- [著]石田 衣良
- カテゴリ:
- 単行本 (220頁)
- ISBN:
- 4062130025
- 発売元:
- 講談社 (2005/07/29)
- 価格:
- ¥ 1,680 (税込)
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石田さんって、こんなもんなのかな
石田衣良さんの作品を初めて読みました。
うーん、どうなんだろう。石田さんの作品を語られる時によく見られる、都会的だとかハイソだとかオシャレな恋愛だとか、そういった雰囲気は作中にあるのだけれど、いかんせん登場人物に魅力を感じられませんでした。キャラ設定も現実味がないし、個々の心象の描写もあんまり。タイトルと帯の言葉から、もっと深い示唆のあるものを期待したのですが。
この作品を最初に読んだのが失敗だったのかも。もう少し他の作品も読んでみようと思います。
月9ドラマだと思えば・・・
細かな設定とか、出来すぎたキャラとか気になることは気になるけど読み始めてから一気に入り込んでラストまで読みきってしまった。
MGは成功したゲーム・ディレクターだが、
あまりにもその姿が格好良過ぎる。
年収は5千万〜数億。港区海岸の高級マンションに住む。
年齢は32歳と若く、どうやら身長も高く見栄えもよいらしい。
月9ドラマの登場人物みたい(笑)。
でも、私も女だからだろうか。
結構うっとり読んでしまった。
ラストもハッピーエンド。
きっとヨリは作者の理想の女性なんだろうね。
1回り年下の彼女、ってのも完全に男の妄想(笑)。
とにかく楽しく読めたから、これ以上のツッコミはやめておこう。
こっ恥ずかしい
石田衣良の独善的美学の集大成。
ハイソでアーバンで、ほんのりハードボイルド。
主人公に自己を投影しながら陶酔している石田の
姿が、行間から滲み出てくるようではないか。
鏡を見ながらマスターベーションする作者の姿を
見せられているような、こっ恥ずかし思いをしながら
ページを捲るこの苦痛。こっ恥ずかしさが怒りに
変わるのに大した時間は必要なかった。
「ゲームクリエイターは一度までなら失敗が許される」
と本文の中に書かれていたが、何度失敗作を書こうとも
「人気作家」としてメディアの中でニヤケ顔を晒すことが
できる小説家は、実にお気楽な稼業なのだと思わずにいられない。
ナイス軽薄本
いわゆる石田衣良的だと思う。
2005年のITブームの起きた六本木地区、おしゃれなウォータフロント湾岸地区
そしてTXで盛り上がった秋葉原地区、おたくにゲームにネット株、ちょこっとH、etc
そこに石田衣良のスパイスを効かせたら、
こんな感じかな?と。
出てくる人たちは庶民とは無縁も無縁で、
庶民が思う派手な人たちの世界のイメージを描きました、ってとこかな?
たまにはこういう週刊誌的なのも暇つぶしにいい。
喜多嶋隆や赤川次郎と同系統の本。
あとから思う、「そういえば2005年ってこんな感じ」的な時代本。
似たか?
石田衣良は大好きなんですよ。ただこの本は???
ゲームクリエイターとゲームモデルの女の子、東京。設定が面白そうだったので、買ってみました。もっと業界の事が書かれていれば面白かったのではないでしょうか。かといって、女の子が魅力的な訳でもなく、ちょっと変わった力が有るだけで人間的には?
アキハバラ@〜とブルータワーの合わせ技といった内容です。どうせならもっとアキハバラ@〜に似ていた方が思い切って楽しめたと思います。中古で買うには言いかもしれません。
じゃあ、なんなのさあ?
普段はこういう本を読まないカタブツですが、他人に貰って読んだので書評を書いてみます。設定は都会的で透明感があっていいのですが、「じゃあ、なんなのさあ? 何がいいたいのかねえ?」って感じ。軽く読めて暇つぶしにはいいんですけどね。
タイトルからして魅力が薄いなぁ
ゲーム・デザイナー。
三角関係。
東京のおしゃれスポット。
会社のっとり。
こんなキーワードを石田衣良というブラックボックスに突っ込んで、
そこにちょいとSF的な味付けとポーノグラフィカルな展開を加えたら、
こんな作品が出来ました。
って感じですか。
おしゃれ度も中くらい、
ストーリー性も中くらい、
描かれる世界(ゲームデザイン)も中くらい、
エロさも中くらい、
キャラクターの魅力も中くらい。
というのがこの本。
これじゃファンに見放されちゃうよ。
不愉快
設定が安易過ぎる、ゲーム業界の話は秋葉原の本の方が面白かったし
なにより女性が彼の玩具にされることを喜びを感じ受け入れ
ポルノを書きたいのかと思わせるぐらいだった
読んでいて不快感を感じた。
面白いけど内容が薄いなあ
ストーリーは最近の石田さんっぽい感じで、軽く、マンガのようなストーリー。
まあお話自体は面白いですよ。会話だけで内容が分かりますが。
気分転換や頭休めのちょうど良かったです。
甘い砂糖たっぷりのお話
魅力的だけど弱さを抱えた主人公、個性的で強さを持った美少女、肉体派の友人、金や権力を持った巨大な悪が登場。主人公たちは団結して悪を倒す、というストーリーです。
ここまで書くとわかる通り、WGPや最近出版した小説とほぼ同じパターンの話です。石田さんの型に世の中の素材を組み合わせて作ったという印象で新鮮味が感じられませんでした。また、主人公の持つ弱さが読者の共感をよぶためのあざとさに感じられてストーリーに没入できませんでした。
そして語り口調が絶妙なためにわかりにくいのですが、別な視点から見ると「金持ちの主人公が、夢を追い続けていた薄幸の美少女に恋して、美少女は主人公の財力と華やかな世界にまいってしまい、互いにそれまで支えてくれていた恋人たちを捨てる」という話で、私には捨てられた元恋人たちが気の毒に感じられて一層主人公たちのハッピーエンドぶりが納得できませんでした。
石田さんはお気に入りの作家さんで、池袋WGPで衝撃を受けて以来読み続けていました。しかし最近は軽さばかりが目に付いてしまい残念です。できれば現在の量産体制を控えて、力作を練っていただきたいのですが。最近の作品は素材の悪さを甘さでごまかした砂糖菓子という感じがして残念でなりません。
