です。そこを、あえて苦しい弁明を
してしまうと、あとは自分がもがき苦しむだけだと思います。
要は、人間は自分に対しても素直になることが一番大切ではなことでは
ないでしょうか?そんなことを考えながらこの本を読ませていただきま
した。
エッジがない。
負け犬が売れたからその路線で書いてみたけれど、
だいぶタイトルからそれた回もあり、「負け犬」と同じ展開で
読み進めるとなんだ普通のエッセイじゃんという感じ。
ネタも使いまわしって感じで、週刊誌だからこの程度でいいか。
という下心が見え隠れする。
負け犬の著者と知らない、この週刊誌買う層のおじさんには
ちょうどいいのかもしれませんが、期待したほうはがっかり。
これって、自慢?
この本は言うなれば「負け犬の逆襲」という感じがしました。
ベースは「30代、未婚、恋人なし」と自虐に走ろうとしているけど、文章の端々に「貧乏臭い勝ち犬になるくらいならこ〜んなにいろんなことを経験できる負け犬のほうがよっぽどまし!」っていう空気が漂っています。
著者と同世代の既婚者には経済的にも時間的にも難しい歌舞伎・オペラ鑑賞、男女織り交ぜての集団旅行、芸能人が集うような高級レストランでの食事・・・しがない勝ち犬の私としてはつい、「これって、自慢?」と思ってしまいました。
今回の本には「負け犬」どうのこうのという考察はあまりなく、ひたすら「負け犬だから、何?業界人としてこ〜んなに成功してるのよ、私は!」というエピソードの数々がなんかもう辟易させられました。
「負け犬の遠吠え」はさくっと面白かったのに、この本は「あれ?この人ちょっとイタイ人だったの?」と思ってしまいます。
ま、でもところどころに笑えるツボはありましたけどね。
タイトルだけ見て、面白そうと買ってみた。
「負け犬の遠吠え」なんかもそうだけど、この著者の文体って割とお堅くて、理詰め感がそこはかとなく漂うところが
逆に面白かったりするんだけど、何も考えずにただ暇をつぶしたいときにはちょっと疲れるときもある。
でも、今回の本はおじさん向けに女性性を意識して書いてるからか、これまでの本より単純明快に
酒井ワールドを堪能できます。
「そうそう!分かるわー」って感じのショートエッセイ集。
でもね、、、いわゆる勝ち犬の立場から言わせてもらうと、酒井さんてやっぱ面白いんだけど、痒いとこに
手が届いてんだけど、
だけどやっぱ負け犬になっちゃうのも仕方ないかも・・・って、この本読んで更にその感を強めてしまった。
可愛い人。でも不器用だ。しかし、やっぱお友達になりたい姉さんではある。。。
話はそれちゃったけど、今までの酒井さんの本の中では個人的に一番面白いと思ったし、ワンセンテンスが短い分、
いろんな話を読めてお買い得感があった。
たとえていうなら、林真理子のショートエッセイ集に似ている感じ。
フツーのエッセイを誰が期待する?
本書を手にする誰しもが前著のあの切れ味を期待するので
しょうが、一夜にして?というかまあ単純にネタ枯渇という
ことかもしれませんが、びっくりするようなつまらなさ・退屈さ。
ライブドア堀江社長、アテネ五輪、ゴルフ藍ちゃんとか時事ネタ
に至ってはもはやフツーのエッセイ、毒気全くなし。やや自虐的に
フっ切れた感のある独特の視点から30女を書く筆致が新鮮だった
のに変われば変わるもの。この路線はもう完全に終わった、
という感じ。買ったら損します。
なんか結婚しそうだな
作者の酒井さんの作風はわりと地味でマイペースなんですが、「負け犬~」のブレイク後も相変わらずで安心しました。
この人の基本スタンスである
「もめるのは面倒だからとりあえず負けてみせる。」は本書でも一貫していて、複数のエピソードで楽しませてくれます。
ただ、文中のエピソードを読んでるとなんだかんだ言ってそのうち結婚しそうだなとも感じます。(私が男だからか?)
そうなったらなったで面白そうですが・・・
必読!「負け犬のバイブル?!」
一代センセーションを巻き起こした『負け犬の遠吠え』から約1年半。「3DK」という新しいことばを引っさげて、負け犬ねえさんが帰ってきました!『負け犬~』では、「負け犬で悪いですか?」的な開き直りが全編にわたって綴られていましたが、今作は「負け犬っていうのもねえ、開き直ってたつもりですけど、やっぱりこう、何と申しましょうか…」みたいな哀愁のようなものが感じられます。そこがまた笑えるポイントで、『負け犬』よりもさらに面白く、膝を打つ内容となっています。前作でハマった方は是非一読を!ただし、家の中での読書をおすすめします、もう油断ならないくらい笑いのツボがちりばめられていますので。
でもって、この”哀愁漂い感”は、おそらく連載時のメイン読者であるおじさま向けにまとめられた、わかりやすい”ポーズ”にすぎないのではないかとも思われます。だから、これ読んだおじさま方はくれぐれも「なんだかんだ言っても、女の幸せは結婚なんだろ」みたいな勘違いはしないでくださいね。
「ねえさん、付いていきますよ!」って言われても困るかな?
一代センセーションを巻き起こした『負け犬の遠吠え』から約1年半。「3DK」という新しいことばを引っさげて、負け犬ねえさんが帰ってきました!『負け犬~』では、「負け犬で悪いですか」的な開き直りが全編にわたって綴られていましたが、今回は「負け犬っていうのもねえ、開き直ってたつもりですけど、やっぱりこう、何と申しましょうか…」みたいな哀愁のようなものが感じられます。そこがまた笑えるポイントで、『負け犬』よりもさらに面白く、膝を打つ内容となっています。前作でハマった方は是非一読を!ただし、家の中での読書をおすすめします、もう油断ならないくらい笑いのツボがちりばめられていますので。でもって、この”哀愁漂い感”は、おそらく連載時のメイン読者であるおじさま向けにまとめられた、わかりやすい”ポーズ”にすぎないのではないかとも思われます。だから、これ読んだおじさま方はくれぐれも「なんだかんだ言っても、女の幸せは結婚なんだろ」みたいな勘違いはしないでくださいね。
わたし、独身!
週間現代連載をまとめたもの。
「負け犬の遠吠え」とはまた違った視点で、独身ライフを斬ってます。
簡単に読めて、ケタケタと笑えます。
といっても、独身ライフを「負けてますぅ~」とヘラヘラしながら余裕を持っている人じゃなきゃ笑えないかな?
「その人、独身?」は、負け犬の友達が良く言います。
この言葉を言う人って
「結婚する気ないしぃ~」と公言している人が多いような気がします。
とはいえ、やっぱり、勝ち負けはともあれ、既婚・独身はひとつのラインとなっていると思います。
