- [著]野口 悠紀雄
- カテゴリ:
- 単行本 (303頁)
- ISBN:
- 4062135787
- 発売元:
- 講談社 (2006/10/03)
- 価格:
- ¥ 1,365 (税込)
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悪くはないですが
本書は文系タイプの方に合うような気がします。が、スケジュールがびっしりで本心から手帳や時間のノウハウを求めているという方には物足りないのではないかと思いました。著者は時間に追われるサラリーマンではありませんのでジャパニーズビジネスマンが活用するノウハウとしては、ちょっと役不足ではないかと感じたのが正直なところです。
ただし、巻末の超整理手帳の紹介(販促?)はちょっと興味が湧きました。かなりオリジナリティがある手帳のようですので文具店で手にとってみたいと思いました。
内容は殆ど同じだが、1つ位はためになる。
10年前と内容は殆ど同様であることが目次から分かり、本書は約1時間で読破した
教えられた点は、デジカメの活用である。これは、参考になる。初めて読む人には参考になることも多いと思われるが、1冊の本で新規な部分が2割あれば、良書の部類である。
複雑な仕事のスケジューリングの具体的なノウハウ
野口氏のノウハウ本は例外なく実践的な内容を読者への配慮てんこ盛りで書かれておりもちろん本書も同様。ただし、本書は超整理法や超勉強法みたいな多くの人にとって役立つノウハウ本ではなく、自由裁量が許されていて具体的な仕事内容を一言では表現しにくい職種のハードワーカー限定のノウハウ本。ノウハウ以前の問題「上役がまともな意思決定をする能力を持っていない場合は?」という問いに対しては「その組織には見切りをつけるほうがよい」の一言のみ。
手帳法というタイトルであり手帳と関連が深い内容でもあるが、直接は「タイムマネージメントをどのように行うか?」に関する内容となっている。もっとも、氏が考案した超整理手帳がスケジューリングのためのものであり説明の中心に手帳があるため、手帳の能動的な使い方に関する本とも言えなくはない。「超整理法・時間編」とかぶっているところが多いので、アイデアのエッセンスだけを望むなら本書は読む必要なし。「超整理法・時間編」との差分は、より具体的なノウハウ、各々のノウハウの根拠、インターネットやパソコンやデジカメなどとの連携に関する記述です。
手帳活用術の要点と対策。毎年この時期に読み返せる実用的な本。
スケジュールを切り盛りしたい人に向きます。
その工学的?なバックグラウンドを知りたい方には、もっと向いています。
秋になると、毎年読みなおして、新たな発見ができます。
野口先生が、時間とスケジュールに、どのように向き合っているのかがわかります。
時間をのりこなすための、実用的な工夫がしっかり読み取れるので、なっとくがいきます。
他の超○○法の延長としても十分な内容、さらに文字も大きく読みやすい。
先生のサイトと、超整理手帳の実物を手にしながら読めば、もっと理解が進むでしょう。
周りでもけっこうこの手帳を使ってる方は多いです。
進化し続ける手帳法の、副読本。読みやすさ◎です。
宣伝ではある
はっきり言ってしまえば、「超」整理手帳の宣伝。出版社も、昨年から「超」整理手帳を発売している講談社ですからね。この点からは、星1つ減らさざるを得ない。
しかし、手帳の使い方、ITとの比較、ところどころのコラムなどは、「超」整理手帳を使わない人にも参考になると思うので、星4つとする。これを機に、「超」整理手帳導入を検討してもいいだろう(私もユーザー。もっとも、他の手帳を使ったことがないので、「超」整理手帳がいちばんいいかはよくわからないが)。
プラグマティック
野口さんの著作は常にそうなのだが、実利的でわかりやすい。
反面、哲学的深さがないように思いがちだが、そういうところは通り過ぎた上でのプラグマティズムなのだ。たぶん。
手帳については毎年何が良いか迷った挙句、会社で使用しているグループウェアのスケジュールを使用することで落ち着いている。関係者の日程確認の為に使用が義務づけられているのでこればかりはしようがない。
普段はPCを持ち歩いているしネットに接続できなくてもローカルにレプリカをとっているから問題ない。
PCを持ち歩いていないときに困るが、データの一元管理の観点からは別途手帳に記入するのは望ましくない。
ということで、プリントアウトのA4用紙を閉じ込めるバインダーのようなものがあればいいのだ、という結論にしたいところ。
あとは、長期計画を一覧するにはどうしたらよいかだが、グループウェアの設計をいじって数か月分のプリントアウトが出来るようにすれば良いだろう。
というように、自分なりにどうすればよいかを主体的に考える気にさせる能動性への働きかけがあるのも野口さんの著作の良いところだ。
超整理手帳の紹介はしているが、これでなければいけない、とは言っていないところが良心的。
なんとも
1.他の手帳本執筆者の主張を批判しているが、言っている事は彼らと変わらない。
2.結論に至るまでが回りくどい。
3.これまでの集大成かと期待したが、いたる箇所で過去出版書籍の参照先を紹介しているだけ。
手帳法というより超整理法の集大成
著者は日本経済論を専門とする経済学者である一方で、その研究過程でつちかった諸情報の整理方法を「超整理法」と名づけ、積極的にその内容を開示してきた。個人的には、そのことに感謝しないといけない。「超整理法」なかりせばおそらく自分の会社での仕事は、とうに破綻をきたしていたはずだ。
本書は、「手帳法」と名づけているが、実態は「超整理法」のリニューアル版と考えた方が妥当であろう。その意味で、かつての「超整理法」を知らない新しい世代の方が、情報整理の方法を知る書として読むのにはいいのかも知れない。一方で、従来の「超整理法」派の方にはやや重複感を覚えるのかもしれない。
それでも、「デジタルカメラ」を活用する方法など、数々の新機軸も認められるので、「超整理法」10年選手の自分としても、非常に参考になる部分はあると思われた。
充実した時間をつくりだすために
「時間は自分でつくりだすもの」時間を自分のためにコントロールできるようスケジュール帳やメモ、デジタルカメラ等をうまく活用するヒントやアイデアを提示してくれる等、これからの自分の行動にとても参考になりました。やらなければならない雑事と自分が能動的にかつ創造的に使いたい時間をどのように配分するか?どうめりはりをつけるか、時間の区切りを自分で設定して変化を楽しむ。そんな時間管理スキルをうまく身につけたいものです。
本書で提案する「具体的な方法」は実践の価値あり。
筆者が提唱する、時間を一覧的に可視化することにより、時間軸の中で、将来の予定を効率的に配置する、という発想はとても参考になる。時間・スケジュールという非物質的概念を空間における配列に置き換えることにより、把握が飛躍的に容易になることは真理だと思う。
また、筆者が「竜宮城シンドローム」と呼ぶ受動的な生き方に対し、警告を発していることに感銘を受けた。私自身も、これからは、有限な時間を貴重に用いるように努力したいと痛感した。
筆者は「抽象的な忠告」ではなく「具体的な方法」の重要性を説く。8週間予定表やTo Do リスト、ITとの連携のためのA4紙折込などの手法を実際に試してみると、その方法論有用性を実感する。特にTo Doリストやメモの活用は頭の中のもやもやを取り払った感がある。
